さて、そろそろ授業ネタを(というか備忘録)。
現在、デジタルドラマIという必修授業を受けています。
学年全体で4つのグループに別れ、それぞれのグループ内での役割(演出、カメラ、照明など)を決め作業を進めていきます。
僕は3番目に撮影するグループで時間にまだ少し余裕があるので最初に撮影するグループの立ち稽古の見学をしてきました。
立ち稽古は実際に出演する俳優さん3人とグループのメンバーとの顔合わせと、演出意図の伝達、脚本(台本)の確認・読み合わせなどを行います。
以下は見学していて気づいたことのメモです。
授業受けてない人にとってはさっぱりかも。
演出さん(以下、監督)が俳優さんに台本を渡してからの演出意図の説明が長い…。
詳細まで説明しているというより、まだコンセプトがスッキリまとまっていないという印象。
さらに監督同士(1つのグループに監督(演出)は3人)でその演出意図の意見統一ができていない部分もがあり、そのせいで若干の混乱を招いててちょっと大丈夫かなと心配に…。
やはり、上記の部分はこの授業が始まってまだ数日しか経ってないから、コンセプトと脚本を詰める時間がそう無かったのかな。
でも、さすがに演出意図の意見統一は監督同士でしっかりしておいた方がいいと思う…。
台本読みを始める時に俳優さんたちにミネラルウォーターを配っていたのは参考になった :-o
うん、これはいいと思う。
絵コンテも結構しっかり描いていたなぁ。この短期間ですごい。
でも、俳優さんに絵コンテを渡すタイミングが遅かった(立ち稽古終了後だった)のが惜しい。
どうせなら台本と同時に渡した方が画面も伝わりやすくていいかと。
うーん、俳優さんの分の印刷が終わってなかったのかな?
立ち稽古開始。
俳優さんたちからのそれぞれの役柄の演技の質問に対する監督さんの答えが長い…。
もうちょっと短くストレートに答えないと時間なくなるよ…って、時計確認したらとホントに時間が無くなってるじゃない…。
うーん、このグループをずっと見ているとどうも監督の3人のうち1人が意見が食い違っているようだ。
その1人がちょっと自分なりのこだわりを持っているようだけど、どこかで妥協点を見つけないと後で全体に響くよ…。あと、客観視できている人の意見は聞いた方がいいよ…。
あ、舞台が夏の北海道でも現実的にあのセリフは厳しいんじゃないかなぁ…。
タバコも実際は煙が被写体の前に拡がって撮影するとき大変だと思うよ…。
と、ツッコミたかったけれどそんな空気ではなかったし、僕は見学者なのでそんなこと言っていいのかすらも分からない…。まぁ、ご愛嬌ということか…。
…なんというか、めちゃくちゃ参考になったけれど、思ったことの語尾にたくさん『…』がついてしまうような見学だったなぁ。