視覚伝達デザイン学科3年生。リアルな美大の日常を。
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2007年06月のアーカイブ
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今日ムサビ日記を読んでいて非常に共感した事。
中途半端に完ぺき主義者だから、手をつけられずに終わってしまう。
これ、utoも同じです…!
部屋の片付けもブログも、やるなら完璧にと思うとなかなか踏み出せぬ。
ちなみに大學で書いてるブログに関しては、
書くという行為以前に
「そのつもりはなくとも見る人にとっては大學の学科の顔なのだから、
その中で私がどうあるべきかしっかり考えないと」
という迷路にはまって結局動けなくなってしまう事にあると思うんですね。
あれもしちゃいけない、これもしちゃいけない。
…うごけない。
今書いていて思ったんですが、
そんなこと考えてる暇あったら一個でも記事書けよ!
動かないとわかんないことって絶対あるって!!
女性は元々直感の鋭い生き物で、
だから理性や理屈に支配されて頭でっかちになると脳のバランスが崩れるのだそうです。本で読んだ。
utoがいい例。
utoはなんでもかんでも理屈っぽく考えすぎて時々精神衛生上不健康極まりない。
あたまのやわらかい人から見ると、
「なにやってんの?そんなの簡単なことじゃん、ほら。」
ってすぐ示せる事なんですが。
もうちょっと勘とか行動からはじめる事を大事にしてみようかと思います。
まずは考えるより行動を早く!
まだまだ人生の課題多き、悩み多き十代であります。若いってソンばっかりね。ちっとも得なんかない。
スリーツーワン徹夜!
いやームサビ日記がつがつと読んでます。
校内を歩いていて二宮金次郎の如く歩き読み、ムサビ日記。
デザイン史を受けながら机に、ムサビ日記。
いや授業中読んじゃ駄目だよ、今晩和utoですちなみに授業中は読んでません!
読んでいると、書く視点になって考えてしまいます。
ああ、こういう記事が面白いな、じぶんはもっとこうしよう、とか。
それにしても皆様いろんなことやっててすごく面白いなぁ。
美大生の日常、ってヤツがつまってますよ。
今日ふと思ったのですが、
一年生はこうやってまだ高校生気分で「美大って…(驚)」と外部視点で見てるところがありますが、
そのうち「シルク(※シルクスクリーンの略)がー」とか「その素材はね」とか
そういうことを当たり前に口にする人種になっていくのだなとおもいます。
私は美大でない方々が持っている美大に対する偏ったイメージに対して否定的なほうですが、
やはり美大って異空間だ。
ある意味井の中の蛙にならないようにしないとね。馴れ合いや甘えは嫌だよ。
あ、話がそれた。
とにかく、しっかり読んで感想書かせていただきます★
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最近ジャズ研に入りました。
サックス吹いてます。
でもテナーサックスかアルトサックスか決められない…。
なので最近一番の悩みは、楽器をどうやって手に入れるか、です。
手羽さんのアドバイスにもあったようにバイトは後期からのつもりでまだ始めていない。
よって管楽器を買うような大金はない!(この場合親に頼るという選択肢はナシ)
なんとか安く手に入れられないものかと。
楽器弾きの友達に相談したり、先輩に相談したり、オークション見たりしてます。
てことで!只今有力情報大募集中!!そして譲ってもいいよという人も大募集です。こっそり。
うーん悩む…今最大の悩みだ……
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そしてそろそろレポートやテストが近づいてきております。
周りの1年仲間は焦っております。
一年のうちに単位はとっておいたほうがいいよと先輩方も口をそろえます。
うーん、まずはメディア論のレポートの為に本を一冊読もう。図書館に予約を入れてきたので明日受け取りに行って明日から。
…
…遅いよ自分!もっと早く始めればよかったじゃん!!
ちなみに今日の画像は色彩論の課題、「透明感」。
加法混色、減法混色を用いた透明表現です。
ちなみにこの作品に関しては、
改善点として、画全体に対するメリハリがもっとほしい、といわれました。
見せたい部分以外で目立っちゃってる部分があったりして、空間が壊れてるんですね。
反省。次に生かす。
私は色彩演習として課題をやっているけれど、皆のようにもっとクリエイティブな頭で面白く描いてった方がいいのかな。うーむ。。。
皆の作品、見ていてワクワクした。皆の作品が面白さが出てきているね。
シャボン玉や波紋といった透明感のあるものから連想した色彩構成もありましたし、
こんな色合わせしちゃうのか!とハイセンスな色使いも沢山。目から鱗。新鮮。
面白かったのでお願いして三人、作品を撮らせていただきました。
これからの自分の制作の参考にしたい、と自分のクリエイティブな部分のモチベーションを揺さぶられたから。
そのうちのひとりと作品についてあーだこーだ話したのですが、そういうのもムサビに来てからほぼ初めてで、嬉しかった。
先生や皆をあっと言わせてやろうってやる気は大事だね。
がんばろう。
オーキャン明けると元通り。
と言っても今いる九号館に80周年の垂れ幕が残ってたりするのですが。笑
これ片付けないのかな。いいんだけど、ちょっと通りにくいです。
打ち上げは二次会に行かなかったことを結構後悔しました!
メンバーの方々が好きなので、もっと絡みたかったー悔いるーー
そんなこんなで月曜日。
色彩学に出たらば、試験が七月九日ですと!?そんなに近いの!!?
てことは前期終了と夏休みも目前ってことですね。。。やった!
昨日の夜(打ち上げから帰った後)
彼氏さまに悩み事を延々相談していたら、一度実家に帰ってはどうかと言われまして。
うん、本音ではかえりたいよーーーー
環境も変わったし、自分も変わったし、どうにもこうにも気持ちがついていけないのかもしれぬ。
それに、本当にホームシックなんですよね。うん、実は結構さみしい。。
でも出席が心配で休んでもいられません。
基本的に良心の呵責なくさぼることができない中途半端な真面目ちゃんです困ったちゃんだなほんとにもう。
がんばろうと今日も学校へ行ったら、授業が面白くて救われましたけどね。
もうちょっとがんばれるよ。がんばる。
ではまた!
オーキャンの日。いちにち。
今日一日の日記をば。
■朝
寝坊。授業開始十分後に起きてしまう。(えええー!?
素晴らしきスピードで、その二十分後には研究室へ。
今日は表示方法論で密着・プリント(要するに現像)の授業で暗室である。
(表示方法論とは写真を扱う授業のこと)
暗室作業は光が入ってはいけないので途中入室厳禁。要は遅刻絶対ダメである。
レンズ等が入った用具を借りて10号館四階から八号館までめっちゃ走る。
途中で白い服を着た基礎デの友達を見た気がしたけど気にしない!みっともないところ見られただろうけどきにしない!
ギリギリ間に合う。
助手をしていた人がオーキャンの先輩で和む。丁寧に教えてくれた。本当に可愛い先輩だ。他の人とのやり取りを見てるとほんわかする。笑
写真が実にきれいに現像できた。ていうか写真がいい。いい写真である。
浸した印画紙に浮かぶ像を見ながらすごく嬉しくなる。
試しの後本番用の印画紙を受け取りに行ったら「早いね」といわれて嬉しくなるが、
速さより質である。結局慎重にやっているうちに他の人に抜かされてちょっとショボンヌ。結局わたしは細かい事でも人一倍負けず嫌いなのであった。みみっちーな!笑
撮影時、誕生月ごとにグループ分けされて屋外撮影を行ったのだが、
メンバーが皆すっごく良くて、「チーム乙女座!」なんて言って実に盛り上がった。
短い時間だったけど、すぐ仲良くなって、凄く楽しかったなぁ。あのメンバー大好き。
この現像の授業が皆終わったら見せっこついでにゴハンでも食べにいったらどうだろう。誘いたいなぁ、うずうず。
とにかくそんな皆の生き生きとした楽しげな様子が写真からあふれてきてるんですよ。
やすっちい言葉を使うと、青春の一ページ、のような。
だからいい写真なんだ。
もっと写真を撮りたくなった。
先輩にSOTTE BOSSEのCDを貸す約束をして友達とごはんへ。
■昼
12号館の食堂。
オーキャンの影響か「先着300名においしいプリンぷれぜんと!」と書かれている。まッ、まじか…!!
和風定食のカキフライがおいしくって、友達に一口ずつあげた。しやわせ。
もちろんプリンも美味。カボチャと豆乳があったけどどっちも美味。プリンがまずいわけがない!!(←偏見)
恋バナだとか、芸祭の話とか、最近の忙しさの話とかでまったりのランチタイム。
もうちょっと友達ーズと過ごす時間を増やしたいな。深く。高校と違ってどうしても少なくなっちゃうんだよね。もっともっと意識して時間を作っておしゃべりしよう。
その後急いで12号館の合格作品展示を見に行き、友達とモチベーションがあがった!と言い合いつつ、
買おうと楽しみにしていた「合格作品集」「ムサビ日記」の二冊を購入しに。
(あ、参考作品載ってました。他学科んとこだけど☆笑!)
ムサビ日記入手を喜んで両親に報告する。と、母曰く
「あんた手羽さんの日記読んでないの?メンバーはもらえるんだよ。」
ええー!!みてませーん!すいませーんぎゃー!
最近パソコムさまにさわってなくてゲフゴフ(涙)
ということで実家にプレゼンツすることに。あ、あーそっか、丁度良かったYONE☆売り上げに貢献できて嬉しいし。イッツァポジティブシンキング。
そんなやりとりをハイテンションヌで電話で繰り広げていると、
オーキャンの先輩に遭遇。今日も爽やかで素敵ですねおはようございます!とそのままのテンションで挨拶。
ちょっとビックリしながら微妙にぎこちなく返してくれ、ついでに預けていたMOを手渡される。
オーキャンの時はおとなしいのでいつもと違うテンションにガン引きしていたのかもしれない。すみません先輩。
オーキャンのメンバーが大好きなのですが、いかんせんこう、utoは年上に対しての接し方がよく分からなくて、つい仰々しくなってしまったり、うまくコミュニケーションが取れないんですよね。勿論皆様フレンドリーに絡んでくれてすごく嬉しいのですが!これも真面目すぎるがゆえのデメリットなのであらうか。どうにかならんかなこの性格。すみませんほんとに…
芸術祭執行部の本部、第五会議室にも資料を取りに顔を出す。
ウチの催し部部長はほんとうにかわいいんです。おんなのことしてかわいい!
すこしおはなしして、ムサビコムバレしていることを知る。あぎゃーここにも!笑 もう抵抗ないですけど!びびります!
体調を心配されたりして、部長いいひとだなーと和みつつ第五を後に。
その後留学生の友達と会ってMAUバッグほしいなー、と盛り上がる。かわいいなー、ほんとにいいこでだいすきです。
■午後の授業
デザイン史は為になって面白い。基礎デのデザイン論の授業でデザイン史的な話が出ると、バウハウスだとかプロダクトな話が多いのですが、
こっちの授業はどちらかというとグラフィックで日本の話が多くて、だから違った意味で面白い。
デザイン史はためになるから後でもっととりたいな。
ふるきをあたためてあたらしきをしる。古いものを知る事って実はめちゃめちゃ大事です。
これは入学前に色んな先生から共通して言われたことで、私はその考えを未だ守っている。
次、英会話。
英会話と仰々しく言っても結局ただの言葉でただのコミュニケーションツールである。
だからコミュニケーションしたいという気持ちと積極的な行動がなければ学びとれない。
最近つよくそう感じるので、今日は特に頑張ってみた。英語つかえるようになりたいからがんばろ。
■放課後
先刻実家に送ろうと思った「ムサビ日記」本を、今日送れば父の日のプレゼントになるなと気付いて速攻で郵便局へ。
…あ、土曜あいてないんですね。ほんと無知ですみませんほんと。
コンビニで送ったら前郵便局で別のものを送った時の印象より高くて、あれ、こんなに高いの?あれー?となる。
でも気にしないで学校へとんぼがえり。やばい最近金欠だな。やばやばい。結構なレベルでやばい。
もともと講座から少なめに引き出してるから足りなくなったら引き出せばいいんだけどやっぱ目標額割るのくやしいよね、あんぎゃー。
授業プリントをコピーしてあげた友達と会う。
助かったとすごくよろこんでくれていてほんとうによかった。
お礼に青い空の写真にメッセージを書いたものをロッカーに入れてくれていた。本当にキレイ。こういうことができるって素敵だね。ありがとう。
その後、シフトより早いけど少しでもお手伝いしたいからオーキャンスタッフTシャツに着替えて9号館地下へ。
ちょうど深澤先生が授業説明をしていて、基礎デの生徒まで聞きに来ている。大盛況でビックリ!
今年はダンボールパネル(通称段パネ)を使わず、隔てない、分けない開放感のある空間という事で、
試行錯誤を繰り返し「吊る」展示形式になりました。
これによって、閉塞感がなくなり、かつ先生の授業紹介がしやすい、という利点があります。
実際できあがりを最初に見たときかっこいい!って思いましたね。いい。
これどうだろう?と思いついて、無理じゃないか?と不安がりながら皆で計画していった事が立派に形になる。これ、素晴らしい事ですよ、感動します。本当にすごいな先輩方。技術的にも。
よいレイアウトになって本当に良かった。あとは作品の素敵さを伝えるだけだ。基礎デの特徴を来場者が受け止めてくれれば成功。
二日間かけてこれが成功かどうかシッカリ見極めたいですね。
先輩曰く先生にも好評で、来場者の手ごたえもあるようです。よしっ!よかった!!
がんばろう!!
一年生友達に遭遇すると皆わたしがTシャツを着ていることに反応を示す。
「Tシャツ着てる!いいなー売ってくれ!」とか「スタッフやってたんだ!?知らなかったー、てかムサビコム読んでるとお前色々やりすぎだよ忙しいんじゃない?」などと声をかけられる。Tシャツを羨ましがられるのが不謹慎にもちょっと嬉しい。笑
今日学内を歩いてるとムサビ生が「オーキャンスタッフTシャツほしい!」「MAUバッグほしい!」と言ってるところが目に付きます。実際両方可愛いんですよほんとに。
(Tシャツは色がえろいとか言ってる人もいて笑いましたw)
受験生のアドバイスを受けたり、作品を解説したりするのも私たちの仕事。
来場者と交流をはかろうとがんばったのですが、反応がよくなくてへこむ。
むずかしいな、静かに見たい人だって中にはいるし、
その上在校生なんかも来てるのでどの人に声をかけたらいいかわかんないんですよね。
先輩を見てると実に上手にすっと話に入れていて、改めてすごいなーとおもう。プチへこむ。ああなりたいぞー!
utoなんかまちがえて先輩の親御さんに作品の解説しようと話しかけちゃったし!うぬおおーもうやだ!!恥!
なんだかんだで終了。たのしかった。
こんな一日。
おまけ。
最近使ってるLUSHという石鹸屋さんで買った「はちみつせっけん」が最近めっちゃお気に入りです。
肌がきれいになるし香りが超すき!
ほんと、おすすめ!
課題と自分。
右が形態論。
「日本的風景を撮りなさい」という課題です。
先生の講義を通して「日本とはどういう国なのか」「日本的とは何か」を考えさせられ、
私はコンビニをテーマにこの作品をつくりました。
講評ではさまざまなテーマの作品が出されて面白かった。
ただ写真を撮って編集するのではなく、日本という国を見つめなおす事でその深みを知れたことが良かった。
この作品を出したら、コンビニに見られるような傾向は日本にとどまらずむしろ世界規模で起こっている事をお話してくださりました。
先生はひとりひとりのテーマに対してゆっくりと丁寧にお話をしてくださって、すごいなと思いました。
結構この課題が好きです。
この課題を終えたら、次は発展させて新しいものをやるそうです。
左は色彩論の課題。
色彩論のここら辺の課題は一年生で一番手間が掛かるんじゃないかと思う。
このように実際に絵の具を混ぜて色相環やグラデーションをつくることで、
たとえば同じホワイトの壁でもオレンジがかったホワイトだとか、青みがかったホワイトだとか、そういうことまでわかるようになるそうです。
実際、受験期に平面構成を深くつっこんで勉強した人ならば、
こういった微妙な色の違いだとか色の特性などについてだんだん体と勘で体得していけると思いますが、
これは是非持っていたい感覚です。
大変な課題が出ちまった!と思いましたが、
実際作ると楽しくなってくる。
こんなにバリエーションのある色を一気に使う事って多くないから、こんなに並んでると楽しいんですよねー。
つくっていくうちにワクワクしてくる。
ちなみにutoは「赤-紫間の差が近すぎる」と指摘を受けました。
毎度思うけど、大學でも予備校でも先生って「見る目」が凄い。目が肥えてるってこういうことかな。
平面を見せたりした時も、なんでそんな差が分かるの!?ってびっくりすること、ありますよね。
いやー楽しい。絵の具大好きだ。
こんなものでしょうか。
ちょっとくわしめに説明してみましたが、
やり始めて後悔した。
私は「自分なりの考え方」を持って授業紹介の記事を書いているけれど、
(それをここで表明することも考えたが長くなるのでやるかわからない)
ただの一生徒である。研究室でも大学の職員でもない。
だから授業を説明、なんてこと、責任がもてないのである。正確に説明できない。
だから、自分の感じた事や、先生に言われて思ったことなどを中心に書いて行こうと思う。
なので、これを全てと思わないで欲しい。鵜呑みにしないで欲しい。
ううーん、そう考えれば考えるほど、難しいな……
だから筆が止まってしまうのだ。
普段ははっちゃけてるけど、なんでこんなに真面目なのか嫌になるくらい根はくそまじめなやつです、utoは。
悩む。
ではではまた。