ナナメから見るリアルな美大の日常
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コンプリート
先日、工芸制作の講評&作品が完成しました!
工芸制作とは、芸文の選択授業で(あと彫刻)工デの授業を受けにいく、というものです。
ガラス、テキスタイル、木工、金工、陶芸などに分かれてそれぞれ違ったものを制作します。
それがやっと先日終わったんです!
まだ回転体ってやつが残ってるけど。回転体ってなんでしょう???
やってみて思ったのは、
工デの学生さんってすごい!
ってことです。
私がやっても全然機材とか使いこなせないし。
もし私が自動車とか作ったらきっとブレーキ利かなくなっちゃうでしょう!
そんなダークジョークはさておき。
A教授がおっしゃってたんですが、
『ブレーキの問題はエコカーとそうじゃないのとで 使った時の感覚は微妙に違うんじゃないかなあ。
その説明をもっときちんとするべきだったんじゃない』
と、こぼれ話でぽそっとおっしゃってました。ニュアンス間違えて捉えてたらごめんなさい。
私はアメリカもトヨ●も、批判する気はないし、実際どちらかを批判的に思ってもいません。
自動車について詳しくもないので、このブレーキ構造をもっとちゃんとしろ、とか言うこともできません。
この問題で『きちんとプレゼンすること』がいかに大切なのか、を考えられた気がします。
薬の使用方法なんて、適切に使用方法を伝えないと大変なことになるし。
そのことに着目して、現在ある薬の表記をリデザインした作品が卒展にありましたね!あれは素敵でした。
形のかっこよさとか表面上のことにとらわれてしまいがちだけど。
こうして美大で教育をうけているとつい手仕事とか表面上の美しさかっこよさに思考が固定されてしまうけれど。
商品のよさを伝えるだけでなく
『こういうふうに使うといい』
『こういうふうに使ったらだめ』
などの具体的な情報の大事さってたしかにあるんじゃないかなあ。
見た目や雰囲気のよさを伝えることだけ先行するのは危険なことなんじゃないだろうか。
雰囲気とかでなく、具体的な情報を上手に伝えること。
それもストレートに。老若男女わかりやすく。
デザインってそういうことが本当は大切なんじゃないだろうか・・・と思いました。
デザインされたものって消費者に直接プレゼンすることはできない。
よっぽどわかりやすく、シンプルにしないと、きちんと情報は伝わらない。
デザインって超むずかしいプレゼンみたいなもの。
そんな風に感じました。
まだこのことに関しては考え中なのでなんとも言えませんが笑
大学生活楽しそうでいいですね。
ちなみにホンダじゃなくてトヨタだよ!
ニュアンスの説明は確かに必要かもしれないけど、
車のような物に関しては、説明よりも誰が乗っても安全に使えるのが当たり前ではないだろうかと思いますよ。
その上での説明でしょうね。
投稿者 ウーロン : 2010年05月10日 17:51
ウーロンさん
こんにちは。
あ、ミス指摘ありがとうございます!直しておきますね。
車が安全であるのは当然で、その上できちんと性能の説明が必要なのでしょうね。
十分に安全だったのかどうであったかは、車に詳しくないのでなんともいえないのですが。
投稿者 飼育係 : 2010年05月10日 18:00
うおー、レス早い!!こんにちわ。
でも2年のこの次期にプレゼンがいかに大事かを
気付くってすげーことだと思います。
プレゼンが得意だと3割増しくらいでコミュニケーションできるからがんっばってください。
応援してまーす。
投稿者 ウーロン : 2010年05月10日 18:39