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ムサビ 竹 その2
今日は10号館前の芝生で竹プロジェクト公開シンポジウムのゲストであるジョン・ハーディー氏のワークショップが行われてました。
真ん中のジーンズ姿の男性がハーディー氏です
ハーディー氏はバリ島にある、校舎から机・イス、教員住宅や橋にまで竹を使用したグリーン・スクールの主宰者。
このグリーン・スクール、竹でできた校舎はなんと3階建!
地震の多い日本では考えられません。
(というかそもそも建築基準法にひっかかるでしょうね・・・)
竹でできているのでもちろん禁煙。
竹林とはタバコ仲間の板東先生、かなりしんどかったそうですw
さて、そんなハーディー氏の気になるワークショップの内容は、2チームに分かれて、組んだ竹の上にドラム缶を載せ、どちらのチームがより長く支えられるかを競うというもの。
それだけならさほど難しくなさそうですが、ドラム缶を載せた後、中になみなみと水を注ぐんです。
重さにして約200kg!
制限時間は40分。
参加されたみなさん、かなり頭を悩ませている様子でした。
しかし200kgもの重さを支えられるとは・・・。
見た目からは想像もつかないなぁ。
確かに竹にはいろんな可能性が秘められていそうです。
そんな竹ウィークのムサビキャンパス風景。
今日は民俗資料室で開催されている「学生による竹の民具展」の様子をご紹介。
ウナギを獲る道具。
かなり大物でも大丈夫そう。
タイの魚籠(びく)。
小型犬っぽくてなんかかわいい・・・。
酒筒。
これもネズミっぽくてなんともユーモラス。
塩を入れるカゴとのこと。
下に落ちるニガリを採るそうです。
タイのネズミを獲る道具。
どう使うのかはちょっと見当がつきません。
電車のつり革。
なんと実際に使われていたものだそうです。
竹製キャップ!
今となってはむしろオシャレかも・・・。
画像で紹介した以外にもさまざまな道具が展示されています。
明日お越しになる方はこちらの展示もぜひ覗いてみてください。
竹関連のイベントは明日が最終日なのですが、長くなりそうなのでまさかの「その3」へ続く!
竹林様、こんにちは。
詳細な竹レポートありがとうございます。
中途半端ないなかからは、なかなかムサビにはお邪魔できないので、
ありがたいことです。行って拝見できたような気分です。
さて、ワークショップの荷重試験が気になります。
組んだ竹に200kgの水入りドラム缶?
これもお写真があると、うれしいのですが。
展示物では、子犬のような魚籠が気になります。
投稿者 yukihaha : 2009年11月28日 12:33
>さて、ワークショップの荷重試験が気になります。
>組んだ竹に200kgの水入りドラム缶?
>これもお写真があると、うれしいのですが。
その後所用で竹林も結果が見れませんでした。
竹プロスタッフの方に聞いてみます。
投稿者 竹林 : 2009年11月30日 00:37