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公募制推薦入試について<芸文・デ情篇>
毎度おなじみ公募制推薦入試シリーズ。
今日は芸術文化学科・デザイン情報学科篇をお送りします。
芸術文化学科の2次選考は小論文とプレゼンテーションおよびグループ面接。
小論文の昨年の問題は、「配付した三つの図からあなたはどのようなことを思い浮かべますか。これらの図から任意のテーマを設定し、所定の原稿用紙に800字以内で論述してください。なお、一つの図だけではなく必ず三つを関連づけて述べてください。また、20字以内のタイトルを必ず付けてください。」というもの。
一昨年、昨年と2年連続してこのパターンの出題となっています。
ある明確な問題や文章に対して思うところを述べるというものではなく、抽象的な事柄から思い浮かべることを述べるというもので、発想力が鍵となりそうです。
90分に対して800字と字数的には特に多いわけではありません。
昨年の問題で実際に練習し、時間配分等を体験しておくといいでしょう。
なお、出題パターンは変わることもあるのでご承知おきください。
プレゼンテーションおよびグループ面接は昨年は「『観る』をテーマに感じていること、考えていることを述べてください。」という課題で以下のような流れで進められました。
小論文試験終了後、課題および進行方法発表。
↓
昼食休憩
↓
1人ずつ発表
↓
発表終了後、また1人ずつ他の人の発表について感想・意見を述べる。
↓
グループディスカッション。
映像学科の構想力テストとよく似た流れとなっています。
グループディスカッションについて竹林の考える注意ポイントも構想力テスト篇とほぼ同様。
違う点は、教員もディスカッションに加わること。
教員から突然質問を振られることもありえますので、自分の発表が終わっても安心せず、ディスカッションに積極的に参加し、いつ質問がきてもいいように備えておきましょう(質問がこないまま終了というケースもあるかもしれませんが、備えあれば憂いなしってことで)。
グループの人数は年によって違います。
デザイン情報学科の2次選考は指定課題の英語によるプレゼンテーションおよび面接。
昨年の課題は「『あれば便利だけど、無くても不自由しない』とあなたが考える身の回りにあるモノ(工業生産品)を3つ挙げ、それぞれの図版を添えて、その理由を英語表記で記述してください。」でした。
事前に先生等の前でリハーサルをして、内容その他について客観的なアドバイスをもらい、本番までに修正しておくと発表の質の向上につながります。
プレゼンテーションの内容はできれば暗記しておきたいところ。
また、募集要項には発表内容の質疑応答、自己紹介や志望理由については英語および日本語で行われるとの記載があります。
両方の言語で予め答えを考えておきましょう。
プレゼンテーションを含む分、面接時間が多少長いかもしれませんが、デ情の先生はみんな優しいので、そんなに意地悪な質問はないと思います。
リラックスして臨みましょう。
というわけで個別面接以外の試験についてひととおり竹林的見方を書いてみました。
くどいようですが、竹林は実際の試験の場には立ち会っていませんので、あくまで個人的な考えとしてお読みください。
多少なりともお役に立っていれば幸いです。
今日からぐっと冷えてきましたね。
受験生のみなさん、体調管理にはくれぐれも気をつけて。