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絵本
雑誌MOEの最新号(2009年1月号)に、佐久間保明教授が寄稿しています。
MOE (モエ) 2009年 01月号 [雑誌] 白泉社 2008-12-03 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
佐久間先生は教養文化研究室の所属で専門は日本近代文学。
ポップアップ絵本のコレクターであり、昨年ムサビの美術資料図書館で開催された「現代のしかけ絵本 Contemporary Pop-up Books」ではコレクションの中から選りすぐった104冊が展示されました。
コレクションのほんの1/5だそうです。
雑誌MOEは絵本・キャラクターの専門誌。
今月号の特集が「世界のポップアップ絵本を贈る」ということで、佐久間先生に依頼があったようです。
ちなみに同誌で「しばわんこの和の心」を連載している川浦良枝さんはムサビ出身の絵本作家さんです。
課内回覧で回ってきたのをパラパラ読んでいたところ、竹林も小さい頃に読んだ「はらぺこあおむし」もポップアップのものが出ていてびっくり。
ストーリーは変わらなくても見せ方は時代とともに変わってゆくんですね。
まさに「デザインは世につれ、世はデザインにつれ」と言ったところ。
実はムサビは多数の絵本作家を輩出しています。
世界各国で翻訳出版されている、しかけ絵本「どうぶついろいろかくれんぼ」等の作者いしかわこうじさん、「いつでもあえる」でボローニャ児童賞・特別賞を受賞した菊田まりこさん、「ホームランを打ったことのない君に」等の長谷川集平さんなどなどまさに多士済々。
また、マンガ家やイラストレーターと言われる方も、西原理恵子さんや太田垣晴子さんのように文章の容量が多い、いわゆる画文家系の作風が多いように思われます。
村上龍さんや内館牧子さんなど小説家も意外に出ています。
絵だけでなく文章が達者な方が多いのがムサビ出身者の特徴でしょうか。
しかしポップアップ絵本、お子さんのいる方へのプレゼントや出産祝いにいいかもしれませんね。
お子さんだけでなくお父さん、お母さんも楽しめそうだし。
あっ、手羽さんにプレゼントするって話じゃないですよ!
ただ、年長さん以上の子にプレゼントしてください。
じゃないと、ポップアップを引っこ抜いたり、あっというまにボロボロにされます(涙)
ちなみにこの時期だと、サブタのクリスマス絵本がオシャレでプレゼントに最適です。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4499280877/musabicom-22/
投稿者 手羽 : 2008年12月15日 06:02