リアルな美大通信教育の日常を
« 歳末大構評週間! | メイン | 怒濤の学内展示 »
Search
芸文×電通!
ムサビの講評は木曜日に行われることが多いため、講評前の火曜日・水曜日は学生さんは追い込みの真っ最中。
今日あたりから学内の各所に雨後のタケノコのごとく出現しているのがこちら。
竹・ロープ・シートを材料とした構造物。
造形総合科目・設計計画Bの課題作品です。
先日の竹プロジェクトのエントリーで紹介したものとほぼ同じ授業ですが、違う学生さんが受講しています。
今日はまだ制作中。
完成は木曜日かな?
さて、花ざかりの君たち・・・じゃなかった学内展示。
今日はこの展示を見に行ってきました。
■「ビジュアルコミュニケーシンデザインIIB」課題作品展
期間:12月18日(金)まで
会場:9号館6F廊下
芸術文化学科2年生の授業の課題作品展示です。
人権問題をテーマとし、訴求力のある人権ポスターを制作するという課題。
指導教員は府中の森芸術劇場のウエルカム・ディスプレイについてのエントリーにも登場した楫義明教授。
国内最大手の広告代理店である電通の「人権・アートプロジェクト」とのコラボレーションで、キャッチコピーは電通、デザインは学生がそれぞれ制作。
制作の際には電通の現役クリエイティブディレクター、デザイナーの方々も来校して、指導にあたったとのこと。
講評の様子が12月9日付の朝日新聞朝刊多摩版でも取り上げられていました。(PDFファイル)
画像がいまいちうまく撮れなかったのですが、少しだけご紹介。
女が力を出せない社会は、人間の半分の力しか生かせない。
「自分らしく」と教えられて、「みんなと同じ」を求められる。
家の中には、親から守ってくれる大人はいない。
この作品たちは今後さまざまな組織や自治体に提供されて展覧会が開かれるとのこと。
来年のオープンキャンパスでもご覧いただけるかもしれません。
それにしても楫先生は今月に入ってから既に2回も朝日新聞に登場。
しかも2回とも写真入りと扱いも大きいです。
ん?そう言えば、80周年記念事業の世界美術大学学長サミット、国際デザインシンポジウムは朝日新聞社の後援だったのですが、そのディスプレイやステージセットを手がけたのが楫先生。
そうかっ!
謎はすべてとけた!
朝日新聞社にはきっと楫先生ファンがいるにちがいないっ!