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手羽さんのインターンシップ演習
先週、自分の取っている授業の「インターンシップ演習」の最終講義がありました。
この授業は学科独自の授業ではなく、ムサビの1〜2年生なら誰でも取れる授業。
この授業は直接的に就職やインターンのための授業、というわけではなくて、様々な分野で活躍されているムサビのOB、OGの方々の話を聞いて、様々な職種や生き方について学ぶというもの。
自分はこの授業をとってとても良かったと思っています。それも1年生のうちに。
自分の考えが少し柔軟になったからです。色んな生き方があるんだということを知れたから。
デザイン科に行ったからといって必ずしもみんながデザイナーになるというわけではないし、それを学んだ上でデザインの現場を支える側の人になった方や、直接美術とは関係のない仕事を選んだ方もいる。色々な方のお話を聞けて自分の凝り固まった頭を毎回少しずつほぐしてもらったような気持ち。
周りの大人達は「一流企業に就職しなさい」って言う。でもそれが本当に正しい道なの?と考えたりしたことが自分にもありました。特にそれを思っていたのは高校生の時かな。反抗期というのもあって笑
それが間違っているとは思わないけれど、他の道もあるんだよということを大人に話してもらいたかった。
色々な可能性を見つけられた分、ますます将来について迷ってしまってはいるのですが・・・
さて、そんなインターンシップ演習の最終講義のゲストは、我らが手羽さん!!
そちらの感想は長くなるので追記から。
まず手羽さんがスーツ着てる!見慣れないからなんか変!などと思いつつ話を聞いていました。
第一に思ったのは「そうか手羽さんは教職員の方だったんだなぁ・・・」ということ。
美大生が使ってしまいがちで美大生以外には通じない用語の話が印象的でした。
自分たちは専門的な用語や習った言葉をつい使いたがってしまいますが、それを知らない人たちに話すときにまで使ってしまって、話が上手く通じないなんてことがあります。
デ情生を例にして言うなら、「タンジブル」「インタンジブル」なんて言葉を使ってしまいがちですが、デ情生以外ほとんど通じないからね・・・これは狭い範囲での話ですが、「ファイン系」という言葉は美大生以外にはあまり通じないのに言ってしまいがちな言葉No1かもしれない。中でも自分はムサビ日記を書いているわけですから、受験生をはじめ誰が見ても分かるような文章を書かなくては、と再認識させられました。
手羽さんの講義の中で1番印象に残った言葉が、「美大生は覚悟を決めた悩める自信家だ」という言葉。
美大に来ることを決めた覚悟はある、それでも迷ったり色々考える、それでも夢があってそんな自分が大好きな自信家。美大生を上手く表した言葉だな〜!!と思いました。自分もまさにそれだ・・・
そして手羽さんのメッセージの中に、「そっち側の人間になってほしい」という言葉もありました。
森本千絵さんに向かって「すごいな、サイン欲しいな」と思っているだけでなく「負けないぞ!」という気持ちを持ってほしいと。憧れるだけの存在ではなく君たちもそっち側の人間で、れっきとしたライバルなんだぞ!って。1年の最後に熱い言葉を聞けて良かったです。
そんな手羽さんの講義が終わり、手羽さんからプレゼントが!
すあMAU。
同じくインターンシップ演習で講義を受けていた美大日記のオコジョさんとパシャリ。
帰りの満員電車でつぶされてぺっしゃんこになってしまいましたが美味しくいただきました。
ごちそうさまです!
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from 美大日記::ムサビの手羽
Merry Christmau!!地道なクリスマウキャンペーンを始めて10年。し... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2012年12月24日 05:02