リアルな美大通信教育の日常を
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2009年05月のアーカイブ
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ムサビ オープンキャンパス
オープンキャンパスまでいよいよ2週間を切りました。
竹林ブログも今日からオープンキャンパス特集です。
まずは改めましてご紹介。
●開催日時
6月13日(土) 10:00-18:00
6月14日(日) 10:00-16:30
●開催場所
武蔵野美術大学 鷹の台キャンパス
ムサビのオープンキャンパスの特徴と言えば「開催時期」でしょうか。
オープンキャンパスと言えば7月中旬〜8月の開催が一般的。
なぜムサビは6月開催なのか?
それは、授業真っ只中のキャンパスを見てほしいからです。
7月中旬〜8月は言いかえれば前期授業終了〜夏休み。
アトリエや教室も空いていて、きれいな状態をお見せできるし、学生さんも課題が終わって忙しくない時期なので、確かにオープンキャンパスを開催するにはもってこい。
ただ、ふだんの授業や制作は行われてない時期です。
それに比べて6月は授業真っ最中。
キャンパスが一番雑然としている時期です。
教室もアトリエもフル稼働中でとても片付けなんてできません。
課題作品もまだ完成してなかったりします。
でも、この状態こそがムサビの日常。
入学すると授業期間の大部分はこういう日常の中で過ごすことになります。
そしてなにより授業真っ只中のキャンパスにはリアルな活気があります。
せっかく来ていただくのだから、雑然としていて、それでいて活気があるという、ありのままをお見せしたいと思ってます。
公開授業や公開講評が多いのも日常をお見せしたいから。
土曜日の公開授業は基本的にふだん行われている授業をそのまま公開しているだけです。
公開されてない授業も「オープンキャンパスなので休講」ということはありませんので、学生さんは普通に授業があったりします。
公開講評も、ふだん月〜金曜日(木曜日が多い)に行われている講評を曜日をずらして公開しているものが多数。
まさにガチンコです。
有名ゲストによる講演等は特にありません。
有名な作家やデザイナーの講演をやれば来場者が増えて、宣伝効果は高いかもしれません。
でもそれでは「ムサビの日常」ではなくなってしまう。
なのであえて有名ゲストを招くことはしていません。
「オープンキャンパスのためにお呼びしたゲスト」と言えるのは美大ブログサミットのパネリストの御三方だけかもしれません。
決して予算がないからではないんですよ!
いや、多くもないんですけどね・・・。
ただ、あんまり日常すぎるのもなんなので、少しだけお化粧しています。
学科の内容の一部を体験できるワークショップや体験授業、学生さんと話ができるコーナー、学科の施設の見学ツアー等、学科によってさまざまな企画を用意しています。
来場される方の関心が高い入試については全学科に教員との相談コーナーを設ける他、今年2月に実施された一般入学試験の合格参考作品の展示、問題集の販売を行っています。
また、学科紹介ブック、入学試験案内等の資料類はオープンキャンパスから2010年度版を配付開始します。
ムサビの日常を見ることができて&入試の相談もできて&最新の資料をゲットできるイベント、それがムサビのオープンキャンパス。
ムサビのいいところも悪いところもありのままをよく見ていただければと思います。
シカクデンタツ
視覚伝達デザイン学科のオープンキャンパス特設サイトがオープンしました。
実は2日前くらいからスタートしてました。
カラミーくんが、
あ、明日は今視デの学生で6月のきたる日に向けて、企画運営しているオープンキャンパスのことを書きます!乞うご期待!
と書いてたので、紹介するかな?と待っていたところ、どうやらまだ明日がきてないようなので先に紹介しちゃいます。
カラミーくん、ごめんね☆
スタート時からすでに企画紹介もばっちり。
サイトもいろいろ仕掛けが凝っていたり、大学までのルートが公式サイトからのリンクじゃなくてオリジナルなあたり、まさに視デの面目躍如。
視デ志望の方はじっくり見てみてください。
さて、そんな視デ出身の中島信也さんが今日のNHK総合TVソクラテスの人事に出演されてました。
今日の第1問目は「『頑張れ』に代わる言葉を考えてください」というもの。
当代随一のCMプランナーはこの問いにどう答えるのか!?
手羽さん作の「カンパーレ」を答える人は果たしていたのか!?
見逃してしまった方は再放送でチェックだ!
再放送
放送日時:6月4日 16:05〜
放送局 :NHK総合TV
今日はオープンキャンパスでスタッフ全員が着用するTシャツの納品がありました。
今年のTシャツ、デザイン的には賛否両論ありそうですが、普段でも着やすい仕様になってます。
オープンキャンパス当日は1000円で販売予定!
来場者の方でぜひほしいという方は1号館下のインフォメーションでお求めください。
以上、腰に違和感がある竹林がお送りしました。
納品の時に張り切りすぎたかなぁ・・・。
校正労働省
気がつけばオープンキャンパスまで2週間弱。
準備の方は着々と進んでますが、ここにきて意外に骨の折れる作業があることに気がつきました。
その作業とは
校正
文字量の少ないDMやポスターを作成していた時は気にならなかったのですが、特設ブログや学内各所に置く案内表示、パンフレットともなると文字量が増加。
おまけに竹林、オープンキャンパスに合わせて発行する入試案内の制作もしているので、そちらの校正もあります。
入試案内とひとことで言っても一般入試、公募制推薦入試、3年次編入学、大学院修士、外国人留学生向け説明書、帰国性向け説明書と6種類もあるので結構なボリューム。
そんなわけでここ最近は徒然なるがままに日暮し校正の日々。
しかもオープンキャンパスと入試を行ったり来たりです。
しかし、校正というのはどうしてこんなに眠くなるものなんでしょうか?
特に昼休み明けの30分は入学センターで「魔の時間」と呼ばれる時間帯。
睡魔の攻撃にディフェンスラインをずたずたにされていることもしばしばです。
こちらも立ったままやってみたり、目薬を射してみたりしてるのですが、気がついたら夢うつつで校正していたりします。
目の下にメンソレータムでも塗ってみようかなぁ・・・。
こんな感じで愛と校正の日々、まだまだ続きます!
冗談も大概にキャッスル!
聞くところによると巷では城ブームが起きているようですね。
竹林も昨日のエントリーを書く際に松本城について調べていたら、城そのものに興味が湧いてきたので、ちょっと調べてみることに。
原研哉教授が「白」なら竹林は「城」だ!
現在日本にある城は遺跡をふくめると、それこそ数えるのが面倒になるほどあります。
なんと渋谷にもあったらしいです。
そういえば竹林の実家近くにも城跡がありました。
と言っても、残っているのは空濠のみ。
見た目は斜面に道のようなものが1本あるだけ。
立札がなければ気づかないくらいでしたが・・・。
このうち城の華、天守が現在あるのはざっと76城くらい。
ただし、ほとんどが戦後に建てられた物。
材料から工法まで忠実に再現したものもありますが、中には天守が史実上存在したかわからないけど建てたというものもあるそうです。
また、ほとんどがコンクリート製。
木造で建てようとすると建築基準法に抵触してしまうためとのこと。
名古屋城や大坂城、熊本城と言った有名なお城もコンクリート製だそうです。
(出典:Wikipedia『天守の一覧』)
明治維新以前のものがそのまま残っているという条件になるとぐっと少なくなって次の12城。
丸岡城(福井県)
彦根城(滋賀県)
松江城(島根県)
姫路城(兵庫県)
犬山城(愛知県)
松本城(長野県)
丸亀城(香川県)
宇和島城(愛媛県)
備中松山城(岡山県)
高知城(高知県)
弘前城(青森県)
松山城(愛媛県)
このうち国宝に指定されているのは
彦根城(滋賀県)
姫路城(兵庫県)
犬山城(愛知県)
松本城(長野県)
の4城のみ。
(出典:Wikipedia『現存天守』)
あれ?ひょっとして松本城、かなりハイソなお城ってこと?
竹林も1泊して登っておけばよかった・・・ _| ̄|○
ちなみに美術系大学、美術系の学部・学科を持つ大学は全国で60校以上あるそうです。
ただし、「美術大学」を名乗っている大学は日本広しと言えど3大学のみ。
そうです!武蔵野美術大学は国宝なみにレアな大学なんです!
そんな希少価値の大学の日常をたっぷり見ることができるのが
オープンキャンパス2009
6月13日(土)、14日(日)は国宝クラスの大学を見にいきましょう!
日本で唯一アフロをかぶって新聞に載った大学職員にも会えますよ(笑)。
以上、近々髪が世界危機遺産に指定されると噂の竹林がお送りしました。
あるいは絶滅危惧種か!?
竹林ダイアリー 05/23 松本出張!
5月23日(土)
9:00立川駅ホームでおきなまろさんと合流。
今日は松本の予備校へ説明会に。
スーパーあずさでとりあえず爆睡。
11:30松本到着。
お仕事に行く前にちょっと寄り道することに。
向かった先は・・・
key_tさんお薦めの洋風建築である旧開智学校!
明治9年に建てられた和洋混交の擬洋風建築。
重要文化財に指定されています(入場券より引用)。
瓦屋根と中央の塔&バルコニーの組み合わせがなんとも個性的。
不思議としっくりきてます。
上には天使、下には龍!
この組み合わせはなかなかないような・・・。
ドアのデザインもかわいいです。
中はこんな感じ。
廊下が広々しています。
教室の様子。
机も椅子も年季が入ってます。
なんだか今の小学校の机より小さい気が・・・。
こちらは現在の開智小学校。
旧開智学校を模して設計されたとのこと。
小学校とは思えない贅沢な造り。
ウラヤマシス・・・。
古き良き洋館の風情をたっぷり堪能できました。
key_tさん、お薦めありがとう!
続いて松本に来たらこれを見ずには帰れない・・・
松本城!
松本城は1504年築城。
日本国内に12基現存している、安土桃山時代後期から江戸時代にかけて建造された天守を有する城郭の1つであり、天守群は国宝に指定されています(Wikipediaより引用)。
こちらは時間がないので外観のみ見ることに。
眺めていると不思議と落ち着く。
日本人はやっぱ城だね!
12:15昼食。
信州と言えば蕎麦でしょう!ということで近くにあったお蕎麦屋さんへ。
お店の一押しっぽい「しぼり蕎麦」をオーダー。
こんなん出ましたー。
ツユではなく、大根のしぼり汁に味噌を混ぜたものを蕎麦にからめるのだそう。
だから「しぼり蕎麦」かー。
なにはともあれ、いただきまーす♪
うん、おいs・・・か、辛いっ!
大根の辛みが半端じゃないっ!
実は竹林、辛いものは大の苦手。
泣きながら食べる。
おきなまろさんは「おいしい!」とのことでした。
13:15予備校に到着。
挨拶などしていたら、今日の講師である基礎デザイン学科の板東孝明教授も到着。
会場の準備にとりかかる。
14:00説明会スタート!
と言っても今日の説明会は大学の紹介や入試の説明ではなく、現役のデザイナーとして活躍しているムサビの教員が学生時代のことや今までの仕事、現在進行中の仕事について講演するという内容。
竹林は最初に5分ほど入試とオープンキャンパスの話をしてお役ご免。
あとは板東先生の講演を聞くことに。
板東先生は以前にラクーアのウインターイルミネーションのエントリーに登場。
またの名を「ムサビのドーム男」。
卒業してから手がけたデザインや仕事について熱く語ってくださいました。
竹林は板東先生の話を聞くのは初めて。
デザイナーとしての考えの変化の過程が特に興味深かったです。
16:30講演終了。
トークに熱が入って、予定より30分オーバー。
2時間30分の長丁場に。
それでも質疑応答では生徒さんから質問が次々と。
さらに解散のあとも生徒さんが板東先生を囲んで話し込んでる。
モテモテの板東先生。
竹林とおきなまろさんも入試の参考作品の説明など。
生徒さんのモチベーションがほんとうに高くて嬉しくなる。
17:00会場片付け終了。
控え室に戻ると板東先生と予備校の先生が熱く語り合っていて、それをさっきまで講演を聞いていた生徒さんたちが熱心に聞いている。
想定外の第二部スタート!
対談の内容はデザインの今後から教育論まで。
概念的な話も多々あり、大学生でも難しい内容かもしれないんだけど、生徒さんたちがそれを時々メモを取りながら一生懸命聞いている。
その熱心さに感動。
来年はぜひムサビキャンパスで会いたいものです。
19:20講演第二部終了。
最終のあずさが20:00発とのことで、駅へ急ぐ。
自費で1泊するおきなまろさんと別れて、板東先生とホームへ。
20:00スーパーあずさに乗車。
板東先生と入試の話をちょろっとした後、駅弁を食べてあとはまた爆睡。
22:15立川駅到着。
板東先生とはここでお別れ。
おつかれさまでした!
22:40家に到着。
充実した1日だったなぁ。
発想力!
ば・・・ばらしたな! (* ̄□ ̄*;
ええ知りませんでしたともっ!
なにしろ竹林はムサビ日記が初ブログ。
まにあるに書かれていることしか知りません。
ついでに言えば、ネスケは根がスケベな人のことかと思ってましたし、ブラウザーは最近までプラウザーだと思ってました。
でもちょっと考えてみてください。
「改行スペースを開けたいけどやり方がわからない」という事態に直面した時、竹林は自分が知っているわずかな知識を応用して、見かけ上はまったく同じ効果を出す方法を考えついたのです。
これこそまさに発想力ってやつですよ!
この発想力、いろんな場面で使えます。
例えば実技試験では与えられたモチーフ、時間の中で作品を制作することになりますし、仕事では常に予算や時間が限られています。
その限定された条件の中で最大の効果を得るためにはどうすればよいか?
ここで発想力がモノを言うのです。
考えてみれば美大の授業課題はセンス的な意味での発想力はもちろんですが、こっちの発想力も常に試されている気がします。
美大を卒業して一般のビジネスや異分野で活躍する方というのが意外に多かったりしますが、案外美大の授業課題で鍛えられた発想力がその一因かもしれません。
竹林は美大出身ではないですが、まあ天賦の才ってやつですかね。ガハハハハ!
えっ?調べるという発想はなかったのかだって?
それを言っちゃあ・・・。
ちなみにムサビに入る前に販売の仕事をしていた竹林にとってタグと言えば
こーゆーやつのことです。
オプキャンブログスタート!
まずはご連絡。
進学相談会京都会場が中止となりました。
ムサビが参加を見送るということではなく、相談会そのものの中止です。
新型インフルエンザの感染が拡大してきてますね。
関西だけでなく、関東でも感染のニュースが聞かれるようになりました。
現在感染者が出ていない地域のみなさんも、手洗い、うがい、マスクをお忘れなく。
さて、たいへん長らくお待たせしました。
武蔵野美術大学オープンキャンパス2009特設ブログをアップしました!
■武蔵野美術大学オープンキャンパス2009特設ブログ
現在実施予定のすべての企画を見ることができます。
なにしろ2日で100を超える企画が同時並行で進みますので、当日までにサイトで企画をチェックして、なにを見るかをある程度決めておくことをお薦めします。
また、企画によってはどちらか1日のみ開催のものや、集合時間や開演時間が決まっているものもありますので、興味のある企画がある場合は開催日・時間を確認してください。
竹林の注目企画などは6月に入ったあたりから紹介してゆきます。
今後、企画の変更や追加、集合・開催時間の変更が発生した場合は、随時新着情報でお知らせします。
こちらもお目当ての企画が変更になってないか、出かける前にチェックしてくださいね。
入学センターは現在オープンキャンパスの準備たけなわ。
ビジュアルデザインはほぼ固まり、制作段階に入りました。
来週からはパンフレット作りに着手です。
気がつけばあと3週間。
間に合うか心配だ・・・。
美大ブログサミット
それは入試が終わって間もない3月初旬のことでした。
手羽「竹林くん、オープンキャンパスの企画考えたよ。はい、これ企画書!」
竹林「あ、ありがとうございます!どれどれ・・・美大ブログサミット?なるほど、美大ブロガーが一堂に会して美大を語る企画ですか。おもしろそうd・・・ん?」
【出演確定者】京都造形芸術大学ブログ 吉田さん
東北芸術工科大学 入試課ブログ なかのひとさん
ムサビ日記 竹林さん
手羽「えっ?きみに許可をもらう必要があるの?」
・・・てな具合(実話)で、オープンキャンパス担当者&出演する本人でさえ知らないうちに進んでいたこの企画。
しかし、実現にはまだまだハードルがありました。
オープンキャンパスの企画は課長→部長→入学センター長→教授会の承認が必要。
ムサビのオープンキャンパスで他大学の広報担当者が自分の大学について語るイベントが承認されるわけg
あっさり承認。
さすが我らがムサビの上層部&教授陣は懐が深い!
・・・てゆーか、みなさん資料ちゃんと読みましたか?
そんなわけで美大ブログサミットをムサビオープンキャンパスにて開催します!
●タイトル:手羽プレゼンツ「美術大学ブログサミット」
●日時:2009年6月14日(日) 11:00-12:30
●会場:武蔵野美術大学鷹の台キャンパス 1号館104教室(第2講義室)
●参加パネリスト
京都造形芸術大学ブログ 吉田さん
東北芸術工科大学 入試課ブログ なかのひとさん
多摩美術大学[美大日記] 米山さん
ムサビ日記 竹林
●司会・進行・・・ムサビコム・美大日記管理人 手羽イチロウ
●協力・・京都造形芸術大学、多摩美術大学、東北芸術工科大学
現在、質問と公式キャラ「ビダイブちゃん(仮)」も大絶賛募集中です。
詳細はこちら。
当日は美大ブロガーであり、高校や相談会の現場で自大学を熱く語る広報担当者3名が美大の可能性、大学ブログの可能性を語り、ブログ歴&広報歴1年未満のひよっ子担当者が司会にいじられ倒されます。
果たして錚々たるメンバーの中で竹林がどれほどしゃべれるかわかりませんが、ここで逃げては男がすたる。
精一杯頑張りたいと思います。
受験生のみなさんも学生さんも親御さんも他大学の方も
竹林のいじられ様をぜひ見にきてください(泣)!
吉田さん、なかのひとさん、米山さん、出演ご快諾ありがとうございます&当日はよろしくお願いします!
以上、美大界の草なぎ剛こと竹林がお送りしました。
いや、脱ぎませんよ!
印刷屋さん
ムサビにはたくさんの印刷屋さんが出入りしてます。
なにしろ入学センターだけでも片手の数くらいの印刷屋さんと取引があるほど。
その中でもお願いする頻度が高いのがA印刷。
理由は単純。
安い・早い・うまい
美大ならではの凝ったデザインや紙の種類、印刷方法まできっちり対応。
デザイナーさんがいるので、冊子のレイアウトからお任せ可能。
そして、頼む方がドキドキするような納期でもあっさり「大丈夫です!」と言ってのける早さ。
研究室でもお願いしているところが多いようです。
またこのA印刷の営業さんがとにかくフットワークが軽い。
会社が近いこともありますが、ご用とあらば1日に2度、3度顔を出してくれることもしばしば。
「ムサビに住んでいるのでは?」説が流れるほどの機動力を誇ります。
さて、そんなA印刷に入稿するものがあったので電話。
A印刷「はい、A印刷です!」
竹林「ムサビの竹林です。営業のHさんいますか?」
A印刷「ただいま外出しております。」
竹林「じゃあ、入稿したいものがあるのでムサビにきた時にでも寄っていただけるようにお伝えいただけますか?」
A印刷「わかりました。お伝えします。」
60秒後
Hさん「どうもー!A印刷です!」
絶対住んでる!
ムサビゲイブン!
建築学科に続いて芸術文化学科のオープンキャンパス特設サイトがスタートしています!
■芸術文化学科オープンキャンパス2009
芸術文化学科のウリはなんと言っても理論系の勉強と制作のどちらもできること。
ふつう芸術学科と言えば理論系の勉強がほとんどで、制作はあっても「体験として」ということが多いと思います。
ところがムサビの芸術文化学科では体験以上のことが学べます。
なにしろ専任教員に油絵(しかも絵画組成)、空間デザイン、映像、絵本を専門とする先生がいるくらいですから。
つい最近、昼の時間帯にTBSで放送されてたドラマラブレターの中で、主人公が描いたという設定の絵本を実は芸術文化学科の学生さんが描いていたりします。
サルくんとブタさん―音が見える絵本 たどころ みなみ 汐文社 2009-03 売り上げランキング : 1840 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
テレビの青春
5月17日(日)の朝日新聞朝刊の書評欄で、元映像学科教授の今野勉先生の著書が紹介されています。
テレビの青春 今野 勉 エヌティティ出版 2009-03-25 売り上げランキング : 1533 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
余談ですが、この「七人の刑事」、今になってスタッフを見ると錚々たるメンバーでびっくりします。
脚本には、「時間ですよ」、「寺内貫太郎一家」を執筆し、後に直木賞を受賞する向田邦子さんをはじめ、「夢千代日記」、「花へんろ」の早坂暁さん、ウルトラマンシリーズや「必殺仕掛人」の石堂叔朗さん、「3年B組金八先生」の小山内美江子さん、ウルトラマンシリーズ、「赤い運命」の佐々木守さん、「澪つくし」、「独眼竜政宗」のジェームス三木さんなどなど。
演出には今野先生の他に「ふぞろいの林檎たち」の鴨下信一さん、「時間ですよ」の久世光彦さんなどなど。
「ドラマのTBS」の基礎はここにあったんですね。
さらに余談ですが、佐々木守さんは非常勤講師として映像学科にいらしてました(2006年にお亡くなりなってしまいました)。
当時、竹林は入職したてで、非常勤の先生の出校管理を担当していたのですが、「ウ、ウルトラマンを書いた人がきてるんだ〜」と感動した覚えがあります。
・・・とだいぶ脱線。
今野先生は現在はテレビマンユニオンという会社の副会長でもあります。
テレビ草創期から関わってきた今野先生の自伝的内容。
テレビの一時代史とも言えそう。
テレビ業界に就職希望の方はもちろんですが、読み物としても楽しめそうです。
ちなみに今野先生、1998年の長野オリンピックの開・閉会式のプロデューサーとして会場演出や映像監督も手掛けています。
2005年の愛知万博のプロモーションを手掛けたのは原研哉教授。
大イベントの影にムサビあり!
☆ムサビケンチク!
気がつけばオープンキャンパスまで残り1か月を切りました。
現在、オープンキャンパス2009特設サイトを鋭意準備中です。
今しばらくお待ちください。
さて、オープンキャンパスでは大学の特設サイトの他に各学科でも特設サイトを作ったりしますが、早くもオープンしている学科があります。
■武蔵野美術大学建築学科2009オープンキャンパスブログ
今年の建築学科のテーマはガンバロウ☆ムサビケンチクとのこと。
現在は準備の様子がアップされてますが、どうやらかなり気合い入ってます!
おまけに☆も入ってます!
企画紹介はこれから始まりそうです。
どんな企画が出てくるか楽しみ♪
建築とひとことで言っても、扱う対象は建物だけではなく、小は家具、室内から大は街並み、ランドスケープ、都市までと広範囲にわたります。
インテリアデザインから環境デザインまでと言うとわかりやすいかな?
表現方法も図面、模型、ドローイング、写真、映像、CAADなどさまざま。
みなさんが持っている建築のイメージとはだいぶ違うかもしれません。
数少ない美術大学の中にある建築学科というのも特徴の1つ。
工学と美術の融合した建築デザインが学べます。
さらに現代アート的なアプローチも可能。
建築学科志望の方も、そうでない方もオープンキャンパスにいらした際はぜひ覗いてみてください。
新しい発見があると思いますよ!
ちなみに現在建築計画が進んでいる立川市の新庁舎は野沢正光客員教授がデザインを担当しています。
野沢先生、よろしくお願いしMAU!
ムサビ 成績開示 & 謎の仮装集団
web上での成績開示は5月15日17:00で終了となりました。
うっかり見忘れた方、受験票をなくしたため見れなかった方、誠にもうしわけありませんが、web上での成績開示は受けることができません。
ただし、web以外の方法で成績開示を受けることは可能です。
明日以降に成績開示を希望される場合は以下の方法で申し込んでください。
【ムサビ生】
1号館3階の入学センターに申請書がありますので、そちらに必要事項を記入して提出してください。
1週間ほどで成績をプリントアウトしてお渡しします。
なお、お渡しの際は学生証が必要になります。
入学センターの窓口応対時間は9:00〜16:30です。
【ムサビ生以外の方】
任意の用紙に「成績開示を希望する」旨・受験学科・氏名・住所・電話番号・もしわかれば受験番号を書いて、身分証明書のコピー(保険証、学生証など)および返信用封筒(宛名を記入し80円切手を貼付)を同封して入学センター宛にお送りください。
成績をプリントアウトして返送します。
なお、お時間を1週間ほどいただきます。
申込期間は5月30日(土)まで。
忘れないうちにお申し込みください。
さて今日のムサビキャンパス。
10号館前の芝生に謎の仮装集団が現れました。
これは空間演出デザイン学科のセノグラフィデザインの授業の1コマ。
セノグラフィとは架空の物語世界を空間的に表現すること(空間演出デザイン学科概要より引用)。
舞台美術やテレビ・映画のセットなどがこれにあたります。
この授業では「なりたいものになる」というテーマで、学生さんがそれぞれ自分がなってみたいキャラクターを制作したそうです。
材料は籐(とう)。
ツル状の植物を編みあげて作られてます。
近くで見るとこんな感じ。
指導担当は小竹信節教授。
寺山修司率いる演劇実験室天井桟敷の美術監督として舞台美術・映像美術を担当したほか、蜷川幸雄さんの演劇、オペラ、松田聖子のコンサートツアーまで手がける舞台美術家。
以前、立川タカシマヤでの展示のエントリーにも登場しました。
籐で制作した舞台衣装は実際にシェークスピアの演劇で使用したことがあるそうです。
キャラクターはやはりジブリが人気。
某ネズミーランドのキャラクターや某ロングラン公演中の演劇のキャラクター、マンガやアニメのキャラクターもいて、今にもパレードが始まりそうな勢い。
大人の事情で画像は掲載できませんが、実物をいくつかオープンキャンパスでお見せできそうです。
視デの名物授業トラストウオークなど、ムサビにはお外での授業がけっこうあります。
今日みたいに天気がいい日は、青空の下で学生さんが和気あいあいと楽しそうに授業を受けていて、一般大学出身の竹林はかなりうらやましいです。
そう考えてみると、実はムサビって世界で一番受けたい授業が普通にある大学かもしれません。
宇都宮とシンポジウム
早くも地方進学相談会の第2弾が今週末開催です。
●進学相談会宇都宮会場
日時:5月16日(土) 13:00〜16:00
場所:宇都宮マロニエプラザ
今年2月に実施された一般入学試験の参考作品パネルがいよいよ登場します!
会場担当者はムサビの髭男爵・池田さんとI藤くん。
週末は宇都宮で池田さんとルネッサ〜ンス!
さて、ムサビでは豪華メンバーによるシンポジウムが開催されます。
「純粋なる形象」展 開催記念シンポジウム
『ディター・ラムスの時代』
日時:5月23日(土) 14:00〜16:30 (受付13:30〜)
場所:武蔵野美術大学鷹の台キャンパス1号館1階104教室
ディター・ラムス氏はドイツのブラウン社で数々の製品をデザインしてきたインダストリアルデザイナー。
シンプルかつ洗練されたデザインは現在も多くの人々に愛されているとのこと。
そのラムス氏の展覧会が府中市美術館で開催されるのですが、これに関連して、武蔵野美術大学美術資料図書館と府中市美術館との連携プロジェクトとして開催されるシンポジウムになります。
気になる豪華メンバーは以下のとおりです。
【パネリスト】
ディター・ラムス
向井周太郎(武蔵野美術大学名誉教授)
佐藤卓(武蔵野美術大学客員教授)
【司会】
柏木博(武蔵野美術大学教授)
向井周太郎名誉教授はデザイン学者。
基礎デザイン学科設立メンバーの1人です。
原研哉教授や長澤忠徳教授も学生時代に向井先生に教わっています。
佐藤卓客員教授は言わずもがなですが、ロッテのキシリトールガムや明治乳業のおいしい牛乳のパッケージデザインを手がけた、現役バリバリのグラフィックデザイナー&アートディレクター。
ムサビではデザイン情報学科でデザインの解剖の授業を担当されています。
柏木博教授はデザイン評論の第一人者。
専門誌や新聞、テレビなどに頻繁に登場されています。
デザイナーご本人とそれぞれの分野のトップクラスの方々が一堂に会するシンポジウム。
これが学内で見れてしまうというのはなんとも贅沢な話ですね。
デザイン系の学生さんは必見必見です。(重要なので2回書いてみました)
入場無料・予約不要ですが、先着220名ですので、当日はお早めに!
府中市美術館で開催される展覧会はこちらです。
純粋なる形象 ディーター・ラムスの時代―機能主義デザイン再考
会 期 :5月23日(土)〜7月20日(月)
開場時間:10:00〜17:00(入場は16:30まで)
休館日 :月曜日(最終日を除く)
ちなみに竹林とおきなまろさんはシンポジウムの日は出張予定で見れません o(ToT;):
現在、録画してくれる方を超絶募集中です。
ムサビエンタメ通信
美大日記にお引越しする手羽さんの穴を埋めるべく、新メンバーが2名加入です。
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■日本画学科1年 きゅっきゅぽん さん
■空間演出デザイン学科1年 たまき さん
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きゅっきゅぽんさんはなんと手羽さんと同じ高校、同じ画塾出身で大学も同じという呪われ・・・じゃなかった輝かしい経歴の持ち主。
こうなったらいっそのこと卒業後はムサビに就職するってのはどうですか?
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たまきさんは竹林セレクトの1人。
これで5人全員がスタートになりました。
名付けて竹林ゴレンジャー!
赤レンジャーはもちろん赤褌さんかな?
他の色はみなさんで分け合ってください。
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さて、第1回CDショップ大賞が発表になりました。
CDショップ大賞とは、全国のCDショップ店員さんの投票によって選ばれる賞。
本屋大賞のCD版ですね。
その栄えある大賞作品に選ばれたのは
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昨年、ムサビの芸祭ライブに登場した、相対性理論の「シフォン主義」。
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成績開示
まずはお詫びから。
公式サイトにもありますとおり、現在web上で実施している一般入学試験の成績開示のうち、基礎デザイン学科と映像学科に科目の表示ミスがありました。
現在は修正済みですが、5月11日までに成績を確認された方、正しい表示は以下のとおりです。
【基礎デザイン学科】
国語
外国語
数学または基礎造形
小論文
【映像学科】
国語
外国語
数学または小論文または鉛筆デッサン
感覚テスト
なお、間違えていたのは科目名の表示のみで、得点については間違えはありません。
そのため合否判定にも影響はありません。
ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。
さて、その成績開示。
web上で確認するには誕生月日・専門試験受験番号・受験票に記載されている暗証番号が必要です。
受験票をなくした等で専門試験受験番号や暗証番号がわからない場合はweb上での成績開示はできません。
このような場合は以下の手順で成績開示を受けてください。
【ムサビ生】
1号館3階の入学センターに申請書がありますので、そちらに必要事項を記入して提出してください。
1週間ほどで成績をプリントアウトしてお渡しします。
なお、お渡しの際は学生証が必要になります。
入学センターの窓口応対時間は9:00〜16:30です。
【ムサビ生以外の方】
任意の用紙に「成績開示を希望する」旨・受験学科・氏名・住所・電話番号・もしわかれば受験番号を書いて、身分証明書のコピー(保険証、学生証など)および返信用封筒(宛名を記入し80円切手を貼付)を同封して入学センター宛にお送りください。
成績をプリントアウトして返送します。
なお、お時間を1週間ほどいただきます。
いずれの方法も成績開示期間(〜5月15日17:00)内にお申し込みください。
ちなみに竹林が受験生だった頃はまだどこの大学も成績開示を行ってませんでした。
今更ながらちょっと見てみたい気もします。
新潟写真集
調子の悪かった竹林家PCが復旧。
携帯画像の取り込みができるようになりました。
そこで新潟で撮った画像をまとめてどどんっとご紹介。
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長岡造形大学です。
できて15年くらいということで建物がきれいです。
コンクリート打ち放しの壁面がクールな感じ。
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どこを撮ってもきれい。
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そして広い。
なんでも敷地を囲う塀がないそうで、すぐそこが民家です。
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今年から開設された美術・工芸学科のアトリエ。
イーゼルがピカピカです。
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ガラス工房の窯。
これはムサビにもありますね。
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金工工房。
洋食器の生産で有名な燕三条が近いせいか、金工の施設が充実していました。
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学食。
安くておいしかったです。
米どころらしくご飯のおかわり自由は嬉しいですね。
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こちらは夕食。
焼き筍です。
竹の香りと甘みでなにもつける必要がないおいしさ。
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カワハギの肝あえ。
味噌の加減が絶妙でした。
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日本海名産・ノドクロの刺身。
脂がのってて、甘味があって絶品です。
東京ではなかなか口にできません。
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そして新潟と言えば岩ガキ。
ちゅるりん♪といただくと口の中に潮の香りが広がります。
いやーおいしいのおいしくないのって・・・えっ?どっちなんだって?
おいしかったです!
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食べてばかりじゃないですよ。
こちらはムサビブースの様子。
手前の机が池田文庫コーナー。
石田徹也遺作集に見入る方が多いです。
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こっちは学科別パンフレットの配布コーナー。
竹林はどこの会場でもだいたいこの辺りに立ってます。
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帰りの新幹線で食べた駅弁。
ま=ます、さ=鮭、か=かに、いくら=イクラで「まさかいくらなんでも寿司」だそうです。
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駅弁を食べるアフロ。
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いやー、実に有意義な出張でした。
えっ?いや、ちゃんと仕事もしてますってば!
竹林ダイアリー 05/09 新潟進学相談会その2
竹林です。
新潟より無事帰ってまいりました。
進学相談会当日の模様をダイジェストで。
7:30起床。
竹林はビジネスホテルのベッドが超苦手。
ゆっくり寝られた試しがない。
眠い。。。
8:15チェックアウト&朝食。
ロビーのPCでおきなまろさんが更新してる。
他のライターが更新してる現場って初めて見るなぁ。
9:00先生方と合流。
会場へGO!
9:30会場到着。
設営の続き。
微調整と資料の袋詰めなど。
さくさく終了。
11:00進学相談会スタート!
さっそく地元の予備校の先生が生徒を連れてムサビブースに来てくれる。
幸先よし!
12:00・・・と思ったら後が続かず。
そもそも会場全体に人が少ない。
多摩美さんもひまそう。
12:30昨日お会いした長岡造形大学の方と立ち話。
新潟の状況や、進学相談会の体制についてなど。
参考になるお話を聞かせていただく。
13:00昼食へ。
となりの芸術文化会館の喫茶コーナーでカレーライスを。
量が少ない・・・。
13:30会場へ戻る。
あいかわらず人影がまばら。
ムサビブースも相談者はパラパラ。
14:30ひまなので多摩美ブースへ。
Aさんとオープンキャンパスの話など。
15:00ムサビ日記読者の方が訪ねてくださる!
ムサビ在学生のご両親様で、一昨年の芸術祭の手羽イチローサイン会にもお越しいただいたとのこと。
「アフロかぶってないと印象が違いますねー。」
はい、素顔は地味なんです(笑)。
人生初のサインもすることに!
ちなみに竹林、地方の相談会で読者の方にお会いしたのは初めて。
東京から離れた場所でも見てくれている方がいるってすごくうれしいものですね。
わざわざお越しくださり&差し入れまでいただき、ありがとうございました!
16:00進学相談会終了。
結局全体の来場者数は少なかった昨年のさらに20%減。
テンションが上がらないままに終わった感じ。
16:30撤収終了。
新潟駅へ。
17:00新潟駅着。
入学センターへのお土産やら駅弁やらを調達。
17:40新幹線に乗る。
駅弁食べて、あとは爆睡。
19:30大宮着。
おきなまろさんとはここで解散。
おつかれさま〜。
21:00竹林宅到着。
他大学のいろんな情報を仕入れることができたし、読者の方にお会いできたし、お酒も食べ物もおいしかったしと収穫の多い出張でした。
あとは来場者数だな。(←それが1番重要なんだってば!)
竹林ダイアリー 05/08 新潟進学相談会その1
竹林@新潟です。
今日1日をダイジェストで。
7:30起床。
ネットで電車の運行状況をチェック。
宇都宮線が遅れているようなので早めに出た方がいいかな。
9:00家を出る。
大宮を10:58発の新幹線の車内でおきなまろさんと合流予定。
中央線−武蔵野線−京浜東北線と乗り継いで大宮へ。
10:30大宮到着。
コーヒーブレイクしてから新幹線ホームへ。
10:55おきなまろさんがまだ来ない。
まさか・・・。
あわてて携帯をチェック。
電車遅れで超ギリギリです。
とにかくダッシュします。
竹林さんは乗ってください!
やっぱり・・・。
教訓:遠出する時は朝一で運行状況をチェックしましょう。
受験のときや就活の時もね!
10:58新幹線到着。
迷ったけど乗ることに。
発車寸前におきなまろさんが飛び込んでくる。
とりあえず一安心。
12:10長岡着。
多摩美の米山さん、Aさん、女子美のSさんと合流。
3美大で向かった先は・・・
長岡造形大学
ご存知、地元新潟県の雄。
2009年4月からは美術・工芸学科も開設されました。
入試広報課・企画推進課の方に案内していただく。
なにしろキャンパスが広くて開放的。
敷地を区切る塀がなく、周りの自然や町並みに溶け込んでいる感じがなんとも気持ちいい。
できて15年ほどということで建物も新しい。
この贅沢な空間をムサビの1/4の学生数で使用できるのはなんともうらやましい話です。
これは明日は気合入れて広報しなくては・・・。
途中、現在長岡造形大学で准教授をされている手羽さんの後輩の方に遭遇。
手羽さんの近況などお話できました。
ええ、あいかわらず内股でクネクネしています(笑)。
よろしくお伝えくださいとのことでした。>手羽さん
一通り見学後、学食でランチをご馳走になる。
情報交換などなど。
15:00長岡造形大学を出る。
なんと駅まで車で送っていただきました!
長岡造形大学のみなさま、お忙しいところお邪魔した上に、たいへんお世話になり、ありがとうございました!
15:40新幹線で新潟へ。
天気はもちろん快晴!
16:40ホテルに到着。
ロビーにPCがあったのでムサビ日記をチェック。
見てない間にminxさんがたいへんなことに・・・。
ご冥福をお祈りします。
18:00相談会の設営に。
会場の新潟市体育館は日本の都市公園100選にも選ばれている白山公園内。
信濃川沿いの広々とした敷地内に新潟市陸上競技場、新潟市民芸術文化会館、新潟市音楽文化会館などの文化・スポーツ施設が揃っています。
さらに瀟洒な洋風建築も!
新潟県政記念館(旧新潟県会議事堂)とのこと。
時間があったら見てみたいなぁ。
20:00設営終了。
あとは明日微調整すればOK!
米山さん、Aさん、Sさん、おきなまろさんと、2年前に手羽さんが大絶賛した店へ夕食に。
いや、ほんとに何もかもがおいしかったです。
山の幸、海の幸に新潟自慢の日本酒・・・。
お酒と話が進む、進む!
どこもしんどい状況の中、頑張ってるんだなぁ・・・。
竹林も頑張らねば!
24:30ホテル着。
う〜ん、ちょっと飲みすぎたかも。
おきなまろさん、明日は頼んだぞ! (←えっ?頑張るんじゃなかったの?)
DM & αM
6月13日(土)、14日(日)に開催されるオープンキャンパスのDMができあがりました!
職権をフル濫用して、どこよりも早くお見せします。
学内の誰もが「ムサビっぽくないね〜」と言う、斬新なデザイン。
大きく書かれている「OPEN」の意味は実際にオープンキャンパスにいらしていただくとわかります。
DMは来週頭には登録者の方はじめ各所に発送予定です。
さてOPENと言えば、先日華々しくOPENしたばかりのgallery αM。
そのこけら落としとなる展覧会が今週末からスタートです。
武蔵野美術大学80周年記念展
「変成態―リアルな現代の物質性」vol.1 中原浩大
会期:5月9日(土)〜5月30日(土)11:00〜19:00 日月祝休
会場:gallery αM(東京都千代田区東神田1-2-11アガタ竹澤ビルB1F)
竹林はまだ写真でしか見たことないんですが、gallery αMはなかなか居心地のよさそうな空間。
高い天井が開放感があって気持ちよさそうです。
古いビルの中の新しいギャラリーで現代アートを観賞するってなんだか楽しそう。
みなさんもぜひ覗いてみてください。
では新潟に行ってきま〜す。
進学相談会始まる
GW最後の日は美容院に散髪に。
「いつものやつで!」とオーダーして、あとはお任せで雑誌をパラパラ。
「終わりました〜!」の声に、顔を上げて鏡を見たところ、
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映画PINGPONGの窪塚洋介みたいな髪型をした男がそこに・・・。
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いや、全然いつものやつじゃないんですけど・・・。
一生懸命修正してもらうも、いかんせん短く切りすぎちゃったのであまり変わらず。
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教訓:髪を切る時は時々鏡でちゃんと確認しよう!
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・・・って当たり前か。
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さて、今週末から早くも進学相談会がスタートします。
しょっぱなからいきなり2会場同日実施です。
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●東京・水道橋
日時:5月9日(土) 13:00〜16:30
場所:東京ドームシティ プリズムホール
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●新潟
日時:5月9日(土) 11:00〜16:00
場所:新潟市体育館
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新潟には竹林・おきなまろのムサビ日記コンビが見参。
2008年度入試の合格参考作品(2009年度入試の作品パネルは現在鋭意制作中)の展示と、教員による個別相談コーナー、大学資料配布、学生作品の上映など行う予定です。
個別相談コーナー担当は共通絵画と基礎デザイン学科の先生。
また、できたてホヤホヤのオープンキャンパスDMも配布します。
今週末は新潟で竹林&おきなまろと握手!(戦隊ヒーローショー風)
ちなみに会場の新潟市体育館はAB子さんが紹介してくれたDOCOMOMO JAPANが選ぶ日本における近代建築135選の1つ。
どんな建物か楽しみです。
以上、明日仕事に行くのが憂鬱な竹林がお送りしました。
まだアフロの方がましかもしれない・・・ (TOT)
ヤツに会いに
今日は竹林宅からほど近い住宅展示場ハウジングワールド立川へ。
目的はもちろん竹林邸建設の下見・・・ではなく、ふれあいミニ動物園というイベント。
このイベントにヤツが来るという情報をキャッチしたのです。
そのヤツとは・・・
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アルパカ!
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ミラバケッソのCMでお馴染み&ムサビ日記読者の方にはひだまりさんのフリーペーパーでもお馴染みのアルパカです。
栃木県にあるアルパカ牧場には連休中にも関わらず車で東京から6時間かけて訪れた方もいたそうです。
そんなアルパカがやって来るということで会いに行ってきました。
ちなみに車で5分でした。
展示場の中をうろうろしていると、人だかりを発見。
あそこに違いない。
行ってみるとなんと10分入替制の人気ぶり。
10分並んでいよいよご対面。
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長いまつげにつぶらな瞳。
やさしい眼差し。
実際におとなしいようで飼育員さんの指示にも従順でした。
そしてなによりモフモフの毛!
嗚呼ずっとなでていたい・・・。
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アップで撮ってもやっぱりかわいい。
絵のモデルとしてムサビで1頭飼えないかなぁ。
「アルパカのいる大学」ってウリになりそうだし、制作や仕事で疲れてもこのモフモフさわっていたらきっと癒されるし・・・。
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ふと気がつくと撮影待ちの親子連れの列が。
あわてて次の方へバトンタッチ。
アルパカちゃん、また会おうね。
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せっかくなので展示場をぶらぶら見物。
この展示場、広い敷地に各住宅メーカーのモデルハウスが街のように建ってます。
各モデルハウスにはボックスラーメン構造とか、木造マルチバランス構法とか、外断熱木造軸組工法などなど、いろんな建て方が表記されていて、メーカーの人がいれば説明も受けられる模様。
建築の素材についてもいろいろ知ることができそうです。
建築学科の学生さんには勉強になる&おもしろいかも。
洋風建築のエントリーで登場した旧古河庭園の洋館をモデルにした家もありました。
ちなみにこのふれあいミニ動物園は本日のみ。
明日はヨーヨーパフォーマー金子隆也さんのジュニアヨーヨー体験教室があるそうです。
リレー!
key_tさんお薦めの洋風建築は長野県松本市にある旧開智学校とのこと。
和洋折衷の外観が明治期の洋風建築らしくていいですね。
規模も大きくて見ごたえがありそう。
これは竹林は知りませんでした。
松本に行く機会があったらぜひ見てみたいです。
さて、朝日新聞朝刊の多摩版に毎週月曜日にキャンパスブログという連載が掲載されています。
これは主に多摩地区にある大学の教員が3〜5本ずつリレー形式で、大学で行っている授業の様子や学生との交流などを紹介するエッセイ。
ムサビでは原研哉教授が以前に寄稿していました。
その5月4日版の挿絵イラストをムサビ大学院生の江藤孝治さんが描いています。
今後も継続してイラストを担当するのかはわからないのですが、朝日新聞多摩版を購読されてる方はぜひチェックよろしくです。
リレー形式と言えば、小説::手羽殺人事件。
盛り上がってまいりました!
毎回ワクワク、そして殺されないかハラハラしながら読んでます。
とゆーか、
ハードル上がりまくりですね。
8、9、10、12号館がメインフロアの日記ライターは「回って来たらどうしよう・・・」状態なのでは?
いやー探偵役でよかった。
しかし、油断は禁物。
なにしろパス出しがあの手羽イチローですから、安心させといて、「じゃ、解決編は竹林くんよろしく☆」とか言いかねません。
全部まるっとお見通しだ!(仲間由紀恵風)
あっ!こっから先は「Ctrl+A」してもなにもありませんからね!
よし!あーゆー風に書いておけば手羽さんも逆に竹林には振りづらいだろう。
見透かされているところに振るのは悔しいだろうし。
そろそろ予防線はっとかないとね。
解決編はminxくんよろしく☆
最近の立川
連休初日は掃除・洗濯もろもろの後に地元立川へ。
毎年のことながらGW中は昭和記念公園に向かう家族連れが多いです。
ちなみに無料入園日は5月5日(小・中学生対象)。
この日はかなり混むようです。
そんな立川。
駅ビルにルミネ立川、エキュート立川、グランディオと3つの商業施設があります。
2007年のエキュート開業以来、熾烈なバトルが続いていましたが、ここにきて得意・不得意が鮮明になってきたような気がします。
衣料品・生鮮食料品・書籍ならルミネ立川。
もともとビームス、ユナイテッドアローズ、ユニクロ、無印などが入っていたのですが、4月にグランディオに入っていたトゥモローランドが電撃移籍。
ますます強力なラインナップになりました。
ユニクロも売り場面積拡大で土日はレジに列ができる盛況ぶり。
この辺の戦略、なかなか見事です。
トゥモローランドの抜けたグランディオですが、レストラン街は強力。
立川中華街はもちろん、それ以外のお店もなかなか個性派揃いです。
土日の昼時はいつも混んでる印象。
バリバリの甘党・竹林もよく覗くのはエキュート立川。
甘物のお店が充実しています。
月替わりでくる店もあるので油断できません。
2Fに新しくオープンした時計屋もちょっとおもしろいです。
まあ連休中ということで地元密着ネタなぞ書いてみました。
こんなんでいいんだろうか・・・?(いくない)
洋風建築!
竹林の家PCはYahoo! JAPANがスタートページになってるのですが、その右下の方に先週あたりに表示されていた文章が妙に気になってました。
あなたのおすすめの洋風建築は?
ゴールデンウィーク中は天気もいいとのことでお散歩にはもってこい。
ということで、今日は竹林おすすめの洋風建築なぞ。
一番のおすすめは箱根富士屋ホテル。
なんといっても、明治時代の建物に実際に宿泊できるというのがポイント高し。
実際に泊まったことがあるのですが、ロビーに置かれたソファや机、部屋の調度、壁、床に至るまですべてがクラシカルな和洋風。
これが妙に落ち着く空間なんです。
日本庭園を眺めながらコーヒーを飲めるラウンジなんかもあって、晴れた日は気持ちいい一時を過ごせます。
コーヒーのお供のケーキも美味しいし・・・。
のんびりするためだけに行きたいようなホテルです。
(ただし、浴場はせまいです。大浴場や露天風呂目当ての場合は不向きです。)
まあ、今から行くのは難しそうですね・・・。
近場では神田神保町。
古書店街として有名ですが、建物もなかなか年季が入っていてクラシカルな雰囲気。
路地裏には居心地の良いカフェもあります。
建物単体では御茶ノ水のニコライ堂、湯島の旧岩崎邸、新宿河田町の小笠原伯爵邸、駒込の旧古河庭園の洋館なんかがいいですね。
ちょっと新しめですが、竹林の故郷・赤羽のカトリック赤羽教会も見ごたえのある建物。
ドラマのロケ地としても有名です。
ちなみに大学は洋風建築の宝庫。
早稲田、慶応、立教、明治学院なんかが有名ですね。
ムサビも年代はさほど古くないものの、4号館や美術資料図書館は味のある建物です。
ところで、建築を勉強している学生さんのお薦めはどこなのかな?
key_tさん、からあげさん、あるでんてさん、お薦めの建物あったら教えてくださいませ。
ニッポンの教養!
また髪が伸びてきた竹林です。
みなさんこんばんは。
さっさと切りに行きたいけど、待つのはいやなので土日は避けたい。
どうしたものか・・・。
さて、原研哉教授が出演されてた爆笑問題のニッポンの教養。
ご覧になりましたか?
竹林はもちろん正座して見てました。
嘘です。正座はしていません。
今日は竹林の感想なぞ。
その前に、番組内容に関する話題が含まれますので、「録画したけどまだ見ていないので内容を今知りたくない!」という方は番組をご覧になってからお読みください
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一言でいうと想像以上におもしろかったです。
なにしろ竹林、最初は普通に見てましたが、途中からメモ取りはじめましたからね。
「試験に出そう」以外の理由で竹林にメモを取らせた先生はおそらく初めてかと(笑)。
内容は複雑なデザイン→シンプル化の流れに始まって、欧米の「シンプル」と日本の「シンプル=empty」の違い、原先生の考えるデザインの本質についてなどなど。
わかりやすい例えを用いながらの解説でした。
特に興味深かったのはデザインの本質についての部分。
ファインアートが自己表現なのに対し、デザインは他者に共感されないと意味がないこと、デザインとはただモノを作るだけでなく、他者の意識を覚醒させるものでなくてはならないこと。
この説明を聞くと原先生がムサビのゼミで行っている「Ex-formation(未知化)」の意味もわかってきますね。
既知であると思っていることをあえて1度わからなくなってみることで、今まで見えなかったモノが見えるようになる(自己の覚醒)→その覚醒を他者に伝播することによって他者も覚醒させる→新しい価値観が生まれる。
まさにタイトルどおり「再考」。
2008年度の基礎デザイン学科入試の小論文の問題「紙コップについて論ぜよ」はまさに「Ex-formation(未知化)」の最初の授業だったのかもしれません。
見逃してしまった方、BS2で再放送がありますので、そちらをぜひご覧ください。
日 時:5月6日(水)午前2:30〜(火曜深夜)
なお、5月4日のNHK総合での再放送は休止になったそうです。
豚インフルのせいに違いない!