素材感と本

さて。昨日は本の紹介しようと思って寝てしまった。
久しぶりに12時に寝たので今日は朝の目覚めがすっきりだった。
やっぱりちゃんと寝なきゃ駄目だね…最近2時とかだったけどそれじゃ駄目だね…!

でさ!!!!!すごいどうでもいいことにきづいちゃったんだけどさ!!!!!

本の紹介するのにアマゾンのリンク貼りたいけどアフリエイトの設定
忘れたちゃったから復習しようと思って手羽さんのブログマニュアルの記事読んでたらさ〜〜

おっさんの妖精ここにいるじゃん!!!!!!!

某所のアンケートのおっさんの妖精は…まさか…いや…いやいやいや…どうなんだろうね!妖精さん…

…よし、ではさっそく本の紹介いこう。紹介しきれなかった本いっぱいあるの。
それだけで一週間分のエントリのネタになるくらいには。
今日紹介するのはこれ。

海の都の物語〈1〉―ヴェネツィア共和国の一千年 (新潮文庫)海の都の物語〈1〉―ヴェネツィア共和国の一千年 (新潮文庫)
塩野 七生

新潮社 2009-05-28
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タイトルの通り、ヴェネツィア共和国の本です。私が最初に読んだイタリア史の本がこれでした。
これがきっかけでイタリアをはじめとする西洋史を勉強しようって気になったんだなあ。

歴史書って言うと、けっこう硬い文章で読みづらいなーと思うものも多いのだけど、
この本は物語調で書かれてるからすごく読みやすかった。
まあでも歴史書の硬い文章も、知りたいことがあってもりもり文献漁ってるような時は何の苦もなく読めるんだけども。
しかしながらしょっぱなからそういうの読もうとするとけっこうくじけるので、(経験談)
最初は読みやすいのから徐々に慣らしてくと…いいんじゃないかなって。

イタリアの一都市国家に過ぎない、それも国土の小さな小さなヴェネツィアが
なぜ1000年の長きにわたって繁栄を続けることが出来たか。
それがこの本に書かれているんじゃないかなあ、と。思うのね。
千年も続いた国って歴史を探してみてもあんまりない。
ヨーロッパの国々だって、千年続いた王朝ってほぼないじゃない。ね。

イタリア史の中でも、たとえばフィレンツェとか歴史の派手な都市はたくさんある。
メディチ家とかボルジア家とか、あるいはエステ家とかサヴォイア家とか
おもしろいなーと思う○○家っていっぱいあるんだけど、ヴェネツィアの歴史には
そういう○○家っていうのはあんまり表立って出てこないんだよね。それがまた面白いところ。
ヴェネツィアは小さいからこそ○○家、じゃなくて『ヴェネツィア』として行動してる。
この本を読んで、ヴェネツィアって小さいけれどすごくしたたかな国だなあって思った。
だってさ。国家が海と結婚してるんだよ? すごくない?すごいよね!
それに一都市国家がオスマン帝国と渡り合うって…すごいと思うんだよね…
ヨーロッパ中に恐れられたオスマン帝国とだよ…

あと、ヴェネツィアというとヴェネツィアングラス、特にレースグラスとか
編みレースとかの手工業も有名だと思うんだけどそれがおこったきっかけとか。
染色のことも少し書かれてたっけな。どうだろう。別の本と混同してるかも。どうだっけなあ…

あ、染色のことは美大フェアでお薦めした本にもっと詳しいのがあるので、
そっちの紹介はフェアが始まってからしようかと思ってます。
いろんな歴史書読んで思ったけど、歴史書は読めば読むほど知識が蓄積してくから
どんどん面白くなってくんだよね。それでもっともっと読みたい、になるんだよなあ。
だから硬い文章の歴史書も読めるようになってくる。
最初はちんぷんかんぷんだったことが、新たな知識を入れたことでわかるようになる。
その、パズルのピースをひとつひとつはめてゆく感じがたまらなく好きなんだ。

そういう意味で、美大フェアでおすすめした何冊かの本は
まとめて読むとピースがはまるであろう本をおすすめしておきました。歴史/美術書三冊かな。
ちなみにこの海の都の物語もその三冊と合わせて読むとばっちりピースはまるよ。
はあ〜〜〜講評怖いけど本のネタバレしたいから早く6/3にならないかな!




ところで!

雑貨屋さんのフライヤーの紙と印刷方法を考えるのが楽しすぎてやばい。
まだコンセプトとかつめてないし、そもそも雑貨模擬で出展できることが決定したわけじゃないから
なんともいえないのだけれども。コンペ通りますように。
雑貨模擬はやっぱり工デの企画が多いのかなって思うけどどうなんだろう。全然様子がわからん。

あの紙にこういう刷り方したらどうだろう、とかこういう加工は?とか
考えるのめっちゃ楽しい…オホホホ
そうやって挙げた候補の中から予算的にいけそうなものにしぼっていくのかな、と。
今のところはLKカラーとか面白いんじゃないかなって話になっているけれどさてどうだろうなあ。
表と裏の素材感の違いを活かせないかな〜、って。

投稿者:solegasi : 2011年05月25日 23:19

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コメント: 素材感と本

 今後いかなるとき・・・
手羽さんのブログがシリアスなときもネタなときも
僕の頭上にそのフレーズが飛び交うことになりそうです・・・
 そういえば「久しぶりシリーズ」でも見覚えがあったりなかったり(笑
 いやあ、なんにしろ人ではない何かに見守られているのですね!
なまあったかいです!(ばーん)

 やや、某さんも紙すきですか!僕もすきです。
先月号の「アイデア」(あの雑誌の)とかたまらないです。ワクワクする・・・

投稿者 オトギ : 2011年05月26日 22:42

>オトギさん
そうですね…きっと…ふとした瞬間におっさんの妖精というワードを思い出しそうです。

紙好きですよ〜ふへへ!
デザインの引き出しとかあの辺の雑誌がたまらないです*

投稿者 某 : 2011年05月30日 00:16

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