リアルな美大の日常をウッホホウッホ
Search
ユポ紙と卒制
選挙に行ってきました。
日曜日は用事もなく、多少時間があったので
都知事、小選挙区の立候補者、それから裁判員についても事前に調べてから投票行ってきました。
それにしても、少し調べて思ったんですけど、裁判員についての情報が驚くほど少ない、気がする。
たしかに広報?みたいなの配布されてるけどなんかよくわかんない。
あとわからなかったら何も書かないで投票箱へ、っていうのもあれは本当は正解じゃないらしくて。
もっとわかりやすくなればいいのにな〜。
そうそう、それからあの折っても戻る選挙の投票用紙はユポ紙というそうなのですね。
印刷所のポスター印刷なんかで名前だけはよく見かけてたのでああ、これがユポ紙か〜って感じです。
折って戻るのを眺めてから投票箱に入れました。
* * *
卒制ですが、とりあえず工房でやる作業は終わらせました。
あとは年末年始に家で頑張る感じになりそうです。
決して大物を作ろうだとか、すごい物をつくろうだとかは思っていません。
自分がやってきたことしかできないのだなあと実感しています。
先週大詰めだったのですが、わたしは勝利条件を『いのちだいじに』に設定していました。
遅くとも8時までには家に帰って、遅くとも1時までには寝るのを心掛けていました。
けっこう夜遅くまで工房を開けてくださるので、夜12時くらいまで残って作業している人もいます。
というかまあ、みんなけっこう遅くまで残ってるんだけど。その中で、6時頃に工房を出ていました。
しかし、遅くまで工房を開けてくださっているし、今頑張らないでいつ頑張るの?とも思ったし、
みんな作業しているなかで、家に帰ってごはん食べて風呂入って、少しの作業時間ののち
ぬくぬく寝てていいの?とも思いました。
帰ると決めたのは自分だけれど、それに関して割り切れてなかった部分があった。
けど、疲れてくると作業効率が落ちるし、目が霞むし、朝が辛いし、
なにより気持ちが荒んできて些細なことで苛つくのも事実で。
どっちがいいのかなあ、と脳内会議にかけた結果、私は作品を作り込むことより早く帰る方を選びました。
最後くらいは楽しく制作したかった。
それに関して、ここ一週間でかなり生活習慣が改善されたし調子もいいです。
やはり夜更かしはするもんじゃないな。
この時期といえば、工デのクラフトの三年生は什器作りをお願いされていると思います。
去年、什器を作っていた三年生の私たちに、先輩方は何度もありがとうと言ってくださったり、
手厚い差し入れをしてくださっていたりして、
なぜここまで至れり尽くせりしてくださるんだろう?と思っていたのだけれど。
わたしたちは、今年こそは例年の流れを断ち切って、自分たち四年生で什器を作る、と計画していました。
12/15が制作終了日なので、そこまでに卒制を完全に仕上げて、それ以降は全員で什器を制作するつもり、でした。
だけれどやっぱり什器を作る時間があるのならそれを制作にまわしたい、という思いもあって。
その結果、流れを断ち切ることができずに、大変なのを分かっていて
三年生に什器の制作をお願いすることになってしまいました。
(大変、というのは、作業自体もさることながら結局ちゃんと来るメンバーが固定化して、そのメンバーが
朝早くから夜遅くまで作業していました。そのために三年生内で色々もめたりして、そういうのが大変でした)
去年もそういう流れでお願いされました。
たぶん、去年の先輩方が手厚く差し入れしてくださっていたのは、
自分たちで什器を作ろうと思っていたけれど力が及ばず出来なかった、
その後ろめたさもあったんじゃないかなあ、と思う。
四年生になった今、それを痛感しています。
とてもじゃないけど年が開けてから全員分の什器を作ってる時間なんてないし、
そもそも展示室自体の設営も大変。
三年生のお手伝いは本当に本当に、ありがたい。