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CGのその先

先日、とあるところで「最近の作品は3DCG方面の作品がないけれど、なぜ?」と聞かれた。

「現在の3DCGは現実をコンピュータ上に作り出す(シミュレーションする)ようなことをやっているように思います。でも、そういった分野は僕より非常にうまくできる人が当たり前のようにたくさん居るので、自分にとってのCGで表現する意味が何か、まだわかってないんですよね。」
と答えた。
(※上記および以下、若干言い回しに補正有り)

—じゃあ、君にとっての3DCGってどんなものなの?

中学1年生ぐらいのころに初めて家にパソコンが届いたんです。
ちょうどその頃は映像を自分で作ってみたいなと思っていて、
(確か映画のカッコイイシーンを自分でもできないのかな、と思ったのがきっかけ)
それで身の回りに有るもので映像を作ることが出来そうなもの(カメラなど)を探したのですが、
まともなのがパソコンしかなかったんです。

それが3DCGを始めるきっかけだったので、3DCGは映像を作る一つのツールとしかみていなかったんです。

—君の思うCGの表現はどこに行くと思う?

先ほどお話ししたような現実のシミュレーション的なものか、もしくは多次元を扱うものになっていくのかなと。

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投稿者:urabe : 2009年10月21日 03:49

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コメント: CGのその先

3D CGもいいと思いますが、3D 映像をやりなされ。今なら、先行者利益がある。

投稿者 音量子っぽん : 2009年10月21日 21:48

3DCGは最近ほとんど触れてなくて、主に実写映像をちょっと加工したりして何かするみたいなことをやっております。

立体視映像ではなく、完全な3D映像って編集の仕方が全く変わってしまうので(カットバック的な繋ぎ方ができないので)、新しい編集のアプローチが必要になるようになりますよね。
あとやってみたいのが多胞体を立体ディスプレイで射影させてみてみたいんですよね。

ということで、あの卓上立体ディスプレイをお借りしたいです。

投稿者 卜部 : 2009年10月21日 22:45

>ということで、あの卓上立体ディスプレイをお借りしたいです。

借りるとかそんなことは言わずに、早くえらくなって好きなだけ弊社の機器を買ってくれ。

とはいうものの、いまある機器で工夫するのも才能であったりする。

投稿者 音量子っぽん : 2009年10月22日 23:56

>いまある機器で工夫するのも才能であったりする。
そうなんですよね。
来年度以降はそんな感じで研究を進めていく予定です。

そうなってくると、研究開発と作品制作のそれぞれにかかる時間のバランスをどうとっていくのか、僕にとっての課題になりそうです。

投稿者 卜部っぽん : 2009年10月23日 08:17

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