リアルな美大通信教育の日常を
Search
サバオと竹林
今日は代休でした。
そしてネットの繋がりが悪く、先ほどやっと復旧。
そこで初めてサバオの逝去を知りました。
竹林がサバオと出会ったのは6年前の10月。
大学院修士課程入試の日でした。
正門前で受験生の誘導をしていた竹林に当時の守衛さんがサバオを紹介してくれました。
サバオは「そんな若僧いちいち覚えちゃいられないよ。」ってな感じでしっぽをピンと立ててスタスタ行ってしまいました。
ただ、時々近くまで歩いてきて、若僧がヘマしてないか見守ってくれてるようでした。
それ以来、入試当日に正門前に立った時は、受験生の流れが途切れて手が空いた時間にサバオに話しかけたり、遊ぼうと試みたりするようになりました。
もっとも向こうにしてみれば若僧の遊び相手は迷惑だったみたいで、よほど気が向かない限りはあまり相手にしてもらえませんでしたけど・・・。
12月の3年次編入学試験や2月の大学院修士課程入試の時は、寒い中1時間以上外で立ちっぱなし。
そんな時、サバオの仕草に何度和まされたことでしょう。
いつしか竹林の中では試験当日の受験生誘導はサバオと2人でやってるような気になってました。
今日大学に行ってないこともあって、今の竹林は正直、頭では理解しているけど心ではまだいまいち理解できてないような感じです。
ただ今年も10月に大学院修士課程入試があります。
試験当日、竹林はやはり正門に立ちます。
その時、サバオがもういないってことを実感し、心底さびしく思う・・・・・・そんな気がします。
ご冥福をお祈りいたします。