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9号館地下展示室コンペディション
先日行われた芸祭執行部、全体会のプログラムの中で行われた9号館地下展示室企画コンペディション無事通過することができました。関係者はじめ承認して下さった皆様ありがとうございます。
全体会、ガチガチになった芸祭執行部代表者の挨拶が見もので、全体会を客観的に見ている自分に少し寂しさを覚えました。。。そして、客観的に見て初めて気づく事が多すぎて驚きました。
まぁいってしまえば詳しく新設部署の説明がなかったこととか、組織の変化、今年をどういった芸祭にするのか・・・芸祭執行部として、やりたいこと!みたいなものがはっきりプレゼン出来てたとは言い難い内容であったかと思います。でも、まぁ去年の自分達が行った初めての全体会はそんなものだったのでしょう。
初めて1000人近いムサビ生を前に壇上で長々と説明するのは辛いもんがありますよね。
皆様暖かく見守ってあげて欲しいと思います。
でもまぁ正直いえばもっと練ってこい。今までさんざん何話してたの?って思いました。個々の成長は確実に見受けられましたがやっぱりチームワークですから。。。まぁ2年生は授業も詰まってて大変とは思いますが、時間は沢山あったはず。今のままでは確実に仕事に追われるだけの執行部になってしまう。っていう心配。
なんとかする力がある人が集まっている事も今まで沢山の話し合いを重ねて努力してきている事も知っているだけに残念な気持ちです。
参加者に自分たちの全てを伝えることの出来る最初で最後の全体会だった訳です。
これからどう立て直すかもっともっと危機感を持たないとまずいのでは?と思います。
ただでさえ受け身になってしまう仕事なのに最初から受け身な感じでどうするよ。
若干厳しい事書いてますが・・・
それが私の今年の執行部に対する期待の表れです。
全てにおいて07執行部を超えるんであれば今のままではまず超えられないと思います。
今更ながら9号館地下展示室企画コンペディション略して9下コンペについて説明させていただこうかと思います。
執行部員は忙しくて説明出来ませんもんね。
ムサビには9号館地下に大展示場室、小展示室があり、また12号館地下に9号館地下の大、小展示室を凌ぐ大きな展示室があります。
ここ最近の芸祭では12号館地下展示室を
『5美術大学交流展』といってムサビ、多摩美、造形、女子美、女子短、日芸が作品を通して交流し、互いに刺激を受け一つの空間を作り上げる事をしてきています。もうすぐ10周年。この企画の課題としてはムサビだけでしかやっていないので真の5美大交流は出来ているとは言えないとこらへんですかね。まだまだ改良の余地のある企画だと感じます。
まぁ今年どうなるのか知らないのですが。。。実はこっそり手を出したい領域です。。。まぁ今は画策中で。。。具体的にどう手を出すかは秘密にしておきます。。。
そして9号館地下の大、小展示室。ここは06年度までの芸術祭で、芸祭執行部による企画展が毎年行われていました。あくまで企画展ですので、芸祭執行部企画部9下担当が企画を練り、コンセプトにそった作品を募集するといった形式のカタチでした。
それが06までの芸祭時の9下のカタチ。
そして実は9下コンペってのは去年から始まった企画でして。。。。
去年の委員長によるノリ的発言に起因していたりもします。
「あれだけでかいスペースを執行部に入ってきたばかりの一年生に面白い企画展やって!ってそのまま投げるよりも、経験を積んで『これがやりたい!』といってきた多学年の参加者に与えた方が面白いものが出来るうえに芸祭へ意欲的な参加者への配慮に繋がる!そして執行部自身の負担も減りもっとやるべき事に集中出来るんじゃない!!」
っていう感じにスタートした企画です。
狙いとしては上記ノリ発言が大部分ですが、より大きく言えば
近年芸祭では参加者の意識の違いによる作品におけるクオリティの差が出ています。
ものすごく意識の高い作品、面白い作品、見応えある作品、興味深い作品が集う中で
どうしても意識が低く、とりあえず展示している、みたいな作品が多々見受けられる現状があります。
執行部は
『やりたい!という参加者に学校から借り受けた場所を提供し、かつ平等に公平に分配し、芸祭事態を安全かつ円滑に運営する組織』
なので
作品に対しては学校側、研究室側の出す禁止事項に引っかからない限り基本ノータッチです。
ただ、やっぱり運営する立場からすれば、より高い芸術祭を目指すのは当たり前で
必然的に芸祭執行部はアクション一つ一つが参加者のやる気となり、やる気を煽り、展示を含め芸祭を全ての面で盛り上げ、次の世代に託せる状態を作り、そして芸祭をずっと後世に残すことが目的となってきます。つまり作品のクオリティの向上も常に願っている訳です。
その中で07年度の執行部の9下コンペの企画コンセプトとしては
芸祭にがっつりした作品、見応えある作品をを展示してもらうにはどうしたらいいか。という考えを発端に
まずは場所、十分な空間の提供からであると考えました。
執行部の中で9号館地下展示室を使用、運営していくなら
やる気のある参加者に提供出来る状態を作り上げ、それをコンペというカタチで提案し、
美大生の持つ負けず嫌いの性質を利用し盛り上げ、他の企画にいい影響を与え、
相乗効果で芸祭全体の活性化を目指す、というものでした。
単純に自分が参加者だったらこう使う!的な考えのもと発案し運営した訳です。
執行部の努力で参加者が参加し易く、かつ来場者も楽しみ驚ける空間を。
そして次世代により完成度を上げた状態で残せる芸術祭を。
という去年の執行部の狙いから出てきた企画です。。。。
9下地下展示室コンペディションはこうやって生まれました。
この企画は去年の結果からいえば
私の中で一言でまとめてしまえば。
まぁ悪くない
という結果です。
去年、コンペで9下を勝ち取った企画は、面白くてすごくよく。07芸祭の中でもいい影響力をもったと思います。
企画展自体は成功で、企画代表者さんには感謝してます本当に。
ただ執行部の委員長としての立場から見ると、運営においていくつか反省が残ったのも確かです。
ぬぬ。
やはり最初の段階での9下コンペの提案はなかなか認知度が低く
参加したいという参加者がなかなか出て来ず、
後から後から出てきたというのが現状でした。
しっかりとした宣伝が出来ずコンペとして成り立ったのかも疑問です。
ただ当初の狙い通り5年後10年後の芸祭を意識した企画であっただけに今年はなかなか軌道に乗ってきたと思います。
まずやる気のある面白そうな企画が出てきた事。まぁ・・・自分達の企画ほめるのもあれなんですが・・・
コンペ参加団体がどれもよかったこと。
これで今年の芸祭の9号館地下展示室が盛り上がれば来年はさらによくなるのでは??と思う訳です。
正直9下コンペって発案は実は去年の委員長だったって話でその去年の委員長がそのまま9下コンペに企画を出してるっていうと
なんか面白いですよね。
ただやっぱり去年は自分が参加者だったら。
っていう視点で発案したアイディアなんで
参加者の立場になったらコンペに出ててくるのは当然といえば当然ですよね。
誤解があると困るので先に言っておきますがヤスタカが9下使いたいから出した企画じゃなくて
9下をより有益に使う目的を模索した結果そういったカタチになった訳です。
そして去年自分の出した意図を意識した上で芸祭に貢献しつつ自分たちのやりたい事を実現していきたいと思います。
芸祭楽しみにしといて欲しいですね。
とまぁ9下はこんな感じで。。。
まぁ実は9下と同じように同じような理由でスタートした企画がもう一つと似たような理由でスタートした企画ももう一つあって、
去年からスタートした企画が9下コンペ含め3つほどあって、それらの説明もしたいのですが、時間というか文章の量的にもまた今度という感じで・・・。
そしてそろそろepaの壮大な計画をお伝えせねば・・・と。思いますので乞うご期待。こっちの説明の方が先か?
毎度の事ながら読みづらくて申し訳ないです。努力します。
次回epa説明会5/23 16時30分〜 18時10分〜
やります。この間来られなかった人用です。。。
参加希望の方待ってマース。
投稿者 : 2008年05月18日 09:43
投稿者 uto : 2008年05月18日 19:46
投稿者 ヤスタカ : 2008年05月21日 02:39
投稿者 ゆぅこ : 2008年05月22日 08:37
投稿者 ヤスタカ : 2008年05月22日 22:48
投稿者 ゆぅこ : 2008年05月23日 07:27
投稿者 ヤスタカ : 2008年05月24日 00:45
投稿者 ゆぅこ : 2008年05月24日 16:41
投稿者 ゆぅこ : 2008年05月24日 16:42