ナナメから見るリアルな美大の日常
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底力
こんばんは。
今日は授業が早めに終わって時間が空いたのでポートフォリオ展示会に行ってきました。
こちらでは、支援プログラム(?)でポートフォリオを会社の方に指導してもらってる方のポートフォリオと
実際に内定した方のポートフォリオの展示がされています。
友人と一緒に行ったのですが、内定者のポートフォリオはさすがですね・・・
友人と
「クオリティー高すぎてヒく」
「クオリティー高すぎて落ち込む」
とか言い合いました。
A3のポートフォリオの表紙の全面に自分の顔を印刷した方の度胸には脱帽しました。
美大生の本気を見た気がします。
ポートフォリオを見させていただいて、作品のできが素晴らしいのは当然なのですが、
内定してる方のポートフォリオは一貫して自分の能力のアピールに成功しているのですね。
自分の得意なことをわかりやすく審査員に作品だけで見せることの難しさを感じました。
例えば、作品の説明がたくさん書いてある物。
文章をたくさん描いてあっても、何冊も読んでいるうちに疲れてきてしまい、
文字はほとんど記号として処理してしまうのですね。
展示会場ですらそうなのですから、何百とポートフォリオを読む審査員の方は
なおさら文字を細かく読むのは難しくなるのだろうなと思いました。
相手を疲れさせないような配慮も必要なのかもしれない。
個人的に、今回のような展示を常設展示していただけたらなあと思いました。
支援プログラムの方のものはプライバシーの問題で難しいでしょうけど汗
内定者の方のものだけでも、やっていただきたいと思いました。
展示は明日18時までだそうです。まだ見ていない方、どうぞ。