カテゴリ:大学
"大学"の一覧
Search
美意識を置いて
物々交換所の卒展後の状態に関して追記します。
物々交換所について
物々交換所そのものは僕はすばらしい活動だと思っています。
普段は僕も掘り出し物はないかなと思ってよく覗いてます。
残念ながら僕に運がなく、そういった物にまだ巡り会えていませんが…。
制作後に出るゴミについて
僕自身が今回の展示で巨大なスクリーンを2つ制作したのでゴミの量は結構なもの。
またスクリーンで使用した資材で再利用できるものは垂木ぐらいだったので、
主要な材は廃棄せざるを得ませんでした。
正直、エコな展示だったかと言われると言葉に詰まりますが、
廃棄時になるべく細かく分類するようには心がけました。
例を挙げれば垂木でもソリが激しいものとそうでないものを分けて、ソリのあまりないものは長さごとに分けたり。
次に使用する人が運びやすいように養生テープで同じ長さのものを数本ずつまとめるとか。
とりあえず、再利用しやすいようにできる限りのことはやろうと。
先のエントリーで書いたとおり、展示後って作品の大部分がゴミになってしまうんです。
特に映像での展示なんて投映機材以外の物理的な物体のほとんどがゴミになります。
だから解体後そのままだとただのゴミになってしまうものでも、
少し加工して再度資材になるものにしたり、分解・分類したりするだけで
それらのゴミが誰かの資材に生まれ変わりやすくなるんじゃないかなと。
先のエントリーの写真について
あの写真の下にも記したように撮影したのは22日の21:00。
ムサビ関係者ならお分かりの通り、この翌日から入試業務で学内は3週間ほど入構禁止になります。
撮影したこの時間帯は多くの学生が大学を後にしています。
だからもうあの写真に写っていた物たちは誰からも引き取られず本当にゴミとなってしまっている状態。
僕自身やその場に居た手伝いの後輩たちと一緒に片付けることも頭をよぎったのですが、
暗い中、撤収後の疲れた身体で行うのは危険なので、せめてブログに記そうと。
展示期間だけが卒業制作展ではないのを考えないと。
最も残念なことは、前日まで大学施設をアートやデザインの作品展示会場に変えていた人たちの中にこういった状態にする人がいることです。
ここに置くのならどういった状態がベストか、展示していたあなたたちなら考えられるでしょうと。
できるだけ拾っていってもらえるような演出を考えましょうよ。
あの状態は美しくはないでしょう。
宝の山のように見える人が居ることも重々承知しています。
その視点を持てる人を増やすには、ゴミの山に見させない力が要ります。
これは使えそう、欲しいと思わせる工夫です。
物々交換所は必ずしも代わりの物を置いていく・拾っていくことは必須ではないそうですが、
せめて自分の美意識と交換してくれ
というのが僕の言いたいところです。
OC'12
大変お久しぶりです。
ものすごくざっくりと卒制以後の近況を書くと、
2月はあるコンテストで賞を頂いて、
3月はムサビとスウェーデン王立芸術大学との合同ワークショップ@ストックホルムに参加して、
4月からは今年度のオープンキャンパスに向けて制作をしています。
それでオープンキャンパスがすぐそこなので、お知らせです。
所属するゼミでは毎年オープンキャンパスでゼミ生の映像作品を展示しています。
場所は1号館の103教室です。
映画やアニメーション、ミュージックビデオ、モーショングラフィックスでもない映像って無いのかな、って思っている方はぜひ足を運んで頂ければ…!
あと「映像の展示」って何?上映じゃないの?って人もぜひ。
昨年までこの講義室で9つのスクリーンを用いた作品を上映形式で提示していましたが、今年度は大学院(修士課程)のゼミ生が各個人の作品を展示することになりました。
ムサビの映像の大学院生が一体どんな作品を制作しているのかちょっと気になる方もぜひ。
今回は学部生の作品はありませんが、映像学科3年生の授業で同様の趣旨の映像制作が課題となったものがあります。
イメージフェノメナンI・IIというものなのですが、学部1、2年生でその授業に興味のある人、今授業を受けているけどもうちょっと理解を深めたい人はぜひ作品を見て欲しいなと。
作者が(全員ではありませんが)会場に常駐していますので、作品についても、映像学科・大学院映像コースについても、適当な雑談でも話しかけてもらえれば。
ムサビのオープンキャンパス全体で言えることなのですが、
高校生、来年度の受験生には、美術が持つ表現の可能性の幅を体感してくれたらうれしいですね。
在学生は他のゼミ、コース、専攻、学科、大学院がやっていることを1つでもいいので知ることで、自分が今居る場所で出来ることを確認できると最高ですね。
そんなこんなで、知見が広がる感覚を味わうのがオープンキャンパスなのかなと思います。
実際にそのあと広がっていくかは、その味を忘れないように、それから何かをやることなのかもしれません。
【お題】私のオススメ本 「20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義」
手羽さんからお題出たのと、ようやくムサビコムで日記を書ける時間ができたので、僕のオススメ本@美大フェアのその1。
20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義
大学生であることのメリット、社会との関わり方、学生生活はどのように過ごしていけばいいのか迷っていたら、是非読んで欲しい本です。
どのような視点で身の周りの世界を見ていけばいいのか、発見したことにどういうアクションを自分は起こすことが出来そうかを考えさせられます。
タイトルには「20歳のときに…」と書かれてありますが、過去20歳であった人も読んでみると、その頃に戻ることが出来ると思いますよ。
実は今日、姉から、この本の著者のティナ・シーリグ先生がNHKの白熱教室に出てるよ、ということを聞いてサイトを見てみたら、ハーバードのマイケル・サンデル教授から続いて先月頭から始まってるのを知りました…。
番組は直接拝見したわけではないので、サイトのアウトラインからのコメントですが、この本の中で例として語られている講義の延長線上のものなのかなと思います。
なので番組をご覧になった方は、講義の内容も踏まえられることで、より面白く読めるのかなと思います。
この本では、著者のスタンフォード大学の起業家育成コースでの集中講義で行ったことを通して、大学時代の20歳で何が大切かを語りかけています。
これを書くと怒られるかもしれないけれど、そこの集中講義の内容はデ情の名物授業の「課題発見(他学科向けのだとプロジェクト・デザイニングだったかな)」のコンセプトと同じものを感じました。
スタンフォード大学の起業家育成コースと聞くと、美大と関係のないことのように感じるかもしれません。
しかし、世の中に潜む問題をその大小に関係なく見つけ、その解決策を考え、実行に移すプロセスは、デザインのそれとほとんど同じなのです。
またそれと同時に、「授業の課題の出し方」にも注目する必要があるのかなと思いました。
創造性を持った結果を期待するのであれば、それを誘発するキッカケをまず築かないといけないのかな、と思いましたね。
自由は自由の場からは生まれないのかな、とこの本を読んで思いました。
今日はとりあえず、このへんで。
環境整備
今日(正確に言えば昨日)は自分のPCを先生に車をお願いして院部屋へ引っ越した。
これで大学院での制作環境の大まかな整備が完了。
あとは院部屋に置いてあるiMacたちをフォーマットして、OSとAdobeスイート製品の再インストールすればOKかな。
それと、院部屋と個人研と工房の掃除で発掘された過去作品のDVDやデータ類を、どのようにアーカイブしていくか、ゼミの時とかみんなが集まったときに話し合いたいなあ。
本格的に研究と制作が始まるのはGW明けかな。
それまでは制作環境を改善していく作業が続く。
新年度の準備
今日は院部屋と学部のゼミ生が使う工房、個人研の大掃除。
学部生が使用する工房と個人研は半分繋がっているような状態なので、今年に入って先生が個人研の部屋と工房を入れ替えようか、と発言したのでお引っ越しすることに。
引っ越しする際に工房にあった荷物を全て部屋の外に出したのだけど、よくもまー、あの部屋にこんなに荷物があったものだ、とその場にいた全員が言うぐらい沢山のモノであふれかえった。
その後、院部屋も同様に荷物を全て搬出。
部屋が空っぽになって動きやすくになったので、机を違うタイプに入れ替え、配置も変更。
だいぶ部屋の広さが変わる。
やはり、10年近く使用している個人研内の物量は半端無いので、今週いっぱいは引っ越し作業がつづきそうだなあ。
というより今週中に作業終わらせないといけないんだけどね。
来週からオリエン始まってしまうので。
さて、終わるかな…。
CGのその先
先日、とあるところで「最近の作品は3DCG方面の作品がないけれど、なぜ?」と聞かれた。
「現在の3DCGは現実をコンピュータ上に作り出す(シミュレーションする)ようなことをやっているように思います。でも、そういった分野は僕より非常にうまくできる人が当たり前のようにたくさん居るので、自分にとってのCGで表現する意味が何か、まだわかってないんですよね。」
と答えた。
(※上記および以下、若干言い回しに補正有り)
—じゃあ、君にとっての3DCGってどんなものなの?
中学1年生ぐらいのころに初めて家にパソコンが届いたんです。
ちょうどその頃は映像を自分で作ってみたいなと思っていて、
(確か映画のカッコイイシーンを自分でもできないのかな、と思ったのがきっかけ)
それで身の回りに有るもので映像を作ることが出来そうなもの(カメラなど)を探したのですが、
まともなのがパソコンしかなかったんです。
それが3DCGを始めるきっかけだったので、3DCGは映像を作る一つのツールとしかみていなかったんです。
—君の思うCGの表現はどこに行くと思う?
先ほどお話ししたような現実のシミュレーション的なものか、もしくは多次元を扱うものになっていくのかなと。
見立て
5.12.友人と話していて
映像作品で、あるものを何か別のものに「見立てる」ことは今まであまり興味がなかった
というより価値あることのように全く思えなかった
あるもので別のもに見立てるという行為が、まるでなぞなぞを出しているように見えたからだ
これは○○に見せかけて本当は××を撮ったんだとか、
××で○○を映像で作ったとか、
確かにわかった瞬間はなるほどなと思うのだけど、
そこから先を全く感じなかった
だから何?と醒めてしまう
でも、実は見立てたいそのものをカメラで撮るよりも、別のものを使って見立てた方が表現している本人にとってはよりそのものらしく見えたり感じたりするということに今更ながら気づく
たとえば炎を映像で表現したいとしたとき、火を単純に撮影しても自分のイメージから離れたりする場合もある
撮影のときに工夫すればいいというのももちろんあるが、
自分がイメージしている炎がそもそも火を撮ることで生み出せるのか
火でイメージしているものが作れないとしたら別のものを使わなくてはいけない
だからあるものを使って「見立てる」必要が出てきたのだろう
その他いろいろ気づいたことはありますが、また後日書きます。
オープンキャンパスの準備
ゼミでちょろちょろと6月のオープンキャンパスの準備が始まりつつあります。
また時期が来たら詳しく書きたいと思いますが、今年は展示形態が少し変化するのでこれからどうなっていくのか楽しみです。
作品作らなくては…!
目力
昨日(正確には一昨日)、4年のゼミがスタートしました。
最初に僕が所属するゼミは比較的人数が多いので大まかな制作内容別に3グループに分かれました。
先生から各グループにリーダーを決めてほしい、それでその中からゼミ長を決めてくださいという指示。
その指示を話している最中、先生の目線は僕の方に…。
みんなの目線も僕の方に…。
そういうことで、ゼミ長になりました。
「そうなりますよね、ハハハ…」
川の流れと時間の流れと先生の目線には逆らえません。
まー、がんばりますのでよろしゅうおねがいします。
色々遅くになってすみません。
大変遅れましたが先輩方、ご卒業おめでとうございます。
あ、ご卒業おめでとうございMAU!でしたね ;-)
しかしまー、ちょっと寂しくなるな…。
進級展作品 特快版
芸祭モードのムサビですが、先週展示が終わった進級制作展での作品の特別快速(短縮)版です。
※作品は無音です。
よろしければ感想をコメントまたはメールにて頂けたら幸いです。
urabe.musabiアットマークgmail.com
進級制作展2008
お久しぶりです。
卜部です。
今日から進級制作展が始まりました。
※竹林さん、ブログに書いていただいてありがとうございます。
12号館地下展示室(写真・インスタレーション系)と、1階ビデオアトリエ(ドラマ・アニメーション系)で映像学科3年生の進級制作作品の展示、上映が今週の土曜日まで行われております。
時間は9:00〜17:00まで。
ぜひご覧ください。
展示後
昨日、イメージフェノメナンの学内展示が終わりました。
期間中たくさんの方にご来場いただき、ありがとうございました。
映像=映画やドラマばかりではないということを感じていただけたらな、と思いつつ展示に挑みました。
しかしまー、今回初めて作品展示をしたのですが、展示って難しいなと思い知らされましたね。
特に隣接する作品からの光の干渉が予想以上にあって、自分の思っていた効果が薄れてしまったりと多々ありました。
夏が明けたら進級制作展なので、それにむけてまた頑張ります。
学内展示
イメージフェノメナンII という授業で制作した映像インスタレーション作品を12号館1階、ビデオアトリエ(エレベータホールの奥にあるスタジオ)で展示しています。
・展示期間 7月8日(火)〜12日(土) 10:00〜18:00
ぜひご覧下さい。
忙しいから充実してるへ
手羽さんが戻ってきましたね。
最終的には「理事長の手羽」に名称変更されるのかな。
たまに顔を出す程度になるのかなと思っていたのですが、まさかこんなに早く戻ってくるとは…。
でも結局雨の日なのが手羽さんらしいです。
僕の近況を書きますと、授業課題作品の学内展示(詳細は後日)の設営作業、先生から頼まれて作っている映像2つ、進級制作展委員会などなどに追われています。
ここ2カ月、アパートで過ごす時間より学校で過ごしている時間の方が圧倒的に長い…。
もう学校で寝泊まりした方が楽な気がしてならない今日この頃。
今ブログ書いているのも現実逃避です。
ということでまー、充実した日々を送ってます。
OC '08
今日から(もう夕方だけど)オープンキャンパスですね。
僕はイメージ・フェノメナン-映像の新領域展のお手伝いというか、今年から上映システムを変更したのでそのシステム構築の担当をしました。
1号館103の教室に9つのスクリーンを設置し、4年生から大学院生が制作した映像を上映しているのですが、昨年までのシステムと比較し画質と各スクリーンの再生時のシンクロが飛躍的に向上したので、より作品の良さが際だって見えてくると思います。
オープンキャンパスにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
アプローチの違い
昨年あたりから基礎デが何をやっているのか気になって(※1)、今年は基礎デの授業を週一でとっている(※2)のですが、先週と今週の授業を通して映像学科と基礎デザイン学科の「とある現象を分析するときのアプローチの仕方の違い」がほんの少し見えました。
非常に大まかに書くと、映像学科は演繹的なアプローチ、基礎デザイン学科は帰納的なアプローチです(※3)。
映像を作るときはカットをたくさんつないでいって1本の作品に仕上げていくので、カット一つ一つの視覚的効果云々より、作品の全体的な効果に対して重きを置くように思います。
もう少し簡単にいえば、作品中の各カットの絵が美しくても、全体を通してみたときにバランスがとれていないとあまりいいとは言えないということです(基本的には)。
なので、ある現象を分析するときは現象の中の細かな事象や要素よりも、現象全体に関係することを重要視していることが多い気がします。
で、基礎デの授業ではその逆に近くて、ある現象を分析するときは現象の細かな事象や要素から現象全体を発見していくという意識を感じました。
この二つの違いはおそらく、『作品自体に時間軸があるか否か』が関わっているからだと思います。
言うなれば、動画か静止画かの違いでしょうか。
映像は個々の要素(カット)に重点を置きすぎると作品としてまとまらない、何を言っているかわからないことになりかねないので、制作時はまず作品を全体的にどうするか決めてからカットそれぞれの細かな部分について考えていくことが多いです。
これは基本的に作品自体に時間軸がある、逆説的に言うと作品の時間軸を成り立たせなければ(基本的には)作品自体が成り立たない為、このような考え方でなければなかなか上手くいかないのかなと思います。
デザインももちろん全体を考えてから各要素について考えていくと思うのですが、まず要素ごとに細かくバラバラに分解していって、そのバラバラになった要素同士の繋がり(関係性)を発見し、紐解いていくことでも全体を構成していくという印象を受けました。
これは作品自体に時間軸が存在するとなかなかできない(難しい)ことだと思います。
つまり時間軸がないから可能であるのかなと。
とにかく、ある現象を分析するときに、それぞれ最初に注目する場所、アプローチの仕方が全く違うということを授業の中で強く感じたので、非常に興味深く思いました。
:-s
最近、課題が全然進まなくて凹み気味です…。
同じ課題をやっている友人には(適切かどうかは別として)いろいろアドバイスというかコメントは出来るのですが、じゃ、「自分のはどうよ?」となると何も思い浮かばず、何も見えず…。
先生と相談したり、これまたほぼ同じ課題をやっている院生の方とも多々相談したりしているのですが、なかなか自分の中に具体的なイメージ(目標)みたいなものが見えてこないので進まない…。
焦りとか、苛立ちとか、どうとかというよりも、
ただ単に映像の難しさ、いや、自分の弱点をモロに感じている状態です。
以下、個人的な反省
初心に戻る
手羽さんが発生させたムサビコムの波に乗って、大学に入って「これは大学っぽいなあ」と最初に感心したものは何ですか?に答えてみたいと思います。
手羽さんやhelveticaさん(<今更ですがはじめまして)も答えられていますが、僕も大学っぽいものと言えば「張り紙」です。
もう少し書けば学内のいたる所に貼り出されたビラ。
僕の場合ビラ自体よりもこの「学内のいたる所」ということの方が印象として大きくて、これはムサビを志望した理由の一つなんです。
高校3年の時、梅雨に入るあたりに日帰りでムサビを含め3校ほど美大を見学しました。
その中で一番張り紙の数が多かったのがムサビでした。
ムサビのほかに見学した2つの大学ではビラはあってもせいぜい学生用の掲示板に少し張られている程度。
ムサビの場合はとにかく、壁があればビラはあり、といった感じだったので衝撃を受けたのを覚えています。
常識的に考えれば「壁や柱にビラが貼られすぎていて汚い」と思うかもしれません。
ですが、僕はそれよりもムサビの学生に対しての自由な校風を感じられて、面白い大学だなと思ったんです。
それでムサビを受験して今に至るわけです。
内容が「大学っぽいこと」より「ムサビっぽいこと」になってしまいましたが、僕の場合はこれが最初に感心したことです。
授業の助言
いよいよ授業が始まりましたね。
今日は必修がないので午後の文化総合系の授業のみだったのですが、結構周りに1年生が多かったのでそうか、自分はムサビ3年目か…、としみじみ思いました。
近くに座っていた1年生(←たぶん)が持っていたカバンの中にシラバスがフルセット(学科別と共通のやつ2冊)入っていたのが見えて(※)ちょっとおもしろかったです。
※その発想はすごいなという意味
まー、今日は初日でいろいろ不安があっただろうから持って来たくなる気持ちもわからなくはないけどね。
明日以降はたぶん無くても大丈夫だと思うよ :-)
終了
2年の授業が今日で終了しました(まぁ、補講が来月にあるけれど)。
12月に入ってから、だだだーっと時間が過ぎていってしまい、
本当に明日から冬休みなのか?、と思ってしまいます。
実感がわかない、ってやつです。
しかし、
あっけなくというか、
あっという間というか、
なんというか、
あ、もう終わっちゃったの…、というような
空虚さを感じてしまって
なんだか寂しいな、と思ってしまいました。
相談するほう、されるほう
当たり前の話ですが、
他人に相談するときはなるべく具体的に
「今、どういった問題に直面しているのか」
ということをまず述べてもらわないと、
抽象的な文言で相談されたほうにとっては
結局、何が聞きたいのかわからないので具体的な解決策を述べることができません。
また相談されたほうも、
その相談内容を上手く汲み取らなければ、
相談者の求める解決案を導き出すことはできません。
現在どういう問題に直面しており、どのような解決方法を目指すのか。
その辺をお互いがよく理解していなければ良い答えなんて見つかる訳がない。
問題をよく理解していれば結局、良い解決案が見つからなくても、
それを模索したことで何かしらの糧(経験)を得るか、
もしくは問題に対する別のアプローチの仕方が見つかるかもしれません。
まぁ、何が言いたいかというと、
美大生なんだから自分が相談したいことぐらい
相手に分かり易く表現してください、ということです。
問題が何なのかよく分からないんなら、分からないなりに
どこまで分かって、どこから分からないのか(もしくは知りたいのか)
しっかり伝えてくれよと…。
自分で調べなさい、とか言わないから…。
あまりに基本的すぎるとそう言いたくなることもあるけど…
別に得してないけど、ちょっとうれしいこと
課題提出期限を1日早く勘違いしていたこと。
やった、寝れる…!
技術なんて…
最近まで、技術力あっても使わなかったら意味ないよ、と思っていました。
でも、技術力をつけててよかったと思いました。
作りたいと思ったときにすぐ制作に移れるからです。
映像学科にいるとグラフィック系、映像編集系のアプリケーションを扱う技術がどうしても必要になるときがあります。
そのときが授業の課題制作だったり、自主制作だったりと人それぞれだと思いますが、
とにかく必要になるときはいつか来ます。
さらに時間も求められます。
それで、技術的な面で人に相談を受けたときは今までは技術力は必要なときに学べばいいという考えで答えていたのですが、
できるだけ早い時期に技術力はつけれるだけつけておいたほうがいいという考えに今は変化しました。
ムサビ日記本。
ムサビ日記、先日M崎市内の書店で発見しました。
九州まで来てるとは…。
(旭屋書店 イオン宮崎店)
直観>100の理由(もしくは準備)。
個人的な考えなんですが、作品を創るにあたって一番必要なものって何かしらの『強烈な感動』のようなものが一番であって、沢山の文字や言葉の羅列、つまりコンセプト文章というのは、実はその感動に付随して後から湧いてくるものではないかな、と思っています。
たぶん、万人にもその『強烈な感動』を伝えるにあたって、作品と合わせて文章で伝える必要が出てきたのでしょう。
だから、作品の良し悪しはいかにその『強烈な感動』を表現できたかどうかを元に作者自身が考えるのであって、作品を見る者が良し悪しを決めるのはちょっと違うと僕は思うんです。
まー、こんな風に書くと「それじゃただの自己満足じゃん」と思われるかもしれません、でも、ホントのところ、そうなんじゃないのかなと思います。
ある人の自己満足のために作られたものによって、他の人々が何かしらの『いい影響』を受けるのであれば別に単なる自己満足でもいいかなと。
上映。
昨日、デジタルドラマIの上映会がありました。
HD解像度での上映は今年が初めて(まぁ、HD設備が整ったのは一昨年だけど)。
予想以上に細かいところまで見えた。さすがだ。
で、肝心の上映後の感想なんですが、やっぱA〜Dの各班の良いところも、悪いところも含めた性格が映像に出るものなんだなー、と思いましたね。
美術や照明、カメラワーク、カット割り、ストーリーの展開など、それぞれ個性があって面白かった。
今度の月曜日は講評だ。
混乱。
最近頭が混乱中。
やること多すぎて頭の中がまとまらないんですよ…。
あーもー、めんど。
言葉も出ない
『唖然とする』とはこういうことかと心の底から思った一日。
事を円滑に進めるために作り笑いをずっとしていたが、さすがにもう疲れた。
愚痴を言う気力も体力もない。
ここまでのストレスが原因なのか、鏡を見たら白髪が増えていた。
まだ二十歳にもなってないんだぞ、オイ…。
来週の月曜までは何があっても頑張ろうと思っていたのに。
何か失態があっても、やりたいという気持ちだけで許してもらえるのはせいぜい高校生までだ。
なぜなら、やる気とか根性とかっていうのは当たり前すぎる前提であって、求めているのは結果だからだ。
こちらが期待しているのは反省したことを文章にすることではなく、実際の行動に反映させることだ。
文章にまとめる時間があるなら、さっさと動けと。
ほっと一息
サークル説明会終了。
さて、どうなるかな。
入部希望のひと来るんかな。
来てほしいな。
ま、とりあえず、寝よう…。紹介映像の編集で疲れた…。
部員の皆さん、お疲れ様でした。
立ち稽古の見学。
さて、そろそろ授業ネタを(というか備忘録)。
現在、デジタルドラマIという必修授業を受けています。
学年全体で4つのグループに別れ、それぞれのグループ内での役割(演出、カメラ、照明など)を決め作業を進めていきます。
僕は3番目に撮影するグループで時間にまだ少し余裕があるので最初に撮影するグループの立ち稽古の見学をしてきました。
立ち稽古は実際に出演する俳優さん3人とグループのメンバーとの顔合わせと、演出意図の伝達、脚本(台本)の確認・読み合わせなどを行います。
以下は見学していて気づいたことのメモです。
授業受けてない人にとってはさっぱりかも。
消えた授業
シラバスの映像学科のところを見てたら気づきました。
今年の1年生、フィルム(8・16mmのやつ)の授業が無くなってる!!
僕らの代が最後だったのだろうか…。
難解な手紙
ムサビのメールシステムが今月2日から新しくなりGraceMailからDEEPMailへ変更され、
POPアクセスっていうのは超簡単に言うと、普段自分が使っているメーラー(メールソフト)でDEEPMail宛に届いたメールが送受信できるという結構便利な機能のことなんです。
しかし、
正しく設定しても受信できない!!
送信はできるんですが、受信ができない…。
サーバーの設定を何度確認しても設定どおり合ってるし、ログインIDとパスワードの設定も何度確認してもダメ。
で、メールクライアントが吐き出したエラーメッセージを見るとPOPサーバーにアクセスできてない(Cannot connect to POP serverとの文字が…)らしく、もうこれはこっちでいくら設定いじっても出来ない訳です…。POPサーバーがまず存在するのかと…。
宣伝
この間手伝いに行った展示の宣伝です。
実は昨日からやっています…。
インスタレーション作品の展示です。
道具として --2--
前回はこちらです↓
--------------------------
さて、「パソコンほしいんだけどどういうの買えばいいのか?」と聞いてきたKさん。
こういうアバウトな質問が結構困るものなんです…。まぁ、知らないんだから仕方ないけど…。
Kさんは僕に相談をする前に他の人に相談を持ちかけていたらしいのですが相談する人によって
「やっぱMacでしょ。」
とか
「Macもいいけどソフトの数じゃWinでしょ。」
という美大ではよく聞くような(いや、あまり聞かないかもしれないけど…)答えから、
「いやいや、どちらにしてもVistaが出るまで待った方がいいよ。」
とか
「新しいモデルが今度発表されるからそのときに買ったほうがいいよ。」
というようなちょっとコアな答えも別の人から返ってきたりしたようです。
道具として --1--
結構前に同じ映像学科の友人から「パソコンを買いたいんだけど、どれを選べばいいのかわからないから教えてほしい」という相談を受けまして、そのやり取りのなかでいろいろ気づいたことがあったのを最近思い出したのでちょっと覚書き的に書いてみます。
「覚書き」と言っても、半分は自分への戒めです。
その友人(Kさん)は「古いパソコンは持ってはいるけれどほとんど使わない、というか大学に入ってからパソコンを触り始めたぐらいだからどういうソフトがあるのかも全然知らないし、使い方もわからない」ということでした。
一言で言うとKさんはパソコン初心者だったわけです。
想像の印象、現実の印象
人に会った時に思う相手(もしくは自分)の印象というのは不思議なもので、全く知らない人であれば見た目と話した時の印象とは差が無かったりします(もちろん例外はあります)が、文字や写真などでその人のある一部を少し知っていると、そこから人間はその想像力を発揮させて"その人"を自分の頭の中に創り上げてしまうようです。
まぁ、創り上げてしまうというより、それを楽しんでいるのでしょうけどね。
で、頭の中ではない現実の世界で本人と会ったとき、その自分で創り上げた人間と本人との差がどうなのかでも楽しむようです。
まぁ、何の話かというと…
はれて武蔵美民
ちゃんと昨日は東京タワー見ました。
これではれて武蔵美民です。
いやはや、いきなり正門の大学名がアップで映るとは思ってもいませんでしたが…。
やっぱり桜も合成なんですね…。
1年の10の答え
今日は手羽さんの『ムサビ1年生に10の質問』に答えてみようかと思います。
あっという間の1年でしたか?それとも長い1年でしたか?「あっ…」と思っている間に1年生という学年が終わってしまいました。読点すら付ける暇がなかったほど時間の流れが速かったです
この間入学したばかりなのになぁ、と友人と話していました。
でも、話し相手の友人がいることは確実に時間が経過していることの証明であったりするように思って、なんとも言えない(書けない)変な気持ちになりました。
憧れの(もしくは藝大に落ちていやいややってきた)ムサビ生活はどうでしたか?
自由な生活を送れてとても面白かったです。
自分でほんのちょっと忙しくしようと思ったら、有り得ないぐらい忙しくなったのは大変でしたけど。
入学する前にイメージしてた「自分に厳しい」生活はちゃんとできましたか?
少し甘かった気がします。特に朝。
でも、広い意味での課題に対しては真正面から対峙できたように思います。
大学というお風呂は意外と「ぬるい」ことに気がつきましたか?
ぬるま湯だったり、熱湯並みの熱さだったり。大きなお風呂の中でも場所によって温度が違うことに気付きました。
でも、お湯がぬるいのではなく「ぬるくしてお風呂に入りたい人はどうぞ」で、ぬるくしてるのは自分なんだってことに気がついてますか?
ですね。
ホントおっしゃる通り。
実は熱いお湯に入ってる人が沢山いることも気がついてますか?
もちろんですとも。
自分もそうでありたいですね。
「大学に入ったらアレをしたい。これもやりたい」がいくつできましたか?
計画どおりに必死こいて作品を作りましたか?
必死こいてたら警備員さんに怒られたのは想定外でした。
探し物はなんですか?
支えです。
愛は死にますか?
真っ白に忘れたときにそうなるのかな、と思います。
でも、死んだら戻ってきませんが生きていればいつか戻ってくるんじゃないんでしょうか。
共通絵画で陥ること
必修の授業で絵画(人体)をやっているのですがず〜っと下地を描いている状態でなかなか人体のほうを描き始めることができなくてどうしようかと悩んでます。
新しい紙を買ってきて一から描くか、それともこのまま続けてみるか…。
そういえば、9月に選択授業でもほとんど同じことをやったのですがそのときも同じように悩んでました。あのときは先生の助言か何かで解決したんですけど、今回の自分のクラスの先生は学生自身の思考に委ねるという形で指導するということだったので(正確な言い回しは覚えてないです…)、自分で何とかしなきゃなぁ、と思っているんです。
それだから、いつまでたっても納得できるものにならないし、アイデアも出ない…。
来週の土曜日に講評なので焦ってます。
しかも、来週は試験とかレポート提出がたくさんあるのでちょっとホントにやばいかも…。
ムサビ
手羽さんから10/31の芸祭<3>のエントリーに対するコメントを新規エントリーの内容にしたほうが良いとのアドバイスを頂きましたのでそれを写します。
※単にコピー・ペーストしたものです。すでにコメントをお読みになった方がいらっしゃるかもしれませんがご了承ください。
はじめまして、卜部さん。
来年武蔵美映像科を一般で受験しようと思ってるものです。
芸祭めっちゃおもしろかったです。雰囲気とかもすごい良くて…それで質問なんですが、卜部さんは武蔵美に入る前の印象と入ったあとの実際は違ってましたか?
なんか人づてに
「制作にガンガン意欲出してると浮く」とか
「必要以上に学科を重視してる気がする」とか
「五美術大学のなかで一番美大っぽくない」とか
聞いたのですが、どうなんでしょう?基本的にモノ作ることが好きなので、「制作に意欲出してると浮く」が一番心配です。
教えてくださいm(___)m
投稿者 k : 2006年11月02日 20:04
警備員さんごめんなさい m(_ _)m
先程まで学校(工房)にいました。
明日講評される絵画課題の制作のためです。
工房の使用は午後10時までと決められているのだけれども、なかなか納得のいく作品に仕上がらなくてその時間を過ぎてもずっと工房にいました。
後もう少し、というところでタイムアップ。警備員さんが工房の出入り口に立って腕時計を睨みつけてました。
ほんっと、すみません。
で、素直に道具を片づけ。
でも素直にあと30分あればできそうなのに…、とも思いつつ警備員さんに再び謝ると、
一匹狼
火曜日の話になるんですが遅くなって申し訳ないです。
後期で初めてとった体育の授業があったのですが、個人的に衝撃的な事実が…。
コミュニケーション
無事にRINSのお手伝いが終了いたしました。
約1週間お手伝いをさせていただいたのですが、その時間に得たものはかなり大きいと思いました(その間、日記をほとんど更新できなくてすみません)。
作品を展示する際のいい経験になりましたし、また先輩方の37の作品をじっくりと見ることができ、しかも普段はなかなか交流の持てない3・4年生や院生の方の話を聞くことができたのはとても刺激になりました。作品を創っていく目的や意味をとても考えさせられました。
本当にお疲れさまでした。
Action!
明日の試合
明日は対フランス戦です。
前期リーグの中ではかなり手ごわい相手です。
相手の攻撃量の多さが気になるところです。
試合開始は明日の14:50です。
皆さん応援よろしくお願いします。
もちろん、サッカーの試合ではありません。
また、何かのスポーツの試合でもありません。