ムサビ日記 - uto -

(1)あっという間の1年間でしたか？それとも長い1年間でしたか？
えっもう？って感じです。
でもムサビにいる前のことが思い出せないくらいなので、
思い返すと濃く長かったような気もします。

(2)イメージしてたムサビ（美大）との「いいギャップ」「悪いギャップ」はなんですか？
思ったより居心地のよい場所であるということ

入る前のワクワクとか、抱いてた夢とか、入ると姿が見えなくなったこと。
でも逆に予想してなかった「おもしれー！」ってことがちょっとずつ見えてきた。「こんなものがあるんだ！？」と。

(3)入学する前にイメージしてた「自分に厳しい」生活はちゃんとできましたか？
多くの例に漏れず、まだまだぬるいです。
でもぐだぐだはしていなくて、入学前にイメージしていたことと違うことで多忙になっている。
ただ、それがよいことなのかどうかは今もよくわからない。
入学前にイメージしてた「やりたいこと」もうちょっとやってみればいいんじゃないかな。
勿論もっともっと行動的になりつつも、最低限のやることをきちんと。基本を深めたい。

(4)大学というお風呂は意外と「ぬるい」ことに気がつきましたか？
いや、ほんとですね。予想外でした。

(5)でも、お湯がぬるいのではなく「ぬるくしてお風呂に入りたい人はどうぞ」で、ぬるくしてるのは自分なんだってことに気がついてますか？
はい。
環境のせいにしちゃいけないし、環境のせいではないと薄々は気付いていました。

（４）のように思っていたのは、環境に火をつけてもらおうと思っていたからだと思います。
でも大学という場所には予想外にも火をつけてくれる人なんて誰もいない。
自分でやらないといけない。
ぬるいと感じている時点でそのぬるさは他でもない自分が作っているということに気付くべきでした。
ぬるいぬるいと馬鹿みたいに文句言っている暇なんてない。

(6)実は熱いお湯に入ってる人が沢山いることも気がついてますか？
そういう人々のことを話に聞いたり、実際に活動を聞いたりして、
凄いな遠いなと思うことがあります。
でもいざ自分がそうなろうと思うとよくわからなくて、
熱いお湯に入っている人と交流をもちたくなって動いたりもした。

(7)「周りもたいした活動してないし」って実はサボってるあなたの周りにそういう人が集まるんであって、他の周りは違うことに気がついてますか？
さぼってないひとが集まる場所が不思議でしょうがなかった。
そういうひとに出会いたいけどどこにいるのかよくわからなかった。
そういうことか。

(8)課題をちゃんとやれなかったことに対して「サークルや恋愛やバイトで忙しかったから」といつまで自分に言い訳し続けるつもりですか？
その言い訳はしませんでした。
課題が中途半端になるのも、向き合う姿勢も、すべて自分のせいだと感じていました。
実際そうなりたくなくて、計画的にはやれたつもりです。
でも製作に対する向き合い方は正直あまり満足いってない。
これからはもっとできると思う。深く、というか真摯に。
製作に対する姿勢についてこの冬にようやくすこしだけ気付くことができたから。
がんばりたい。

(9)「大学に入ったらアレをしたい。これもやりたい」がいくつできましたか？
・芸術祭執行部に入った
・ムサビコムに採用していただけた
・グループ展ができた
・尊敬する教授の授業を受けることができた
・受けたかった授業を受けることができた
・のみかい

こんなかんじかな。
たぶんこのほかのことは入学前に予想できなかったことだと思う。

(10)ムサビ日記はもちろん買いましたよね？
はい、発売後すぐに。笑
その後手羽さんから一冊いただけたので、実家と私の家に一冊ずつあります。
いい本です。手羽さんお疲れ様でした。

以上です。
この質問は確かに毒舌だなぁとおもいましたが、それこそが手羽さんのムサビに対する愛であり、
ムサビを愛してよりよくしていきたいからこそ手羽さんなりのやり方で学生にメッセージを送り、よりよく変えていこうとしているのかなとも感じます。

大学を使いこなすってどういうことなんだろうとちょっとよくわかりませんでした。
でもこの間の授業で少し目が覚めた気がするので、製作について変えていこうと思います。
でもまだまだ手羽さんのいう「きづいた」状態の学生にはなれていない気がするので精進です。

ありがとうございました