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テレビの青春
5月17日(日)の朝日新聞朝刊の書評欄で、元映像学科教授の今野勉先生の著書が紹介されています。
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余談ですが、この「七人の刑事」、今になってスタッフを見ると錚々たるメンバーでびっくりします。
脚本には、「時間ですよ」、「寺内貫太郎一家」を執筆し、後に直木賞を受賞する向田邦子さんをはじめ、「夢千代日記」、「花へんろ」の早坂暁さん、ウルトラマンシリーズや「必殺仕掛人」の石堂叔朗さん、「3年B組金八先生」の小山内美江子さん、ウルトラマンシリーズ、「赤い運命」の佐々木守さん、「澪つくし」、「独眼竜政宗」のジェームス三木さんなどなど。
演出には今野先生の他に「ふぞろいの林檎たち」の鴨下信一さん、「時間ですよ」の久世光彦さんなどなど。
「ドラマのTBS」の基礎はここにあったんですね。
さらに余談ですが、佐々木守さんは非常勤講師として映像学科にいらしてました(2006年にお亡くなりなってしまいました)。
当時、竹林は入職したてで、非常勤の先生の出校管理を担当していたのですが、「ウ、ウルトラマンを書いた人がきてるんだ〜」と感動した覚えがあります。
・・・とだいぶ脱線。
今野先生は現在はテレビマンユニオンという会社の副会長でもあります。
テレビ草創期から関わってきた今野先生の自伝的内容。
テレビの一時代史とも言えそう。
テレビ業界に就職希望の方はもちろんですが、読み物としても楽しめそうです。
ちなみに今野先生、1998年の長野オリンピックの開・閉会式のプロデューサーとして会場演出や映像監督も手掛けています。
2005年の愛知万博のプロモーションを手掛けたのは原研哉教授。
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