公募制推薦入試について<構想力テスト篇>

こんばんわ。
入学センターの竹ばy・・・って座長のままになってる! ( ̄□ ̄;)
研修はもう終わったんだけどなあ・・・。
さては校長先生の話によくある「家に帰るまでが遠足です!」ってこと?


手羽さん、竹林の研修はまだ続いているんですか・・・?


さて公募制推薦入試シリーズ。
今日は映像表現コースの構想力テスト篇です。


構想力テストとは、募集要項によると「グループに分かれ、共通に与えられた問題について自分の構想をまとめ、その結果を各自発表(プレゼンテーション)し、発表後、それぞれの構想について全員でディスカッションを行う試験です。」とあります。
昨年は「感動的な出会い」というテーマで次のような手順で進められました。

構想制作(15分)
配布した白紙(大)に発表のための資料を作成。

個別発表(各自5分)
作成した資料を掲示し、その資料に沿って構想を発表。

グループ討議(15分)
自分の構想、他の人の構想について自由に討論。

この試験方法、就職試験や企業研修でよく使われる手法です。
竹林が昨日受けた研修もまさにこのパターン。
この構想力テストでは試験官は個々人の提案(この場合は構想)の内容、発表の様子、グループ討議の際の振る舞い等をチェックしていると推測されます。
特にグループ討議は1人1人のコミュニケーション能力が如実に出るところで要チェックポイント。


竹林も就職活動の際にグループ討議は何回も体験しました。
そこでもし竹林が構想力テストを受けるとしたらここに気をつけるだろうという点をいくつか考えてみました。
なお、竹林は構想力テストの現場にいたことがないので、実際にどのようにグループ討議が行われているのかは知りません。
なのであくまで竹林個人の考えとしてお読みください。
実際の進め方が違っても責任は負いかねます。


1.積極的に発言し、よく聞く。
グループ討議でほとんど発言しないのは論外。
かといって自分ばかり発言して、他のメンバーの意見を聞かないのもマイナスにしかなりません。
場の流れを見ながら、話すべきとこは話し、聞くべきところは聞くというバランスが大事です。


2.全員からいろんな意見が出るよう気を配る。
グループ討議で1番大事なのは活発な意見交換がされること。
意見交換が活発でない時は進んで口火を切って場をリードする覚悟も必要です。
口火を切る必要がなかった場合でも、話が広がるような意見を積極的に発言しましょう。
あまり発言できていない人がいる時は、その人に質問する等して意見を引き出すのも大事。


3.人の発表もよく聞いておく。
自分の発表が終わったからといって安心してはいけません。
人の発表もよく聞いておいて、グループ討議の時のネタを収集しておきましょう。


4.楽しく!
固い雰囲気だとなかなか意見交換が活発にはなりません。
場がのびのび楽しい雰囲気になるよう心がけましょう。


5.まとめを考えておく。
最後に討議をまとめる必要があるのかどうかを竹林は知りませんが、もし必要な場合は最後にどうまとめるかを討議の流れを見ながら予め想定しておくとよいと思います。
終了5分前くらいになったらさりげなく話をまとめる方向にリードしてゆきます。
なので時間にも気をつけておきましょう。


6.グループ討議は控え室からはじまっている。
控え室でお互い話しかけて仲良くなっておくと討議が進めやすくなります。
積極的に話しかけましょう。


ちなみに昨日の研修で講師の方はグループ討議の際の注意点として次のことを挙げてました。
これはどちらかというとビジネス向きかもしれませんがご参考までに。
おおっ!研修がさっそく役に立っている!

1.問題点を明確に把握する。
2.意見を早く出し合う。
3.意見の違いを知る。
4.仮説や大前提に積極的にチャレンジする。
5.決定基準を設定する。
6.雰囲気作りに気を配る。
7.意見の衝突を恐れず冷静に対処。
8.却下された意見も捨てないで活用する。
9.強引にまとめない。
10.時間厳守。


映像表現コースが公募制推薦入試で求めている人材は募集要項にも記載されているとおり、集団作業・共同作業の中心的役割をはたすディレクター(演出家)の資質を持つ方です。
その資質を見るために集団の中でどのように役割を果たし、集団を導いていくかを見るのが構想力テストの狙いです。
役割の果たし方はいろいろな形があると思います。
自分のスタイルを遺憾なく発揮してください。


余談ですが、毎年構想力テストが終わったグループメンバーがまるで前から親しかったかのように楽しそうに話しながら帰ってゆく姿を見かけます。
中には学食で引き続き語り合うグループも(今年は学食が休みなんですが・・・)。
そういう姿を見るたびに「若いっていいなー」と妙に歳を取ってしまったような気分になる竹林なのでした。

投稿者:take : 2008年11月18日 03:42

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