リアルなムサビ卒親の日常を
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アルバイトは社会の縮図?
知人の息子さんが理工学部の三年生で就活に入ります。
彼は学業の合間に飲食系のアルバイトをしていて
社交的であるため接客業にとても向いているらしいです。
そんなある日、バイト先の常連のお客さんに
飲食系プロデュースの起業をするので手伝わないかと誘われたそうです。
彼の良さを知ってのことなのでありがたい話なのでしょうが
せっかく理工系なのにもったいない・・・
そう考えるのは本人も親も迷って当然です。
アルバイトは高校卒業して初めて接した「小さな社会」。
いろんな人達に出会い、仕事を経験して
収入も得る・・・社会の縮図かなぁ。
社会人になれた気になっても世間を知らない。
人生を決めるには、まだまだ未熟に思えます。
・・・その話から
一昨年前を思い出しました。
・・・・
綿アメが浪人時代にバイトにのめり込んで
自分の道は美術ではないのかも?と悩んでました。
あげくの果てずっと通っていた画塾は夏休みで辞め
しばらく冷却期間というか考える時間をあげました。
画材は全て押し入れに放置し、バイトを続け、勉強は英会話を習う程度。
文学部やホスピタリティを学べる大学や専門学校の情報も集めました。
(進路を変えるには時間が半年しかない……焦る思いでした。)
親と同じ道を歩くことの抵抗だったのかなぁ……。
結局、悩んで元の道に進むことに決めたのは12月末頃。
そして運良くムサビに入れたわけですが
たぶん彼女の迷いはまだ消えてないでしょう。
場合によっては違う大学に変わってもいいんだよ、と言ってあります。
今は与えられた課題や授業に追われる毎日を楽しそうに過ごしてます。
ムサビを出るまでに本当にやりたい事を見つけてほしいです。
たとえ美術に関係なくとも……。
後悔して欲しくないのです。
親は応援するしかないのですから。。。