「推薦入試と一般入試でそれぞれ求めている人材は違うから、あきらめずに受けてほしい」
推薦入試に関して先生方が何度も言われているのがこの言葉。
おそらく他学科の先生方も同様のことを思われているだろう。
先日、僕が通っていた高校の先生から
「今度のムサビの推薦入試、受ける子がいるから案内よろしくな!」
というような連絡があった。
その後輩の子は他学科を受験すると聞いたのでちょっと残念だったけど、
ムサビを受けてくれるだけでうれしかった。
通っていた高校からムサビの合格者が出たのは、僕が数十年ぶりだったらしいというのを合格後しばらくたってから聞いた。
そしてその高校を卒業してから、誰かが受験するという話は無かった。
むしろ美術系の大学に進学したいという生徒の数が年々減ってきているという話を聞くようになった。
そういった中でムサビを受験するという勇気を持ってくれたことが素直にうれしかった。
周りの子が美術系ではない他大学や専門学校、就職などの進路を取る中で、ムサビに行きたいと言ってくれるのは本当にうれしい。
悔いの残らないよう頑張ってほしい、と応援することしかできないのが歯がゆいが、少しでも励みになってくれればと思う。
明日から推薦入試が始まるが、皆それぞれ異なる背景を持っている。
推薦入試では受験生それぞれの持っているもの・力が一体何なのかを、一般入試では行うことが難しい試験方法や面接などの手段を用いることで多視点的に探っていき、一般入試では得難い人物を見つけ出そうとしているのだ。
だから推薦入試の結果が良くなかったとしても、一般入試で良い結果を出すことがあり得るということに繋がる。
とにかく、最後まであきらめずに自分の持てる力を出し切って、後悔しない受験をしてほしい。
受験生のみなさん明日からの試験、頑張って。
自分の大学に誇りを持てるのがうらやましいです…
投稿者 blankblank : 2009年11月21日 15:43
>blankbalnkさん
誇りを持てる大学に自分が今居ることは非常に幸せなことですが、これからも誇りを持てるような大学にするには自分の将来の行動が非常に影響するようにも思います。
投稿者 卜部っぽん : 2009年11月22日 00:05