リアルな美大通信教育の日常を
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貼り紙ウオッチング
来週末からいよいよ芸術祭。
ということで学内のあっちこっちの壁に芸術祭関連の貼り紙が花盛り。
貼り紙はいろんな大学で見られますが、ムサビの場合はやはり美大ということで一般大学に比べてバラエティに富んでいます。
今日はそんな貼り紙をいくつかご紹介。
このクオリティはさすが美大と言ったところ。
ここまで本格的でなくても、手書きイラストやマンガになってる貼り紙は学内で普通に見かけます。
画像をPCに取り込んでフォトショップで加工なんてのもお手のもの。
しかし、ゲリラにぴったりなこの銅像、よく見つけてきたなぁ・・・まさか作った?
こちらは芸術祭ではなく、課外講座の貼り紙。
アニメーション作家の木下小夜子さんが講師ということで、フィルム型になってます。
手間をかけてもこういう加工をするのも美大生ならでは?
こちらは視覚伝達デザイン学科3・4年生の「編集とデザイン展」の貼り紙。
現在10号館310で開催中です。
本を作る課題ということで、本型になってます。
手羽さんお気に入りのコイショのポスター。
駅に貼ってあってもなんの違和感もないかも。
細部まで凝った作りになってます。
アイドルと言えば学ty・・・って学長アイドル化計画ってなに?
その謎は芸術祭で判明するとのこと。
楽しみだ・・・。
ここに紹介したのは今日たまたま見かけたほんの1部。
建物の外壁や建物内の壁、掲示板、喫煙所付近、トイレやエレベーターの中にまでそれはもういろんな貼り紙が所狭しと貼ってあります。
古典的な宣伝方法ですが、タバコ吸いながら何気によく見ちゃいます。
キャンパス見学や芸術祭に来られた際はぜひ貼り紙にも注目してみてください!
今日は先ほど出てきた「編集とデザイン展」を見てきました。
「2009年の私」というテーマで、10年後の自分に向けて80ページの本を制作する授業。
図書館みたいですね。
昨年も紹介したのですが、ムサビの中で竹林が受けてみたい授業の1つ。
20代の自分がどんな生活をして、どんな友人がいて、どんなことを考えていたのかが克明に記録された本。
10年後にきっとちょっと照れくさく、でも懐かしく開くことになるんだろうなぁ。
思ったとおりの道を歩んでいても、思いもしなかった道にいても、この本は宝物となるでしょう。
そう言えば竹林も学生の頃、まさか自分にとって1番縁遠いことを専門とする大学に勤めることになるとは思いもしなかった・・・。
今年思ったのはこの課題、実は就職活動にも役立つのではということ。
過去の自分を振り返り、今の自分がどんなことを思っているのかを形にする作業。
これって就職の際には必ず行う自己分析そのもの。
そう考えるとなんて奥の深い授業なんだろう・・・。
数えたわけではないのであくまで感覚的なものですが、男性は自分の身体に関する記述が多く、女性は
友人や恩師等の人物に関する記述が多かった気がしました。
そしてつい出身高校や出身予備校に目がいってしまう竹林・・・職業病だなぁ・・・。