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理解する目

目茶苦茶忙しい時期に、誰かから特に今必要のない内容の話をされたとき

「何でこんな忙しいときにそんな話を…!」

という発想はしないように意識している。

なぜなら、自分を忙しくするかしないかは自分が決めることであって、
それで他人にどうこうは言えないと思うから。
また、そういう発想をすると途端にその人が嫌いになってしまう可能性が高いから、というのもあるけど。

人を嫌いになるか好きになるかはその人の自由だとは思うけれど、
僕は些細な出来事で簡単に『この人は嫌いだ』と判断したくはない。

もちろん、心に余裕がある時でなければ、それはなかなかできないけれど、
できなかったときは単純に
「あー、自分は今、心に余裕が無いな…」
と思えばいいんじゃないんだろうか。

もちろん、本当にどうでもいいような話をされたら怒ってもいいと思う。
いや、「怒る」というより、「戒める」かな。
とにかく、その人に「今こういうことをされると困るからやめてほしい」という気持ちを伝えないと、
その人は同じことを繰り返してしまうかもしれない。

その意思表示として「嫌いになること」をしているんだと言う人がいるけれど、
その方法だと相手に伝わりにくいんじゃないかな。
「あー、この人は私のこと嫌いなんだ」
で、終わってしまう。

嫌いになるより、もっと良い方法あるんじゃないか、と僕は思う。
美術を学んでいる人間だったら、もっと多面的に考えられるはずだから。


そして、その人の(良い意味での)意外な一面みたいなものを探すほうが、
僕は面白いと思う。
こういう考え方もあるのか、と発見したときはやはり嬉しいし楽しい。

それで、なるべくそういう風にしてこの人がどんな にんげん なのかを理解できる人になりたい。

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投稿者:urabe : 2007年09月28日 00:09

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