リアルな美大の日常をのんべんだらりと。巣;http://number001.manjushage.com/(写真サイト)
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2012年09月のアーカイブ
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読了したよ
プラネタリウムのふたご読了しました。
いやはや、作中の時間の流れ方がとても素敵な作品だなあとおもいました。
さて、次はアラブが見た十字軍いきます。
それから船舶と航海関連の知識を入れたくて、
「大帆船」っていう図説買って、あと三冊ほど地元の図書館で新書を借りたのでそれも早いうちに読みたい。
地元の図書館ねえ、改修工事に入って予約した本の貸し出しと返却だけになっちゃったんですねー。
図書館の書架のあいだを徘徊するの好きなんでちと悲しい。
よくわからないジャンルの書架も歩いてるだけでわからないなりにけっこう楽しいだけに。
船舶、1800年代イギリスですらけっこう悲惨な感じっぽかったんですけど、
ほしいのは1500年代とかそのあたりのイスラム圏の記述なんだよなあ。
どんなかんじだったんだろう。
西洋がイスラム圏に文化/技術的に追いついたのって何年代なのかな。
うーん?? イスラム圏の航海術って西洋と比べて発展してたのかどうなのか。
どの資料あたればいいんだろうなあ。わからないなー。
ぴこぱ
オトギさんの展示に行ってきました。
吉祥寺駅を出て線路沿いに歩いていくんですが、曲がるとこ間違えたり
入るとこわからなかったりであのあたりをさんざん行ったり来たりしました。迷子!
そうそう、展示会場ね、ギャラリー的なものにカフェが併設されてて
お茶もできるよって場所をイメージしてたら逆でした。カフェメインだった。
なんかかわいい町カフェとかなんかそんなかんじのムックに出てそうな感じのお店。
カフェに行き慣れていない某はイナカモン丸出しで少し恥ずかしかったです。
おしゃれな味のするジュースをすすって帰ってきました。
それからオトギさんの本もいただいてきました♡
カフェはちょっと暗くて読みづらかったので家の明るいとこでゆっくり読もうと思います。
現地でぱらぱらと冒頭を少しだけ読んだんですが、なんだろうなあ、
他にも美術をやってる人で文章書く知り合いがいるんだけど、
そういう人は感覚的で色の綺麗な文章を書く気がするなあとおもいました。
兄貴とプランクトン
最近は「プラネタリウムのふたご」という本を読んでいます。
作中の時間が、穏やかにさらさらと流れていくような本だなあと思います。
お涙頂戴展開では決してないんですが、なーんだか読んでると不意に泣きそうになることがある。
読み進めている、っていう感覚があまりなくて、気がついたらページの残り3分の1くらいになっていた。
どういう結末を迎えるのだろうな。
あとは、文字ものだと
「物語 中東の歴史」「アラブから見た十字軍」
を買いました。プラネタリウムのふたごが終わったら読むつもり。
積読してる塩野先生のレパントの海戦も合わせて。
それから紀伊國屋のほんのまくらフェアで買った小川未明童話集とかもはやく手を付けたい。
金星特急はこのあいだ本誌で完結してしまったけれど、
知り合いにその作者さんの本たくさん借りたのでまだまだ読むものたくさんある。嬉しいなあ。
なんというか、話を引っ張っていく牽引力がほんとうに物凄い。
あんなに続きが読みたくて必死にページをめくった本はないし、
あんなに終わってほしくないと思ったお話もないな。
そうそう、今日親と話してて思ったんですが、
やっぱりあれかもしれない、立体物作るの好きなんですが(ただし上手くはない)、
本来の性分的には書物の海に沈んで参考資料読み漁ってさ、
論文書いてる方が合ってるのかもなって思いました。
最近薄々感じてたんだけどね。あんた一般大学通ってた方が、
課題では苦労しなかっただろうねって言われたよ。うん、私もそう思うの正直。
(かといって立体造形の勉強をしたことが無駄になったわけではなく、きちんと糧になっているとは思う)
(それと、他の大学を軽視しているわけではないのです。どちらが偉いという話ではない)
……とね、卒制を前にしてね、もう半分泣きたい気持ちでいるんですけど、
ああでも、4年間の集大成、社会へ発信する第一歩とか言われたってね、
何やればいいっちゅうねん。っていうきもちでさ。
せめて足をひっぱらないものをつくりたいのだけれど。
一人の部屋で、神妙な面持ちをしながら、真顔で、「せつないきもち」とつぶやく日々です。
なんということだ
一番上におっぱいの記事あるとなんかあれですね、
至極絡みにくい感じがしていかんですね。
そろそろ卒制をどうしようか考えないといけない時期にさしかかってしまった。
なんとなくテーマにしたいものはあるんですけど煮詰まらない。
どうしようかなあ。
あと、手羽さんのお題。
【1.なぜ美術に興味を持ったか?】
もう、これさんざん書いてるので詳しくは受験のことのカテゴリにたぶん記事あるんですが、
箇条書きでまとめると
・高校2年くらいまでは進路を美大にするなど全然考えてなかったし、そもそも美大の存在を知らなかった
・高2のGW、ラフォルジュルネというクラシックのイベントに行った帰りの電車で
江戸東京博物館のクレムリンの至宝展の宣伝を見かけて、面白そうだったので後日足を運ぶ。
・展示が面白かったので、以後月1ペースくらいで展示に通う。
(バイトをしていないにも関わらずこれが出来たのは都心まで出られる定期を持っていたことが
非常に大きい。たぶん地元の高校に通ってたらこうはならなかったとおもう。交通費の面で。)
→たぶんこの展示通いをしだしたのが第一のきっかけ。
・で、そろそろ進路を考えなきゃな、という時期にさしかかり、最初は管楽器のリペアの専門を考えていた(吹奏楽部だったゆえ)
・だがしかしなんか違う気がする、と思い、歴史好きだし史学科はどうかな?と調べてみたけどこれもしっくりこない
・なぜ管楽器のリペアがやりたかったのか?をもう一度ちゃんと考えてみた結果、
サックスに彫ってあるお花を彫ってみたかった、っていうのが理由だった
・そういうわけで、じゃあむしろ彫金じゃないの?と、
ここではじめて美大という進路を発見する。
→これが第二の、直接的なきっかけ。
そうだ、通っていた高校について言及しておくと、一応進学校という括りのとこです。
私のときは美大志望何人いたのかな、一学年240人?くらいでたしか3人とかそんなもんです。
ので、次のエントリに書くつもりですが美大に行くっていうのはなかなかアウェイな選択肢でして。
まわりはみんな早慶上智とかマーチとかそういうとこ狙いなので。
なので〜〜〜〜これ、前書いたかわからないんですけど
美大行こ!って決心した時最初友達の誰にも言いませんでした。
仲良い友達が一足先に春の講習から通ってたんですね。
私の方が美大を志望したのが後だったんで、なんとなく真似された〜と思われるのも気まずい……
っていうのもあって。黙ってました。ちなみに私は大切なことほど黙ってるタイプです。
余談ですが油の一個下に高3当時のクラスメイトがいます。あんま喋ったことない人だけど。
こんな感じです。
当然のことと言えばそうなんだけど、美大は最初から進路を美大に見据えて
早いうちから予備校通いしてた人と、
私みたいにフラフラしてから美大を志望した人といろいろいるんで
人の話聞いてると面白いですよね。
とりあえず、中学は授業でやってたからともかくとして
高校は芸術も音楽選択だったので美術全然やってませんでした。
つづく。