視覚伝達デザイン学科3年生。リアルな美大の日常を。
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課題と自分。
右が形態論。
「日本的風景を撮りなさい」という課題です。
先生の講義を通して「日本とはどういう国なのか」「日本的とは何か」を考えさせられ、
私はコンビニをテーマにこの作品をつくりました。
講評ではさまざまなテーマの作品が出されて面白かった。
ただ写真を撮って編集するのではなく、日本という国を見つめなおす事でその深みを知れたことが良かった。
この作品を出したら、コンビニに見られるような傾向は日本にとどまらずむしろ世界規模で起こっている事をお話してくださりました。
先生はひとりひとりのテーマに対してゆっくりと丁寧にお話をしてくださって、すごいなと思いました。
結構この課題が好きです。
この課題を終えたら、次は発展させて新しいものをやるそうです。
左は色彩論の課題。
色彩論のここら辺の課題は一年生で一番手間が掛かるんじゃないかと思う。
このように実際に絵の具を混ぜて色相環やグラデーションをつくることで、
たとえば同じホワイトの壁でもオレンジがかったホワイトだとか、青みがかったホワイトだとか、そういうことまでわかるようになるそうです。
実際、受験期に平面構成を深くつっこんで勉強した人ならば、
こういった微妙な色の違いだとか色の特性などについてだんだん体と勘で体得していけると思いますが、
これは是非持っていたい感覚です。
大変な課題が出ちまった!と思いましたが、
実際作ると楽しくなってくる。
こんなにバリエーションのある色を一気に使う事って多くないから、こんなに並んでると楽しいんですよねー。
つくっていくうちにワクワクしてくる。
ちなみにutoは「赤-紫間の差が近すぎる」と指摘を受けました。
毎度思うけど、大學でも予備校でも先生って「見る目」が凄い。目が肥えてるってこういうことかな。
平面を見せたりした時も、なんでそんな差が分かるの!?ってびっくりすること、ありますよね。
いやー楽しい。絵の具大好きだ。
こんなものでしょうか。
ちょっとくわしめに説明してみましたが、
やり始めて後悔した。
私は「自分なりの考え方」を持って授業紹介の記事を書いているけれど、
(それをここで表明することも考えたが長くなるのでやるかわからない)
ただの一生徒である。研究室でも大学の職員でもない。
だから授業を説明、なんてこと、責任がもてないのである。正確に説明できない。
だから、自分の感じた事や、先生に言われて思ったことなどを中心に書いて行こうと思う。
なので、これを全てと思わないで欲しい。鵜呑みにしないで欲しい。
ううーん、そう考えれば考えるほど、難しいな……
だから筆が止まってしまうのだ。
普段ははっちゃけてるけど、なんでこんなに真面目なのか嫌になるくらい根はくそまじめなやつです、utoは。
悩む。
ではではまた。
課題お疲れ様です。
大昔受験を失敗して通信でグラフィックを出た、いまはフツーのかあさんです。
懐かしくて、コメントさせて頂きました。
課題って、作品が完成した時に解るのではなくてそれからしばらく熟成させてから、解ってくるのよね。
それを出来るのは学生の時だと思います。
プロだとそうは行かないものね〜。
ふらふらになりながらの課題製作は、いいものです。(つらいともいう)
がんばって下さい。
また、のぞきにきます。
投稿者 かまきりとばった : 2007年06月28日 13:44
コメントありがとうございます★
グラフィック卒の方ですか!こんにちは!
そのくらいの世代の方ものぞきに来てくださっているとはなんとも意外な感じで、コメントも新鮮で身が締まる思いです。
そうなのですか。
熟成させてからわかってくる…私は絵の世界にも入ったばかりで残念ながらまだなんとなくしかわかりませんが、
なるほど、きっと今していることが本当にわかってくるのはもうすこし先なのですね。
学生の時にしか出来ないその作業を、大切にしたいと思います。
頑張ります!
ありがとうございました★
投稿者 uto : 2007年06月29日 00:15