ムサビ日記 - トオル -

街のイルミネーションを見ていると、自分は通っていた高校を思い出します。
自分の通っていた高校はキリスト教の学校だったので、12月になると中庭に綺麗な装飾をしたり、教室にリースを飾ったり、クリスマスにはろうそくに火を灯して聖歌を歌ったり・・・ということをしていました。街のイルミネーションに比べたら地味で、ひそやかなものだったけど、自分はその静けさが心地よくて。自分は信者ではないのですが、そんなクリスマスの迎え方が好きだったのを思い出しました。
街のイルミネーションを見てこんな高校のクリスマスを思い出していたら、他にもいろんな行事や日常の思い出がよみがえってきて・・・

自分が高校生の時は、「はやく大学生になってここから出てってやる！」なんて気持ちの方が大きかったのですが、 いざ大学生になってみるとどうにも懐かしくて、また顔を出したくなりました。ムサビに入学してから楽しくて目まぐるしい毎日を過ごしていたので高校のことをあまり思い出さなかったなぁ。
今が楽しくて幸せだってことに、その時を過ごしている時にはなかなか気付けないんですよね。
ムサビの日々の楽しさと充実さは1日1日かみしめている実感はあるのですが。

これから長い休みもあることだし、懐かしさを感じつつ先生に近況報告にでも行こうかな！
ムサビと同じぐらい、自分にとって大切なよりどころです。