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視デ×博報堂!
視覚伝達デザイン学科で規模は小さいながらも見ごたえのある展示が開催中です。
■「マーケティングコミュニケーション1B」課題作品展示
会期:10月14日(水)〜17日(土)
会場:10号館3階310
この「マーケティングコミュニケーション1B」、ムサビ出身で大手広告代理店の博報堂で活躍している現役バリバリの3名のクリエイターが講師としてそれぞれ課題を出しています。
まず、東ハトキャラメルコーンのパッケージなどを手掛けている杉山ユキさんからの課題はこちら。
こんなお菓子あったらいいなと思う商品を考えてください
お菓子のプロからの挑戦状!
後輩たちの出した答えやいかに!?
スノードームのゼリー。
なんでも小さい頃、スノードームがおいしそうだったとのこと。
うん、これは今までにないお菓子ですね。
甘党の竹林はあったら即ゲット間違いなしです。
こちらはカレードスコープ(万華鏡)型のドロップ。
カレードスコープがパッケージになっていて、中の模様の部分がドロップになっています。
なんでも小さい頃カレードスコープがおいしそうだったとのk・・・ってきみらはいろんなものがおいしそうなんだな!
中を覗いたところ。
なんか食べるのがもったいないような気がしてきちゃうなぁ・・・。
こちらは積み木として遊べるキャラメル。
従来あるものでも形態やパッケージをかえると食べるだけではない楽しみ方が発生するということですね。
まさに「知育菓子」と言ったところ。
女性用にポテトチップスをポーチでパッケージ。
その名も「ポーチでポテト」!
お手ふき用のウエットティッシュも入ってるといいかも。
全部食べても50キロカロリーの「恋する50Kcal」。
「甘いものは食べたいけど太るのが心配」という女性の強い味方!
形態やパッケージ以外にもこういう切り口もあるんですね。
明星食品の「究麺」のパッケージなどを手がける伊勢山暁子さんからの課題はこちら。
今あるコンビニに勝てるコンビニを作って下さい。
これは難題ですね・・・。
果たしてどんなコンビニが出てくるのかな?
手作りのお弁当や有機野菜が主力商品のコンビニ。
コンセプトは「コンビニで母の味」。
一人暮らしの学生や社会人にはありがたい存在ですね。
こちらは薬剤師や看護師が常駐する「医療のコンビニ」。
今後ますます高齢化が進む世の中。
そのうち実現しちゃうかもしれませんね。
ラフォーレ原宿の広告などを手がける長嶋りかこさんからの課題はこちら。
日本がもっと魅力的に見えて、外国人観光客が増えるようなダイレクトメールを作ってください。
外国人宛を想定です。同じコンセプトでポスターも制作。
これもなかなかハードルが高い。
外国の方に日本のどういうところを売り込んでゆくのかな?
初詣の広告です。
明治神宮に参拝して帰りにラフォーレ原宿でショッピングという流れですね。
ダイレクトメールには参拝用の手袋が入ってます。
手袋に参拝の方法が英語で書いてあります。
これで初めてでも安心ですね☆
こちらの作品のテーマはおみくじ。
英語表記のおみくじです。
忍者の広告ポスター。
貼るとこんな感じ。
これは街中にあったら思わず見ちゃいますね。
実際に京都で外国からの観光客の方に忍者体験をしてもらったそうです。
ご夫婦、楽しそうですね。
3名の講師の方々はお忙しい中、毎週1日ムサビに足を運んで指導してくださったとのこと。
これもひとえに「ムサビの後輩たちのため」だからこそ。
このようにアートやデザインの最前線で活躍している方々に直接指導を受けられる機会を作れるのがムサビの大きな財産の1つです。