広報の手羽さんが新入生のPC購入について書かれていたので僕なりの補足を。
やっぱりPCを購入するのに迷っている人は助手さんに相談しましょう。
その方が確実かつ賢明です。
あ、これじゃ補足になってないので補足の補足を。
※ただし内容は中・上級者向けです。
※興味がある人は読み物としてご覧ください。
今からMacでもWindowsでもPC本体を購入するのなら5月ぐらいに購入したほうがいいです(ただ、どうしてもその前に無いとダメだーという人は買っちゃってもいいですよ)。
実はインテルのCPUの価格の改定が4月下旬ごろ行うという噂があります。それで結構値が下がるかもしれないので、なるべく安く手に入れたい人はご注意を。
しかもAppleがOSXの新バージョン10.5(Leopard)を出荷するのも近々ありそうです。もし出荷されると、その時iMacやらMacProなどのデスクトップ機種、MacBookなどのノートブック機種がモデルチェンジするはずです。なので急がなくてもいい人は本当に必要になるまで様子見したほうがいいのかもしれません。まぁ、僕ならそうします。
たぶん、Macに興味のある人が多いと思うので少し突っ込んだ話を。
Intel MacにはAppleから提供されているBoot Campというものを使えばWindowsでもLinuxでも、とりあえず他のOSとMac OSXと切り替えて使えるようになります。先ほど書いたOSXの新バージョンにはこの機能が正式に標準で搭載するようです。
『とりあえず』と書いたのはこれを使うにはPCにある程度強い人でないとBoot Campを使って何かトラブルがあった時に対処できない可能性があること(どちらにしても対処できないこともありますが…)。つまり、扱うには少し敷居が高いです。
まぁ、Boot Camp以外のほかの方法としてParallels DesktopとVMwareというOS仮想化ソフトがあります。Boot Campとこれらの違いは、ものすごく簡単に言うとインストールしたOSを同時に使用することができるか否かです。導入するのもBoot Campより比較的簡単そうです
Parallels DesktopとVMwareはOSX上でWinやLinuxが動きます。感覚としてはMacのアプリとしてWindowsやその他のOSが動くといった感じです。なのでMac上のファイルをWindowsの画面にドラッグして貼り付けたりとかできます。
一方、Boot CampはMacとWinどちらを起動するかをPCを立ち上げる時に選択することになります。なのでWindowsを起動するとMacの画面を出すことはできません。またWindows側からMacのファイルシステムにアクセスすることができません。しかも面倒なことにWindows XPをインストールする場合、インストール先のパーティションのファイルシステムをNTFSにするかFAT32にするか選択するのですが、NTFSだとMac側からWindowsのパーティションにファイルを書き込んだり保存したりすることができません。FAT32だとその書き込みや保存はできるのですがパーティションの容量が32GBまでと制限されてしまいます。
まぁ、Parallels DesktopやVMwareの方が便利そうだということになるのですが、Boot CampはAppleからフリーで提供されていて、Parallels DesktopとVMwareはシェア(有償)なんです。
どっちにしてもすべてのWinのソフトが確実に何の異常もなしに動くかは保障されないので結局は『試すのなら自己責任で』ということになってしまうんですよね…。
あ、最後にWinとMac、映像関係だと3Dの制作にWin、合成や編集にMacを使うというような感じらしいです。
でも結局は同じソフトが(もちろん例外もありますが)だいたいWin版、Mac版の両方リリースしているので操作性に関してはあまり変わらないんです…。
ここまで書いといて何ですが最終的には自分が使い慣れている方を選ぶのが一番楽かもしれません…。