ナナメから見るリアルな美大の日常
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こんにちはこんいちは
すっかりすっかり日記のことが頭から抜け落ちておりました。
(オイこら)
すみません。
この一週間はゲイブンの授業の、岩室アーツプロジェクトのPR班などですぎて行きました。
新潟の岩室温泉という地で、ムサビの卒業制作展から選ばれた作品を展示するという授業なのです。
一年おきに行われている企画なので、次は4年だから今年取ろう!
と思って気軽に取った授業なのですが、いまからとてもワクワクしてます。
アートサイト岩室温泉2009のサイトはこちら
今日は帰りがけに寄ったビレバンで、昔読んで大変ショックを受けた作家の絵本を立ち読みしてました。
トラウマになった原因そのものの本はなかったのですが、
立ち読みした方の作品は同じ作家でも、とっつきやすかったので紹介します!
華々しき鼻血 エドワード ゴーリー Edward Gorey 河出書房新社 2001-11 売り上げランキング : 25259 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
エグイ表現もあるので、慣れるまでにちょっと抵抗はありましたが、
あ、わかる・・・と感じられる表現をします。
ダークすぎるから、完全に大人向けですが。
心の安定をはかるために、この絵本の後に何か
素直に泣ける絵本を読むといいかも笑
かわいらしい絵本以外を読みたい大人におすすめです。
ゴーリーさんの作品で最初に読んだ作品は、
とにかく最後まで救いが有りません。
ハッピーエンドでは完全にありません。
簡単に言うと小公女セーラが結局迎えが来ないでいじめられて死んじゃうみたいな
アルプスの少女ハイジで、ハイジがフランクフルトにじゃなくて
風俗に売られてしまうみたいな
もう、冗談にならないくらいのバッドエンドの作品でした。
救いがなさすぎて、この作家は何を伝えたかったんだろう?
と途方に暮れました。
ここまで貫かれた救いのなさは
バッドエンドと言うよりダークエンド・・・
(余談ですが 今、評論『文学のふるさと』を思い出しました。
高校の教科書に載ってて、そのときは意味がわからなかったんだけど、
こういうことなのかな?)