リアルな美大の日常をのんべんだらりと。巣;http://number001.manjushage.com/(写真サイト)
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今日は午前中にミネラルフェア行ってました。
いま、金工は金曜まではデザインを考える時間なので午前中が
フリーといえばフリーなんです。なので行ってきたよ。
今年は紫水晶と藍銅鉱とローマングラス買ってきました〜わっほいわっほい
本物なのかどうかはよくわからないのだけど、(完全に勉強不足)
写真に撮って綺麗ならそれでいいかなーと。う、うん…
しかしだよ、小さなカポジョンの詰め合わせが売ってて、
お店のおじさんに石の種類と値段が分かれば
すっごいお得なセットもあるよと言われたけれど全然分からなくて手が出なかったんだ。
ううう悔しい〜〜〜〜´・ω・`
今やっている課題は前期の最後にクラフト全体で合同講評に出します。
なんかね…ついにきたか、って感じ。合同講評。うおー…
今から芸祭にかけてがおそらくいちばん課題に集中できる時期だからがんばってね、って。
そういえば前の課題はなんというかキャラクターもののピンズみたいなの作ったんですが、
(指輪とブローチと石留めペンダントの課題だったのです)
ほんとにこれ講評にだしていいのかなあ、って思ったり、
こういうのは芸祭でやりなよって言われるかもしないなって思ったりしたんですけど
なんかウケはとれたからいいかな、って。
たぶんおうきゃんか芸祭かの課題展示にも出すと思うので見かけたら、あ、これかーって
笑ってもらえるととても嬉しい。一発でわかると思うので…
できれば芸祭で同じようなの作って売ろうかなーって思ってます。
それにしてもなかなかオリオン書房さん行こうと思っても行けない…
中央線ぞいで立川行くぐらいだったら帰るのが楽な吉祥寺行っちゃうからな…うーん。
今まで立川行ったのって2回とかそんなもんだし。
ああでも今週中には行きたい。まずはオリオンさんがどこにあるのか調べる作業から…
あ、そうそう。某が選んだ本ね。続きからちょっとこういうつながりかたしてるよっていうのを
書いておきます。
なんだろな。
美術史歴史ものに関しては、つながりのキーワードはたぶん「赤」なんじゃないかと思います。
もっと言うなら、ティツィアーノのカール5世騎馬像かしら。
あのねあのね。ある程度世界史の流れが頭に入っているなら赤の本はおどろくほど面白いよ。
いやほんとまじで! 赤の染料にはものすっごいドラマがあるのね…
あと色の知識がつくと絵画を見るのが楽しくなる。これは間違いなく。
染料の本読んだ前後でハプスブルクの名画の本を読み返しビフォアフするといろんな発見があるよ!
例えばそのカール5世騎馬像だけれど。この人はルネサンス期の少しあとに出てきた人ですよね。
塩野七生さんの本によれば、幼少期にとらわれのチェーザレボルジアと同じ建物で
生活してたこともあるみたいです。接触があったかどうかはわからないけれど。
ルネサンスの申し子チェーザレと、その後の時代を作ったカール5世。
これってすごい取り合わせだと思う、まさに時代の移り変わりを象徴しているような。
カール5世騎馬像は黒を基調として随所に赤をあしらった服装ですね。
服装の流行も、ルネサンスの華やかな色調からスペイン風の黒と赤に変わったらしいです。
一概にスペインが支配したから、じゃなくてたぶん宗教改革とか色々な要因があるのだろうけど。
ほんと…色彩さえも180度変わってしまうのだな、って。
今日はこれくらいにとどめておこうと思います。
おやすみなさいー