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映像の中の写真
今日は受賞のお知らせが2つ。
まず、高居覚さん(2000年映像学科卒業)が第40回毎日・DAS学生デザイン賞で写真・映像部門賞を受賞されました。
DASとは社団法人総合デザイナー協会のこと。このデザイン賞は毎日新聞社とDASが主催、サントリー株式会社が協賛です。
受賞作の詳細がまだ入ってきてませんが、高居さんは入学センター長のゼミ出身ということなので、インスタレーションかな?
おめでとうございます!
さらに、2008年度写真新世紀で保谷綾乃さん (2008年度映像学科写真ゼミ卒業生) が優秀賞を受賞されました。
*詳細はこちら。
おおっ!またしても映像学科だ!
作品は11月に東京都写真美術館で開催する「写真新世紀東京展2008」にて展示され、会期には2008年度のグランプリを選出する公開審査会が開催される予定です。
ちなみにかつてHIROMIXさんがこのグランプリを受賞しています。
また、蜷川実花さんはHIROMIXさんの翌年に優秀賞を受賞。現在ブレイク中の梅佳代さんは2000年度、2001年度の佳作受賞と、近年この賞の受賞者の活躍はめざましいですね。
保谷さんも今後の活躍が楽しみです。
ところで、ムサビは映像学科の中に映像表現コースと写真表現コースがあります。
(3年次よりどちらかのコースを選択)
他大学では映画学科と写真学科に分かれていたり、専門学校では映画学校と写真学校に分かれていることが多いです。
なぜ、ムサビは同じ学科の中にあるんだろう?
以下、竹林の推理。
入試の感覚テストや小論文の傾向を見ると、ムサビの映像学科は「ストーリーを表現する」ことを重視しているように思います。
表現したいストーリーがある。それをどのような手段で表現することが最適か?それは実写動画かもしれないし、アニメーションかもしれない、あるいは写真かもしれない。
ストーリーによって表現方法を選べる人材を育成するためにはいろいろな映像に関わる表現手段を学ぶ必要がある。
従って、映像学科の中に写真表現コースがあり、写真を専門とする教授がいる。
ムサビがアニメーション学科を作らないのもそういう理由からだと思います。
なんて完璧な推理!
謎はすべてとけた!・・・のかな?
では、謎をすべてといたはずの竹林の今日の1枚。
一目見れば竹林の伝えたいストーリーがわかりますね。
そうです、竹林が伝えたいのは、
今日の夕食はなににしよっかなー
です。
えっ?全然伝わんない?
じゃあしょうがないなぁ。
懺悔室行ってきまーす。(←ひょうきんネタひっぱり中)
竹林さーん
高居さんってホントに2000年卒ですか?今年卒じゃないですか?
この方は微妙に知り合いです… 知り合いの受賞とはなんとも嬉しいですね!
投稿者 helvetica子 : 2008年07月29日 07:51