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合格発表6日前(構想力テスト)
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合格発表8日前
合格発表9日前
合格発表3週間前
合格発表1ヶ月前
合格発表3ヶ月前
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受験生の皆さん、構想力テストはいかがでしたでしょうか。
うまくいった人も、そうでなかった人も次の面接に向けて気持ちを切り替えていきましょう。
では、ほぼ1年前の面接のことを。
卜部の面接は朝10時ごろの開始だったので面接時に頭がフル回転できるように朝の6:00頃には起床しました。朝食をとり、そのあと荷物をまとめてホテルをチェックアウトし、いざムサビへ。
途中、玉川上水道を歩いていると昨日の構想力テストで一緒のグループだった人と遭遇しました。聞くとその人の面接の順番がちょうど卜部の次だということでした。ムサビに着くまで面接がどんな風に執り行われるのか予想しあったのですが、結局、「面接するまでは分かんないね…」という結論に(あたりまえですけどね)…。
そして面接以外のことも話しているうちにその人の好きな映画と卜部が好きな映画が同じだったこともわかり、そのことで朝から盛り上がってました。よい子は休日の朝からはしゃいではいけませんよ(笑
ムサビに到着すると面接の待合室へ案内されました。
来るときに一緒になった以外の昨日の試験で一緒だった人達も何人かがやはりすでに来ていました。
昨日の試験の感想などを話し、それから今日の面接の話題に移ったところで一番最初の人が呼ばれました。
皆、緊張が走ります。
その人が待合室を出た後もしばらくは部屋は緊迫した空気でした。
とにかく、卜部は他人を気にせず平常心を保とうとしてました。
そしてついに、卜部の名前が呼ばれました。
「失礼します…。」
面接会場のドアを開けると、がらんとした部屋の中央に椅子が一脚ぽつんと置かれていて、その正面には先生方が横にずらっと並んで座っていました。
7VS1です。すごいです。
で、面接開始。
と同時に予想外のことが。
昨日の構想力テストの内容が好評だったようでいろいろな感想をいただきました。
うれしいなぁ、と思っていた矢先に最初の質問がきました。
例の如く、内容はここでは書けません。しかし、構想力テストほどの変わった内容ではなく、むしろ面接対策をした人なら誰でも答えられると思います。とにかく、卜部は面接の練習となるべく同じになるように答えました。
問題は次でした。
次からの質問は最初の質問の答えから先生方がその場で気になったことを聞いていくという形だったのです。
これはもう想定外(コトバ古いけど)…。
正直、面接の練習ってほとんど意味ないやん!と非常に感じました。
しかもそれで気持ちが焦ってくるという始末。舌がうまく回らない…。
さらに、Cルル先生の声が聞こえづらい。フランスの人ってあまり口を開けずにしゃべるんだ(教室の端だったというのもあるけど)…。
その上、K坂先生が眼鏡を外して口にマスクをしている姿(その時は風邪でもお引きになっていたのでしょうか)はちょっと見た目が怖い・・・。
時間が経つほど焦る自分を感じました。
なんとか、焦る気持ちを押さえながら時間が来るまで質問に答えていきました。
そして、「最後に自己アピールをしてください」という問題が。
よし、来た!!
と卜部は心の中で叫んでいました。
なぜならこの質問は絶対あるだろうと思い、試験のかなり前から答えを考えて来ていたので。
その答えを話すと、先生たちが皆頷いてくれました。その時は本当にうれしかったです。
A正先生からは「それは創造者の気持ちの基本となるところだよ」と言われた時はそれまでの緊張から解かれました。本当にホッとしました。
面接の話は以上です。
僕は試験のときは、とにかく後悔しないようにやり遂げる、と常に自分に言い聞かせてました。
人によっては違うかもしれませんが、合格したい、ここに行きたいと思っているとそれが逆にプレッシャーとなり自分が本来持っている力、今までつけてきた力を発揮できないのでないかと考えていたからです。
面接のときは焦ってしっかりと答えられなかった部分はもちろんありましたし、その前の構想力テストでも、うろたえた部分はあります。それでもその時自分にできることはすべて全力でやったという気持ちがあったので、そう信じていたので、そこまで後悔の念もなく試験期間を過ごせました。
ただの自意識過剰に見えるかもしれません。ですが、「大学入試」という魔物に立ち向かうにはそのくらいの気持ちでないと勝てないんです。
次回で最終回。合格発表の日です。