前回の続きです。
この間も書きましたが、あくまでも推薦入試前の過ごし方の一例ですので悪しからず。
もうすぐ試験3日前ぐらいになるかと思いますが、
その時期になったらディスカッションや面接の練習などはひとまず置いて、
自分が今までやってきたことを振り返ってみるといいと思います。
「やってきたこと」というのは特に入試に関係するようなことでなくてもいいので
自分の学校や部活、学校外での活動や、ちょっと印象に残っている出来事などを思い出してみてください。
それらの中には瞬間的にぱっと思い出す出来事や、じっくり頭を巡らせて思い出てくる出来事、
良い・悪いなどの印象がある出来事など、それぞれ感じる出来事があると思います。
そこから、自分がどんなことを行ってきた、または感じてきた人間なのかを振り返ってみてはどうでしょうか。
さらに、その振り返ってみた過去から、自分がどんな人間なのかを確認してみてはどうでしょうか。
例えば、
なぜこの出来事は強く印象に残っているのか、
なぜこの出来事が簡単に思いだせなかったのか、
…など、なぜ自分がそう思っていたのかを考えてみて
「自分ってこういう人なんだ」と感じてほしいなと。
もしかすると自分が悪く見えたりするかもしれません。
しかし人間、どこかに悪い部分はあると思うので、今悪く見えたとしても
それで悲観する必要はないかなと思います。
それより、今は自分の良い部分を発見することがいいかなと。
これはホントに僕の個人的な考えなのですが、
悪い部分より良い部分の方から自分がどんな人間かを発見し易いのではないかな、と思います。
その理由はいろいろ突き詰めるとすごく単純なことなんですが、
自信を持てるからです。
推薦入試や一般入試、いや何にでも関係なく言えることだと思いますが、
ひたすら目標に向かっているときが実は一番何も見えていないのかなと最近感じています。
今、行っていることしか考えていないから見えにくくなっているからなのでしょうけど。
だから時々、別の視点から眺めたりしないと何か新しいことに気付かずに終わってしまう。
入試のことで頭がいっぱいで大変な人がいるかもしれませんが
ちょっと入試から離れてみると何か発見することがあるかなと思います。
では以上で今年の入試に関する日記は終えたいと思います。
受験生の皆さん、自分の実力を出し切るよう入試に挑んでください。