リアルな美大の日常をのんべんだらりと。巣;http://number001.manjushage.com/(写真サイト)
« ちりっちりやで! | メイン | ぽっぽっぽ〜 »
Search
手羽さんのお題に答えてみよう
なんだか前にもそういうの書いたような覚えがあるけど…
と思って過去のエントリ見てみたけど、書いてそうで書いてなかったや。
【美大に行こうと思った経緯】
うーん。どこから話しだせばいいのかな。
たびたび書いてるかもしれないけれど、私は初めから美大志望ではありませんでした。
むしろ、美大に行こうと決め、予備校通いだしたのが高3のGW明けからなので
かなり遅い方なのかなー、と。思います。うん。
高2の時、そろそろ進路考えなきゃなー、となったとき。
まず考えついたのが管楽器のリペアの専門学校。
吹奏楽部だったので、一番身近だったのがその分野だったんです。
管楽器のしくみとか、あとちょっといいサックスには花とかが彫ってあったりするんですが、
それが綺麗だなと思ったのが興味のきっかけ。
で、親に専門じゃなくて大学も考えたら?と言われ、
んじゃあ大学で学べることだったら何がいいかな、と考え、
大学だったら史学科がいいなあ、なんてぼんやりと考えていました。
今もですが、中学の時からなんだかんだ歴史の勉強好きだったので。
けれど、どちらもなんだかしっくりこなかった。直感でぴんとこなかったんだね。
そんなとき、じゃあ、ちょっとだけ視点を変えて、
あのサックスの花の彫り物を勉強できるのはどんなところなのか調べてみよう。
と探しはじめたのが、たぶん某初meets美大だったのかな。
たしか最初にたどり着いたのは女子美の短大のホームページだった気がする。
そこからはとんとん拍子に、予備校の体験入学行ったりして
これだー!って思ったのでそのまま美大受験方面にシフトしました。
進学校だったもので、美大受験はわりと異端だったけどね…いいんだ。
【むさびの工デに決めた経緯】
上にも書いたように、私は美大に興味を持ちはじめたきっかけが
彫金だったのでその方向で進んだら自然とこうなりました。
学科決めに関してはあまり悩まなかったなあ。
予備校の課題でも、上手いかどうかは別として、平面構成をやるより
紙や粘土をいじくりまわしてる方が好きだったからここに関してはあんまり悩まなかった。
このエントリにも書いてるんですが、
美大に行こうとおもったきっかけのひとつにラフォルジュルネの
シェエラザードの公演を見に行った、とありますが
さらにつっこんで言うならその帰りの電車で江戸博でクレムリンの至宝展の存在を知って、
その展示を見に行って
うおー!すげー!こういうの作りたい!すげー!
と思ったのがきっかけ、かもしれない。ファーストインパクトがね、すごかったんだよ…
これがクラフト系に進むきっかけのおはなし。
むさびに決めたのは…単純に縁かな、と思う。
大学に進むにあたり一人暮らしをさせてあげるお金はないよ、とのことだったので
単純に、だったら近いところがいいなあと思ったのと。
あとは補欠合格とはいえ受かったから。そうそう。そうなの。
受かったから。これが一番の理由だなあ
女子美とか造形は遠くて通うのしんどそうだなーと思って受験してません。
(私が受験した大学のうち、家からの近さ的には日芸≧むさび>たまび)
芸大も、現役じゃ無理だろうなーと思って受験してません。
私が受けたのは、多摩美の工芸と、日芸のコミュニケーションデザインコースと、
そんでむさびの工デ。だけ。
なぜ日芸はCDコースかと言うと、
インダストリアルデザインにまったく興味がなかったから…です
だったら本のデザインとか勉強できるかも、ということでCDコース。でした。
こういうこと書くと怒られるかな…
面接の時も、多摩もムサビも工芸系受けてるのになんでうちはCDコースなの?
ってめっちゃつっこまれたなあ…うん。そんなかんじ!
【総括して】
あんまり深く考えてないなあ。
やっぱり私の行動は直感ありきなのだなーと思い知った。
【書いてみて今をふりかえる】
途中、専攻どうしようとかいろいろぶれたりもしたけど、
結局もとのさやというか興味を持ったきっかけ(金工)に
落ち着いていてなんだか不思議だなーとおもった。
あと、最近千夜一夜物語を読みはじめました。
ちゃんと読んだらリムスキーのシェエラザードをもっと
情景を想像しながら聴けるようになるのだろうな、と思う。たのしみ。
シェエラザードは千夜一夜物語の語り手のお姫様の名前なんですね。
千夜一夜物語はなんだか極彩色の鮮やかな文章。古くさいと思いきや面白い。