リアルな美大通信教育の日常を
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竹林ダイアリー 10/03 濃密な1日<前篇>
9:30大学院修士課程入試の志願者数発表。
こちらのwebサイトで確認できます。
10:00倉庫へ。
来年の進学相談会に向けての備品チェック。
いいかげん倉庫も片付けなくちゃ・・・。
11:30倉庫から入学センターへ戻る。
さっそく来年度用に追加する備品のリストの作成に取りかかる。
12:30だから金曜日は電話当番だってば!
また早番で昼食とるの忘れた・・・。
遅番に変更。
腹へった〜。
13:40やっと昼食。
ちょっと見に行きたいところがあるので、急いでかきこむ。
14:00工芸工業デザイン学科の展示が行われているとの情報をもらったので、12号館へ。
インテリアデザインコース3年生によるノックダウンチェアの作品展示。
ノックダウンチェアとは組立て・分解ができる椅子のこと。
指導は先日の池袋の進学相談会でご一緒した伊藤真一准教授。
制作にあたっては以下のような条件が課されたそうです。
●椅子の種類は自由とし、二人掛けも可とする。
●背があること。
●アームの有無は自由。
●椅子としての使用に耐えられる構造であり、座り心地を考慮すること。
●主素材はシナ合板、副材として角材(30角〜50角)を用いること。
●組立、解体が可能なものとする。
組立・分解が可能で、かつ椅子として実際に使用できる強度を保ち、座り心地もよくなくてはならないというのが難しいところですね。
背と脚の透かし模様が凝っていていいですね。
これが組立・分解できるとはパッと見想像もつかない。
背が仏像が坐っている台座みたいになっていておもしろい。
これも分解・組立できるんだー。
竹林は分解はともかく、組立は自信ないかも・・・。
すっきりしていて竹林の好きな感じ。
唯一の高脚の作品。
これで組立・分解もできるってすごくいいなー。
ほんとに家に欲しいかも。
難しい条件をクリアし、かつデザイン的にも質が高くておもしろい作品が多数。
明日10月4日(土)までの展示です。
14:40資料発送用のリストチェック&ラベル作り。
15:00大学院修士課程入試の研究室配布資料を作成。
作っている最中に研究室から催促が・・・。
はい、今すぐやります!
16:00研究室回り。
とりあえず今日のノルマはこれで達成。
17:00今日はお仕事はここまで。18:00から予定があるので、その前にhelveticaさん、ruraさんがとっていた、デザイン情報学科の雑誌をつくるという授業の作品展示を見に行く。
この授業はhelveticaさんが書いていたように、4人1組のグループに分かれ、架空の雑誌の創刊号を作るというもの。
企画から取材から記事(文章とビジュアル)制作、デザインをすべて行います。
指導は森山明子教授。
森山先生は日経デザインの創刊に関わり、その後同誌の編集長をつとめていたという雑誌編集のプロ。
ちなみに優秀作品制作グループに選ばれると実際に雑誌を印刷してもらえるという特典がもれなくついてきます。
9号館の4階に着いたところで、やはり池袋の相談会でご一緒した今泉先生にばったり。
今泉先生「あれ!竹林くんどこ行くの?」
竹林「あっ、雑誌の展示見に行こうかと思って。」
今泉先生「おっ!書いてくれるの?ゆっくりしてってよ!」
わざわざ部屋まで案内してくださいました。
今回の共通テーマは「アーティスト紹介」・・・でいいのかな?
これがhelveticaさんのグループの作品。
表紙のほかにもちろん中身の記事も展示されています。
モード系っぽい雑誌もあるかと思えば、
ジョジョあり、
タモさんありとグループによって取り上げる対象もさまざま。
撮影しながら読んでいたら、
今泉先生「竹林さん!」
竹林「あっ!はい!」
今泉先生「最強のガイドを連れてきたよ!」
部屋に一人の男が入ってきた・・・。
<後篇に続く>
こんばんは。たびたび失礼します。ご紹介の、学生さんの作品すてきですが、これらの作品は、芸祭でも展示されるのでしょうか。実際に自分の目で見ることができれば嬉しいのですが。展示期間は、講評のためかと思いますが、短いのが残念ですね。
投稿者 yukihaha : 2008年10月04日 22:00
共通する雑誌のテーマが「週刊アーティスト本」というものだったので、
アーティストを取り上げていたのですー。
お忙しいなか見に来てくださってありがとうございました。また何かあったらちょこちょこお伝えできたらと思います(^^)
投稿者 rura : 2008年10月04日 22:31
yukihaha様
芸術祭は授業外で制作した作品の展示になりますので、おそらく授業課題の展示は見られないと思います。
授業課題の展示はオープンキャンパスが多いですね。
投稿者 竹林 : 2008年10月05日 09:40