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竹ちゃんのハラハラ潜入記〜CS PLAZA編〜
本日9月23日(木)の朝日新聞朝刊20面の「オピニオン・声」に建築学科の高橋晶子教授のインタビューが掲載されています。
マンションについて建築家の視点から語るという内容。
建築家はただ設計するだけでなく、そこに住むであろう方のさまざまなライフスタイルや住人同士のコミュニケーションにまで思いを巡らせているんですね。
朝日新聞を購読されてる方はぜひご覧ください。
さて、昨日は午後から外出。
4美大広報担当者の打ち合わせに行ってきました。
会場は高橋さんが今月オープンしたての新校舎CS PLAZAを自慢したい案内してくれるとのことで東京造形大学に。
打ち合わせ終了後にさっそく潜入してきました!
CS PLAZA外観。
設計は東京工業大学の安田幸一教授が率いる安田アトリエ。
ポーラ美術館や大分マリーンパレス水族館うみたまごの設計なども手掛けています。
オープンキャンパスの時はまだ工事中ということで入口までしか入れませんでした。
中がどうなってるのか楽しみ♪
建物の中央部分は天井まで続く吹き抜けの展示スペース。
アトリエ等は壁際にスパイラル構造で設けられています。
1Fには画材屋さんが入ってます。
同じく1Fにある学生食堂。
カフェのような雰囲気です。
ケーキが150円!
これは学生さんには嬉しいですね。
2Fから上は絵画や彫刻のアトリエになってます。
版画の実習が行われてました。
絵画のアトリエ。
この雑然とした感じは美大ならでは。
屋上からの眺め。
手前の高い建物は東京工科大学。
奥の高い建物は八王子駅ビルです。
ちょうどきれいな夕陽が見れました。
B1Fは大学院生のアトリエ。
広いです。
サークルの部室もB1Fにあります。
ちゃんと壁で仕切られてるのがうらやましい。
こちらは旧絵画棟。
現在は最後の展覧会となる絵画棟クロージング展「camaboco」を開催中。
こちらも覗いてみました。
この壁の落書きなんかが美大っぽくていいですな。
インスタレーション作品。
屋根の上に建てられた謎のバルコニー。
これも作品です。
ちゃんと登れるそうです。
ということで登ってみることに。
ギシギシ音がしたりして、ちょっと怖いですが、作りはしっかりしています。
このちょっと怖がりながら登ってゆくというのが童心に帰れてすごく懐かしい。
いよいよバルコニー部分へ。
てっぺんからの眺め。
結構高いです。。。
CS PLAZAはアトリエもゆったりしているし、よく考えて設計されているなぁという印象。
コンセプトもおもしろくて、いい建物だと思います。
これはムサビもうかうかしてられない。。。
ただ、旧絵画棟が緑地面積の関係で取り壊しになってしまうのが残念。
美大らしくてとてもいい雰囲気で、なんだか居心地がいいんですよね。
潜入後は相原駅前のお好み焼き屋さんで飲み会。
偶然、東京造形大学の諏訪学長もいらして、盛り上がりました。
東京造形大学は規模はムサビや多摩美と比べると小さいですが、その分先生と職員や学生さんとの距離が近い印象。
まさに「山椒は小粒でもピリリと辛い」を地で行く大学だと思います。
そうやって考えてみると、東京4美大はそれぞれ個性があってどこも魅力的ですね。
以上、造形大の宣伝たくさんしたから週末に高橋さんがご馳走してくれるのでは?なんてことは少ししか考えていない竹林がお送りしました。
いや、ほんとに「少しだけ」だってば!