平成23年度卒業式



卒業生のみなさま、並びにご家族のみなさま、


ご卒業おめでとうございます


いつの世も「卒業」というものには晴れ晴れとした中にも一抹の不安が漂うもの。
まして今年は震災や原発事故も未だ過去ではない上に、不況の真っ只中というご時世。
就職された方も進学された方も、就職活動を続ける方も作家活動を始められる方もみなそれぞれ不安を抱えてらっしゃるかもしれません。
それでも人生、後戻りできない以上前に進むしかありません。
ムサビで学ばれたみなさんは制作や研究をとおして常に自分と向かい合ってきたことと思います。
その日々を自信にして自分らしい一歩を力強く踏み出してください。
ほらどうせ進むしかないなら恐る恐るじゃなくて自信満々の方がいいじゃない!?
空元気でも根拠ナッシングでも胸はっていきましょうよ。
みなさんの前にはまだまだ果てしない可能性があると思います。
(竹林くらいの年齢になると「果てのある可能性」ぐらいかなぁ・・・)
行く先に待っている偶然やチャンスをつかむために、今できること、すべきことをがむしゃらにやってみてください。
みなさんの未来に幸多からんことを心より願います。


大学職員の端くれとしては、今年ほど卒業式がつつがなく執り行われたことが嬉しかった年はきっとないでしょう。
万感の思いをこめてもう1度


ご卒業おめでとうございます


平成24年3月19日
竹林二郎


投稿者:take : 2012年03月20日 00:31

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コメント: 平成23年度卒業式

>(竹林くらいの年齢になると「果てのある可能性」ぐらいかなぁ・・・)

そうだな。十年前の自分を思い返してみると回りには可能性だらけと思っていたが、今は寂しいものよ。

ムサビ通信にいたときは、「ムサビの学生は優秀なのが多いから、卒業したら産学協同をやってみよう」と真剣に考えていたが、不景気が続いてそれどころではなくなってしまった...

とはいえ、3Dに興味のある先生がいたら、音量子のことを思い出してくれ。二つの製品の開発責任者であり、一つの製品には開発者として関わったから、大学の先生に語れるくらいの知識はある。

3Dが世の中に地道に普及してきたところで、音量子は3Dから卒業、来年度からはまた新しい製品をつくることになった。夢を語れるか。

投稿者 音量子 : 2012年03月20日 08:05

音量子さんは次のステージに進まれるのですね!
今度はどんな製品なのか楽しみにしています♪

投稿者 竹林 : 2012年03月22日 13:20

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