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竹林的学科試験攻略法 小論文編
絡みづらい人さんの日記を読んであわてて年賀状の番号を確認した竹林です。
みなさんこんばんは。
数十枚いただいて、当選はお年玉切手シート1枚のみ。
差出人は親戚。
この辺がMDA受賞者とパンピーの違いなんでしょうか・・・。
さて竹林的学科試験攻略法、3回目は小論文編です。
くどいようですが、あくまで「もし竹林が受験生だったらこうする」という妄想なので、必ずしも的を得ているとは限りません。
また竹林は問題はまったく知りませんので、出題傾向がかわったとしても責任は負いかねます。
今日は長いです。
ムサビで試験科目に小論文があるのは3学科。
基礎デザイン学科では必須科目として志願者全員が受けることとなります。
映像学科、芸術文化学科では選択科目の1つとして設けられています。
傾向は学科によって異なります。
基礎デザイン学科はデザインの原点であるコミュニケーションやプロダクツなどをテーマとし、それについてどう考えるかを書かせる問題が多いように思います。
映像学科の過去3年間のテーマは「リンゴは○○であるor○○はリンゴである」、「黒い立方体の正体」、「鏡は○○○である」。
映像学科の重視するストーリー性を問う内容となっています。
芸術文化学科は配付された図版や文章などの資料を基に、展覧会への考え方やその作家についてどう思うかなどをテーマに書くパターンが続いています。
いずれにしても知識を問うというより、どう発想するか?どのように考えるか?を重視した出題となっています。
小論文で1番大事なのは時間内に完結させること。
どんなにいい文章でも途中までしか書けていない場合は低評価になってしまいます。
「800字以内」等の指定がある場合はできるだけその指定に近い字数で納めましょう。
オーバーは論外ですが、指定字数よりあまりに短いのも得点は期待できません。
誤字・脱字はもちろん減点対象になりますから要注意です。
ここまでは小論文試験を受験する上での基本の話。
では、竹林的攻略法を。
まずは過去問で試験時間と字数を確認して、同じ条件で書いてみることをお薦めします。
これはペース配分を覚えるため。
最初は時間内に書ききれないかもしれなかったり、後半あせったりするかもしれませんが、何回かやるうちに自ずとどれくらいのペースで書けばいいかがわかってくると思います。
テーマはなんでもいいのでとりあえず書いてみましょう。
竹林が小論文試験が始まると最初にすることは原稿用紙を4つに割ることでした。
例えば800字であれば200字ごとに原稿用紙に印をつけ、4ブロックに分けます。
(600字等の変則的な字数の場合は160字、160字、160字、120字のように、最後のブロックを少なめにします)
このブロックがそれぞれ前から「起」、「承」、「転」、「結」になります。
「起」、「承」、「転」、「結」それぞれに書くことはいつも決まっています。
「起」→テーマについての現状
「承」→現状の問題点
「転」→問題点の解決方法
「結」→まとめ
例えば「竹林ブログについて」というテーマで書くとしたら、
起:テーマについての現状
竹林ブログはムサビ日記の中の1つ。2008年6月より始まり、ほぼ毎日更新で続いている。
ムサビの学内イベントの紹介や教員・卒業生の展覧会の紹介記事、日常の話題のほか、アフロにグラサン姿でバカなことをやっている様子なども掲載される。
承:現状の問題点
しかし、手羽ブログに比べアクセス数、認知度ともに低く、いまいちパッとしない。
転:問題点の解決方法
そこでいっそのことアフロのボリュームをアップし、グラサンも派手なものに変えてインパクトをアップすればいいのではないか?
結:まとめ
これでアクセス数、認知度ともにアップ間違いなしだね☆
ガハハハ!
というような感じです。
えっ?なんの解決にもなってない?
そうですか・・・ _| ̄|○
「起」はそのテーマについて自分が知っていることを書けばいいので1番書きやすいブロック。
最初につけた印はあくまで目安ですので、ここで+1、2行くらい字数を稼いどくと後が楽です。
「承」も問題点を探し出すのはさほど難しくないので比較的書きやすい。
ここも+1行くらい字数を稼げるところ。
問題は「転」。
「転」の内容で小論文全体のできが決まると言っても過言ではありません。
内容をある程度固めてから書き始めるといいでしょう。
ちなみに竹林は「起」を書きながら「承」に対する「転」の内容を考えてました。
これができると時間節約になります。
「結」に辿り着く頃にはあまり時間がなかったりするので、さらっとまとめて構いません。
「起」、「承」で稼いだ字数がここでモノをいいます。
小論文は大学入試だけではなく、就職試験、さらに就職後も意外と書く機会がありますので、この方法は覚えておいて損はないですよ。
ちなみに竹林がムサビの職員採用試験を受けた時も小論文試験がありました。
その時もこの方法がおおいに役立ちました。
以上が竹林的学科試験攻略法でした。
ちょっとでも参考になっていれば幸いです。
長々とおつきあいいただき、ありがとうございました!
えっ?数学はどうしたって?
平方根あたりで挫折した男になにを語れと・・・?
これはT美の小論文にもあてはまりそうですね(笑)ありがとうございます。
もちろんムサビも受けますよ!
投稿者 受験生 : 2009年02月07日 07:42
得意科目は「小論文のみ」のおきなまろが補足アドバイス!
思いついた最初のネタは捨てる。
そのテーマでみんな書いてるから。
次に思いついたテーマで攻めよう!
では、ばいなら。
投稿者 おきなまろ : 2009年02月07日 13:22
竹林さん、「起承転結」などというと年寄りと思われますよ。最近は「序論・本論・結論」です。起承転結は中国詩の技法の援用であると、ムサビの佐久間教授から教わりました。
投稿者 トレビヤン☆音量子 : 2009年02月07日 16:52