リアルな美大通信教育の日常を
Search
ムサビ 公募制推薦入試 空デ 基礎デ
さて今週末はいよいよ公募制推薦入試の第2次選考。
そこで毎年恒例の公募制推薦入試の話など。
今日は今年度から新たに始まる空間演出デザイン学科と基礎デザイン学科の第2次選考についてです。
と言っても例のごとく竹林も学生募集要項に記載されている以上のことは知りません。
あくまで竹林の無責任な妄想としてお読みください。
実際と異なっていても責任は負いかねます。
空間演出デザイン学科の第2次選考は「構想力テスト」と「作品審査および面接」。
「構想力テスト」は学生募集要項によると「与えられたテーマについて自分の考えを当日指定された手段(図、スケッチ、文章、パフォーマンスなど)によって表現する試験」となっています。
テーマはもちろんですが、表現手段まで当日にならないとわかりません。
試験時間や携行用具からデッサン力等を見る試験ではなさそうということが推測できる程度です。
今年が初めてということもあって、受験生のみなさんも戦々恐々とされているのではないでしょうか。
ただその状況はどの受験生も同じ。
ここは1つ腹を括って慌てず騒がず落ち着いて臨みましょう。
試験時間が短い時は慌てたが故に発想がまとまらないのが1番怖いです。
ある程度対策めいたものができるとすれば「作品審査および面接」の方。
「自分の作品について」、「なぜ空デを志願するのか?」、「空デでどんなことを勉強して、将来なにになりたいのか?」といった辺りはちゃんと伝えられるように予め考えておきましょう。
基礎デザイン学科の第2次選考は「プレゼンテーションおよび面接」。
出願時に提出された企画書のポイントを5分以内で説明した後、質疑応答という流れになります。
5分というと「短い!」と思うかもしれませんが、1人で話す5分間は意外と長いもの。
一般的にはタイムオーバーはもちろんですが、時間を余らせて終わるのもマイナス要素になります。
5分間ちょうどくらいに収まるように練習は必須です。
説明に合わせてどこで画面を切り替えるかも考えておきましょう。
また当然ですがこの手のプレゼンテーションでは画面や手元原稿をそのまんま読み上げるのはNGです。
プレゼンテーション以上に重要と思われるのが質疑応答。
面接担当の教員は事前にみなさんの企画書に目をとおして、質問を用意していると思っておいた方がいいです。
想定される質問については予めどう答えるかも考えておきましょう。
今日の多摩地方は冬を思わせる寒さでした。
受験生のみなさんは風邪にもくれぐれもお気をつけください。