およよんの逆襲




朝、香り高いコーヒーを飲みつつ優雅にムサビ日記をチェック。
やっぱりコーヒーはジョージアに限るな。 ~■コヽ( ̄ー ̄)



RRRRR・・・



おっと電話だ。
はい、武蔵野美術大学広報入学センターです。





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いろいろ書いてくれたみたいだね!」


~■コ⊂(;゚ )3゚)・∵. ブ


お、およよ・・・じゃなかった、及部先生!
お元気そうでなにy


「ただちょっと情報が少なかったみたいだから補足をと思ってねー。」


・・・というような成り行きで前回ご紹介したこちらの展示について朝の忙しい時に及部先生ご本人から電話で講義がありました。


2010 公共デザインエキスポ


会期:12月15日(水)〜12月19日(日)
会場:コエックス本館 Bホール(大韓民国)


会場には政府館、企業館、市民館、市民団体(NGO)館、デザイナー館の5つのパビリオンがあり、このうちデザイナー館では韓国、オランダ、ドイツ、オーストラリア、日本の5カ国のデザイナーorデザインユニットによる展示が公開されています。
この日本のデザイナーが及部先生。


日本代表ってわけなんだよ!ガハハハハ!」


元々は市民館の予定だったのですが、展示内容が高く評価されてデザイナー館での展示になったとのこと。
その展示が「真野っこがんばれ!布絵づくり1995/2005」。
真野とは神戸市長田区にある町。
1995年1月に発生した阪神淡路大震災の際にとくに大きな被害を被りました。
震災発生から日が浅い1995年5月に及部先生と学生ボランティアが現地を訪ね、避難生活にあった地域の人々と一緒に行ったのが布を切り取って貼り付けていくワークショップ。
最初は「衣食住もままならないというのに・・・」と奇妙に思っていた現地の方々も自らの震災の体験を語り、それが目に見える作品となっていく過程で心が癒され、制作された4枚の布絵は真野地区の人の復興・復旧の街作りを支える大きな財産となったそうです。
そして震災から10年が経過した2005年。
すっかり日常を取り戻し、震災の記憶も過去のものとなりつつある真野地区に及部先生と学生が再び訪れ、地域の方々と「子どもの頃の思い出」をテーマにワークショップを開催。
新たな布絵4点が制作されました。
「ものづくり」を通して人と人とが結び付き、コミュニケーションが生まれる。
こうした一連の過程がデザインとして高く評価されたとのことでした。


近年、デザインは単にものをつくるだけでなく、「社会の課題を解決する」、「新たな価値観や関係性を生み出す」という役割がますます期待されているように思います。
及部先生の活動はまさにそれらの実践と言えるかもしれません。




及部先生、こんな感じでいかがですか・・・?


投稿者:take : 2010年12月07日 01:10

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