さくさく

最近、電車でレイ・ブラッドベリの短編集「瞬きよりも速く」を読んでます。

ところで私は翻訳文学があんまり得意じゃなくて、
今まで挫折した本の中で翻訳物が占める割合がけっこう高い。
おそらく文体が好きじゃないのと、文化圏が違うゆえ作者が言外に伝えようとしていることを
読み取るのが難しいからなんじゃないかなあ、と、おもったり。どうなんだろなあ。
(いや、日本語でも読み取れてるかどうかは怪しいところなんだけど)

しかしながら、あの本はなんだかさくさく読める。
最初はやっぱり翻訳って感じの文章だー´・ω・`違和感 読むのやめちゃおっかなー
と思いながら読んでたんですがそのうち気にならなくなりました。
たぶん一話一話が短いから読めてるんだろうなと。
そんで気がついたらけっこうくせになってる。玉手箱みたいな本だなあ。
表題の「瞬きより速く」が好きだった。
あと地下に棲む蜘蛛のはなし(フィネガン)が好きだった、扉の蒐集家か〜

あと最近小説は屍鬼全5巻を読破しました。いやはや……読んだ後に呆然とするお話だった。
ブラッドベリ読み終わったら今度はこないだ買った
「プラネタリウムのふたご」を読む予定でーす。
それ終わったら今度はブラッドベリの火星の年代記いきたい!
あとこの課題が終わったら岩手に研修旅行へ行くので、
賢治の銀河鉄道くらいは予習しておきたい。買ってちょっと読んで放置してる。
げへへ、読みたい本がたくさんあるって幸せだなあ

投稿者:solegasi : 2012年06月23日 00:41

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コメント: さくさく

某様、おはようございます。

ブラッドベリ、先日亡くなりましたね。
うちの父親の本棚に何十年も前に「火星年代記」ありました。
なので、もう故人かと思っていたのですが。
若いときに才能が認められたということかしら。

宮澤賢治は、母の実家のご近所が生家です。
花巻で「賢治が・・」と言ったら宮澤賢治にきまっています。
と、いうかみんなが「隣の家の賢治さん」みたいに話すのですが。

賢治のチェロが、「楽器の状態をよく保つように」演奏されるそうですよ。(朝日新聞の記事)

投稿者 yukihaha : 2012年06月23日 06:36

>yukihahaさん
こんばんは!
そうなんです、ブラッドベリが先日亡くなり、それで話題になってたので読んでみようかしらと思った次第でして。

おお……宮沢賢治慕われてるんですね。岩手行くのたのしみです。
宮沢賢治と言えば、月光条例という漫画ご存知でしょうか?あれに宮沢賢治出てくるんですけど、もうほんとに素敵な漫画です´ω`

投稿者 某 : 2012年06月29日 23:54

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