リアルな美大通信教育の日常を
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福岡2日目 〈ニンチャの法則〉
夜の天神を徘徊する男・竹林です。
今日もネットカフェから更新中。
こーゆーことなら最初からここに泊まればよかったような気が・・・。
さて今日は高校・予備校訪問の日。
まず午前中に建築学科の源先生と某高校へ。
進路指導の先生に面会。
今年の志願動向を伺った後、建築学科の公募制推薦入試の説明。
しかしこの高校、まるで大学のような近代的かつ斬新なデザインの校舎。
ここを卒業してムサビにきたらびっくりしちゃうかも・・・。
面会終了後、急いで予備校へ。
予備校で他の先生方と合流して、さっそく説明会スタート。
今日は先生方も持ち時間をきっちり守って学科紹介。
ここの生徒さんもすごく熱心。
参考作品をじっくり見る人あり、先生方に質問する人あり。
説明会の時間を過ぎても会場がにぎわってました。
休む間もなく次の予備校へ。
竹林が大学についてざっくり紹介した後、各学科の説明スタート。
工芸工業デザイン学科の田中先生が後ろにあったホワイトボードに図を書いて説明。
おおっ!わかりやすい!
すると次の源先生も負けじと図を書いて説明。
次は芸術文化学科の楫先生、「じゃあ、私も」とホワイトボードにさらさら。
ニンチャの法則
楫先生「この言葉知ってる人は?」
全員「・・・」
楫先生「これは人数の分だけチャンスがあるという法則です。人がたくさんいるところにはその数だけチャンスがあるんです。ムサビは造形学部に約4000人、大学院に約250人、通信教育課程に約3000人、そして卒業生が約60000人。つまりそれだけの数のチャンスがある大学なんです。これは日本の美術系大学の中ではもっとも多い数です・・・」
おおっ!そんな法則があったんだ!
知らなかったなぁ。
誰が発見したのかな?
終わったら楫先生に聞いてみy
楫先生「・・・ちなみにこの法則は今私が作ったんですけどね。」
会場が笑いに包まれた一瞬でした。
後で聞いたところ、前の2人がホワイトボードを使ったので、その場で咄嗟にひねり出したアドリブとのこと。
恐るべきプレゼン力!
広報入学センターの職員は全員楫先生に弟子入りした方がいいかも・・・。
説明終了後は参考作品の閲覧と質問コーナー。
油絵学科の赤塚先生が大人気。
生徒さんに囲まれながら、かなり熱の入った説明でした。
それを真剣に聞く生徒さんたち。
昨日に続いて広報冥利に尽きる光景でした。
ホテルに帰って一休み。
昼食抜きだったので、博多名物のラーメンを食べに。
軽く食べるつもりがあまりのおいしさについ替え玉をオーダー。
お腹いっぱい・・・てゆーかちょっと苦しいくらい。
いかん、昨日から食べ過ぎかも。
夜はムサビの卒業生で構成される交友会のみなさんと懇親会。
お腹いっぱいなのでお酒だけ飲んでようと思ったら目の前にイカの姿つくりが!
しかもまだ足が動いてる・・・。
思わず箸を伸ばす。
まさに絶品!
今まで食べてたイカは一体なんだったの?というくらいのおいしさ。
いや、福岡の食べ物どれもおいしすぎます。
なんか一気にメタボになっちゃいそう・・・。
田中先生の教え子のみなさんが多数集まって、始終田中先生を囲んで語らってました。
卒業して年月が流れても、慕って集まってくれる教え子がたくさんいる。
先生ってすばらしい職業ですね。
田中先生もとても嬉しそうで、見ている竹林まで嬉しくなっちゃいました。
話が尽きないため、中洲で二次会を開くことに。
竹林は初の中洲。
歴史ある歓楽街らしく華やかな中にも風情がある街。
戦後にできた新宿の歌舞伎町とはやはり違う感じですね。
二次会も盛り上がり、那珂川の川風を心地よく浴びながらホテルに戻る・・・つもりが全員道に迷う。
後から歩いてきた校友会の方に道を聞いて無事ホテルに辿りつけました。
いや〜、実にいい出張でした・・・って本番は明日か。
【福岡で気がついたこと その1】
セミの鳴き声が違う!
地元出身の野口先生によると、東京はアブラゼミが多いのですが、福岡はクマゼミが多いそうです。
昆虫の分布を実感できる珍しいパターンかも。
【福岡で気がついたこと その2】
女性の博多弁は萌える!
なぜか竹林のフェチ心をくすぐります。
というわけなので、きゅっきゅぽんさん、今度会ったら博多弁で話かけてください(笑)。
それにしてものりぴーのことが心配だ・・・。