ムサビ オープンキャンパス 企画紹介:空間演出デザイン学科

オープンキャンパス企画紹介。
今日は建築学科、工芸工業デザイン学科とは立体系つながりの空間演出デザイン学科です。
おもな会場は10号館2F。
正門を入って右側に見える建物です。



空間演出デザイン学科と言えば、毎年10号館2Fを不思議空間にしてしまうインスタレーションが名物。
言葉で説明するより体験してもらおうということですね。
今年のテーマはこれです。



「The Cell」庵 / いおり



バルーンを用いた空間構成のようです。
バルーンと聞いてなにか思い出しませんか?



2月の入学試験のモチーフ、4月の入学式の演出、そして6月のオープンキャンパスのインスタレーションとすべてバルーンなんです。
これはオープンキャンパスの演出であると同時に学生さんへの授業でもあるということ。
今度はバルーンでどんな空間を演出するのか?
竹林も楽しみです。
以前に日記で紹介した籐で制作したキャラクターの作品展示や学生さんにいろんな相談ができるコーナーもあります。



空間演出デザイン学科のもう1つの名物企画と言えばこちら。



MAU Collection 2009 「ktkr!!」(キタコレ!!)



ファッションデザインコース3年生によるファッションショーです。
服だけでなく、照明から演出まですべてを学生さんが行っています。
毎年開演前には長蛇の列ができる大人気企画。
土日とも1日2回公演。
開場時間は土曜日が13:45と15:45、日曜日が12:45と14:45。
ご覧になりたい場合はお早めに会場に向かわれることを激しくお薦めします。



教員との個別相談は土・日とも終日実施してます。



教員による相談コーナー



入試のポイントや授業内容の質問はこちらにどうぞ!





昨日のエントリーに対して在学生のお母様からコメントをいただきました。
またしてもほぼ全文掲載させていただきます。



思えば2年前の6月。娘と共に出かけた武蔵美のオープンキャンパス。
その頃は武蔵美なんて夢のまた夢。真剣に行けるだなんて思ってもいない憧れの大学でした。
受験さえさせてもらえないかもしれないから、せめてオーキャンだけでも、と参加したのです。
そんなんですから、特に目的も定めずダラダラと見て回っていたところ、デ情の学生さんに声を掛けられました。「デ情の先生と話してみませんか?」なんとなく席に座らされ、3者面談の状況に。
その時いらしたのが森山明子先生。予想外の展開にもかかわらず先生の明るいお人柄にひかれ、親子でいろんな質問を。先生は親身になって答えてくださり、充実した時間を過ごすことができました。
オーキャンから帰って1週間後くらいだったでしょうか、娘が突然の宣言。
「申し訳ないけど、もう国公立は受験しない。受かるまで武蔵美を受け続ける。他の大学には行きたくない。」
これには家族中びっくり。しかしそれからの娘のがんばりには目を見張るものがありました。
そして翌年の2月。もちろん娘が目指すはデ情1本。しかしぶっつけ本番も怖いので、と予行練習のつもりで受けた視デにまさかの補欠合格。それでも本人はデ情に行くと言っていましたが、画塾の先生や先輩に説得されて今に至ります。
でも、もしもあの時オーキャンに行かず、そして森山先生のお話を伺わなかったら、娘は今、武蔵美にはいなかったでしょう。九州から東京まで出て行くのは旅費もバカにはなりません。けれどあのオーキャンが娘の人生を変えたと言っても過言ではありません。




言うまでもなく人生においていい先生、いい先輩と出会うことは、その後の進路や生き方にもいい影響を与えてくれます。
オープンキャンパスはこれから4年間通うことになるかもしれない大学にどんな先生や先輩がいるのかを知ることができる機会でもあります。
「オープンキャンパスに来たら先生や学生さんとなんでもいいから話すといいですよ!」と言うのは、それが理由です。
有名な先生=いい先生であるとは限りません。
「自分にとってのいい先生」を探すことができるのは自分だけです。
ムサビのオープンキャンパスでみなさん一人ひとりにとってのいい先生とのいい出会いがあることを願っております。



シデハハ様、コメントありがとうございました。

投稿者:take : 2009年06月04日 01:10

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