リアルな美大通信教育の日常を
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通信教育課程卒業制作展
今日の小平は春らしい暖かい1日でした。
竹林もぽかぽか陽気に誘われて、キャンパス内のベーカリーカフェ・エミュウでパンを買って、久しぶりにお外で昼食。
ちょっとした遠足気分を満喫できました。
さて、そんなうららかな陽気のもと、通信教育課程の卒業制作展がスタートしました。
■2009年度 武蔵野美術大学造形学部通信教育課程 卒業制作展
会期:3月13日(土) 〜3月16日(火)
会場:鷹の台キャンパス
ムサビの通信教育課程には油絵学科、工芸工業デザイン学科、芸術文化学科、デザイン情報学科の4学科が設置されており、さらに油絵学科には絵画コース、日本画コース、版画コースが、工芸工業デザイン学科には生活環境デザインコースとスペースデザインコースが、芸術文化学科には造形研究コースと文化支援コースが、デザイン情報学科にはコミュニケーションデザインコースとデザインシステムコースが設けられているため、全体では4学科9コースの構成となっています。
作品数では通学課程より多くはないものの、幅広いジャンルの作品が出品されています。
さっそく9号館B1F展示室の工芸工業デザイン学科・デザイン情報学科の展示を覗いてきたので、少し画像でご紹介。
まずは工芸工業デザイン学科の展示。
木のあったかみが感じられるタンス。
シンプルでいさぎよいのがなんともいいです。
こちらは金工。
ティーポット、シュガーポット、ミルクピッチャーの3点セット。
これもシンプルなデザインが美しい1品。
高さを調節できる花器。
陶器で組み合わせ部分がピッタリ合うように作るのはかなりたいへんそう。
技あり!です。
テキスタイルももちろんあります。
こちらは「木洩れ日を感じる布」とのこと。
ちょっと離れて見てみるとまさに木洩れ日です。
通学課程で言うとインダストリアルデザインコースになりますね。
こちらも大きさを調節できるキャリーバッグ。
商品化されたらぜひ欲しいな。
スペースデザインの展示。
海中生活を体感できる部屋とのこと。
こういう部屋で仕事したらひょっとしてはかどるかも・・・。
続いてデザイン情報学科の展示。
こちらは神田川の源流から海に出るまでを追ったイラスト集。
文字のないストーリーになっているのが秀逸。
ずばり「おっぱいの本」です!
下は10代から上は70代まで、おっぱいに対する思いがつづられています。
男性編と女性編を読み比べるとおもしろさ倍増!
「ぺたんこかるた」もついてます!
うまいこと言うなぁ・・・。
竹林のイチ押しがこちら。
東京メトロの各路線の深度の高低を体感できる映像。
地下鉄って意外にアップダウンがあるんですね。
目からウロコでした。
通信教育課程にはお仕事をされてる社会人の方や、お仕事を退職された後に入学される方も数多く在籍しています。
そのせいか、特に発想や視点が通学課程の学生さんとは一味違う作品が多いように感じられました。
ちなみに9号館の5Fでは芸術文化学科の卒業論文の展示が行われています。
音量子さんの論文も絶賛展示中でした☆
>音量子さんの論文も絶賛展示中でした☆
ペンギンのは、絶賛展示中ではなかったのか・・・(涙)。
最終日に確認してきますぅ。
投稿者 ペンギン : 2010年03月16日 01:48
すいません。
音量子さんの論文が無事展示されているとの報告のつもりでした。
しかし、これで音量子さんもペンギンさんもご卒業されてしまうのですね。
卒業後もオフ会にはぜひご参加ください!
投稿者 竹林 : 2010年03月17日 00:26