ムサビ日記 - やまなみ -

フィルム写真の現像とかプリントの作業って、かなりの時間と根気がかかるんです。
レンズをどれくらい絞って、露光秒数をいくつにして、
フィルターの数値を調整してちょうど良い色味を探したり・・・とか。
そんな風にあちこちの数値を変えながら小さく切った印画紙で何度もテストして、
最後にやっと本番で大きな紙に焼いたりします。
何故って、印画紙がめちゃめちゃ高いの！（１００枚で１万円とかなにごと）
だからちびちびと大切に使わないと自分の財布が・・・どんどん軽くなっていくっていう・・・（泣）

でも、デジタルとフィルムだと、写真に関わることすべての体感速度が全然ちがう！！っていうのが面白い！
フィルム写真の時間をかけて創り上げていく感じが新鮮で、今すっごく楽しいです。

まぁわたし計算苦手だし（写真て化学の世界だから、計算できないとツライ）、
方向オンチだし（暗室でしょっちゅう迷うし、人や部屋の柱にぶつかる）、
指先は酢酸臭くなるし（現像液のニオイ）、
慣れなくてもう大変なところはたくさんあるんだけど、
そこは不思議とだいじょうぶ、だいじょうぶって感じなのです。フシギ。

写真の授業って課題も多くてかなり大変な授業の部類に入るらしいんですが（でも他の授業も十分大変そうに見えるんだけどな・・・）、
そう言われても「え、そうなの？」って感じで、
そう思えてるってことは私やっぱり写真が好きなのかなって思って安心したりします。
苦労を苦労と思わない的な・・・
まぁ私がのんびりしてるからっていうのもあるかもしれないけど・・・はははは

ああとやっぱり個人作業の方が好きだったりするので（グループワークは胃が痛くなる・・・かくん）そういう意味でも写真は良いかなっておもいます。
でも人と関わって写真も出来上がってゆくものだから、
決して内に引きこもってて良いなんて事はないです・・・！！と自戒を込めて、言っておきますいちおう

わたし基本すごい人見知りな性格なんですが、
写真を通してすこしずつ外に開けてきたかなって最近は思ってます。良いことだー

そそういえば夏休みも課題が出ちゃってるので、休みも休まないでやらなければなのです。
真夏の暗室・・・なんか文字面が根暗な感じなのは気のせいだよね・・・

ととにかくがむばります