やるせない

今日は金工の講評でした。
それはいいとしてさ…いいとしてさ…ついったとかでもさんざんぴーぴー言ってたんだけど、

朝きたら作品が壊れてました…

自壊するような構造のものではないので、誰かにいじり壊されたのは明確なのね。
ついったでもさんざん愚痴ったし、(みんな慰めてくれてほんとありがとう…)
もうだいぶ落ち着いたけれど、これは日記に書いときたいと思ったので書きます。
あんまりいい話じゃないけど。

昨日の夜にプリンタが壊れたこともあり、朝からあんまり機嫌が良くなかったんですが
朝部屋に行ってみると見事に作品が壊れてて。
もう、なんていうか、ほんとにそれが追い打ちというか決定打というか。
ダブルパンチくらって朝は憤慨していました。
だけど、時間が経つにつれてどんどん悲しくなってきて。

あのね、拙いなりにね、作品に愛情や愛着あるの。
だから知らないうちに知らない人に壊されたりしてるとほんとにほんとに悲しい。

触った人、なんで展示してある作品にさわろうと思ったのかな。
私だけじゃないよ。作品を磨いてピカピカにしてたのに、
おもっきし指紋まみれにされ、おまけにそれが筆記具だったものだから
勝手にディスプレイに試し書きされた子もいる。
勝手にいじられてた人だっている。

ガラスとか陶磁とか、そういうのは割れちゃうからってみんな気をつけて見るでしょ?
絶対さわろうだなんて思わないでしょ?
なんで金工の作品は触ってもいいって思ったのかな…金属なら大丈夫って思ったの?
壊れるかどうかとかそういうことじゃなくて、展示してあるものを
本人にことわりなく勝手に触っていい道理なんてないと思うんだけど。
展示してあるものに触らないのは基本のことだと思ってたけど、どうやらそうじゃないみたいだ。

たしかに、今回の金工の課題は
『Action&Function』という、動作および行動から用途のあるものを制作しましょう、っていう
要するに機能を持ったものを制作する課題だったので、
作品に触りたくなるのもすごくよくわかるんだけど。

はあ、なんだかやるせないな…
幸い壊れたものは補修は簡単なんですぐ直せるんだけども。
問題はそこじゃないんだよぉ…

投稿者:solegasi : 2011年07月15日 22:33

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コメント: やるせない

某様、こんばんは。

えーっ  展示してある作品に勝手に触るなんて信じられません。

中には、「どうぞお座りください」っていう椅子とか
「やさしく触って」と断りが書いてある展示を見たことがありますが。
そんなこと書かなくても、触らないのはあたりまえのことと思っていたので、
学内展示なら、そんな心無いことするのも、もしかしたら学生さんかと思うと、
悲しくなりますね。
作品作るのが大変なことを一番よく知っているのは、学生さんでしょう?
外部の人がたくさん来る展示には、監視の人がいますよね?
でも、課題展示に監視の人はいないのですよね?
というより必要だとは思っていなかったことですよね。

悲しいお気持ちがなんとか切り替えできますように。

投稿者 yukihaha : 2011年07月16日 18:27

>yukihaha
今回は、クラフト5専攻の合同講評で、その講評のために作品を展示(というかセッティング)していました。
だから触ってるのはおそらく9割方クラフト専攻の3年生なわけでして。
もうそれもあってショックも大きかったんです。
つくる苦しみも大変さも一番よく知ってる人たちが、なんで勝手に作品に触ったのかなって…
芸祭展示では課題展示にも監視の人がつきますが、今回は「講評」なので監視の人がいないのです。
んもーー(´・ω・`)(´・ω・`)解せないです…

投稿者 某 : 2011年07月17日 11:05

某様、こんにちは。
なるほど、講評は学生さんばかりですよね。

監視しなくても、「黙ってほかの人のものに触らない」って、

これ小学生に言うことですよ。ショックの大きさお察しします。

うーん、ムサビ生のモラルを問うことになりますか。

少し触ったところで変わらない作品と、

デリケートな作品があることに気付かなかったということです。

残念ですが。でも、ものを作る人は、「気付かなかった」ではすまされないですよね。

投稿者 yukihaha : 2011年07月17日 18:21

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