一昨日のリハーサルでスイッチングにかなり苦戦し、そして今日の本番に挑みました。
うん、意外といけた。
まぁ、1カット、1カットが長かったから楽というのもあったけれど、この間ので結構慣れたのが大きかったのかも。
慣れてからこの間苦戦した原因がわかりました。
切り替えのタイミングが頭に入ってなかったから、というもの。
すごく根本的なものですがそうなんです。
この間は切り替えていくカメラの順番を覚えいくので手一杯で、台本見たりする余裕がなかったんです。それでリハーサルの時にカメラの切り替えの順番は分かっていてもタイミングが分からず焦ってしまった。さらにモニターに移っている映像も客観視できなかった。
という訳で、今日の本番はカメラが構図決めをしている間に台本を見て切り替える"きっかけ"を確認し、カメラを切り替えるちょっと前ぐらいのタイミングで次のカメラ番号を記録係に言ってもらいました。
いやー、タイミングを忘れても気持ち的に台本を見れる余裕ができたので焦らずに済みました。
さらに記録係のアシストもよかったので :-)
明日で全部撮り終えなければ…。
うーん、こういうときっていつも思うんですけど、慣れたからコツをつかめたのか、コツをつかめたから慣れたのかどっちなんだろなー、と。
ま、結局、慣れたというのはコツをつかんだというのと同義かもしれないけど。
>という訳で、今日の本番はカメラが構図決めをしている間に台本を見て切り替える"きっかけ"を確認し、カメラを切り替えるちょっと前ぐらいのタイミングで次のカメラ番号を記録係に言ってもらいました。
うまいところに気がつきましたね。制作現場では日常的に行われていることですが、そこにたどり着くまでにはテレビのプロが数々の試行錯誤をしたと思います。
カメラの数が多くなったらどうなるのか(といっても、テレビドラマの収録では高々2台ですが)、生放送だったらどうなるのか、中継、VTR、テロップが入ったらどうなるのか、情報番組でもそれなりにお金のかかっている番組であればタイムキーパーは一人でなく、二、三人いたりします。
今後の精進は、またオフ会のときに話を聞かせてくれると、僕自身も参考になるなー。
投稿者 音量子 : 2007年05月14日 23:16
>情報番組でもそれなりにお金のかかっている番組であればタイムキーパーは一人でなく、二、三人いたりします。
なるほど、確かにそうしないとやってられませんね…。
でも、切り替える時やテロップをかぶせる時のタイミングの根本的な部分って最終的にスイッチャーのセンスなのかなと思いました。
あと、どれだけモニターに映っている映像を客観視できるかにもよりますが…。
ディレクター担当に「モニター見てたら感情移入しちゃって撮影止めるの忘れそうだった」と言われて、その時はホント嬉しかったです :-)
投稿者 卜部 : 2007年05月15日 00:02
>でも、切り替える時やテロップをかぶせる時のタイミングの根本的な部分って最終的にスイッチャーのセンスなのかなと思いました。
全くその通りです。TDは制作技術の花形です。
投稿者 音量子 : 2007年05月15日 06:07