ムサビ日記 - 某 -

某ちゃんからのサービスだぞ☆
手羽さんがしょっぱいエントリ書けっていうから〜〜がんばってひりだしましたよ。
最終日だし連投許してニャンﾙ ’ｰ’ﾘ

さてさて、私がイタリアに行く前荷作り以外には何をしていたのかと言いますと、
アトリエと工房の片付けでございます。身辺整理ですね。
アトリエはなんといいますか。きったね〜〜ゴミ溜めみたいな感じになってて、
正直アトリエいるとほこりで目はかゆくなるし
鼻水止まらなくなるくらいだったんですが（汚い話ですみません）、
それでも愛着はあり、そこで使っていた荷物とかなんやらを
物々交換所に運び出したりしているとき、
なんだかミョ〜〜〜に
こうやってひとつずつ、すこしずつ居場所がなくなってくんだなあって
寂しく思ったんですね。工房もそうだけど。卒制やってたころなんて
あんなに行きたくねえな〜〜って思ってたし逃げるように家に帰っていたけれど
居場所がなくなるとそれはそれで寂しいもんです。

それが卒業するってことなのかなあ、と思います。
それからなあ、もう社会人になったら卒業式に
自分が送り出される側で参加することってもう滅多にないんじゃないかなあと思うんですね。
そういう意味で、ムサビの卒業式が最後の卒業式だったのかもしれないなあって。

あとはなんだろうなあ。
私は作品を本棚に並べたりしているんですけど、
そのとき作っていた作品はどんな媒体のものであれ
そのときでしか作り得なかったもの、
そういうものの集積なんだろうなあと思う。

あー、この時はこういうものに影響されてたなあ、とか。
この時はこの作家さんが好きだったんだなあとか。
こういうこと書こうとしてたんだなあとか。
そんなあれこれを思い出します。どれも拙いんだけどね。

なので、そういう意味で、作品制作しててよかったなあって。
そういうのを定期的に記録してくのって、案外難しいことだと思うのです。