記憶にのこること

同じ時期に入った年下の同僚の女の子が
今日アルバイトをやめた。

来月からアメリカに留学するそうで。

私たち以外に一緒の時期に入った子は大体やめていったし、
残った私たちは休憩中とかに結構よく話していた。

けれど、いざ相手がやめてしまうとなれば、
所詮つながりなんて仕事上のもの。
それ以上にもそれ以下でもなくて。
今後連絡も取ることもないだろうし、
(というかアドレスとか知らないし)
お互い、もう会うこともほとんどないだろうと思う。

ただ、彼女がアメリカに行ったとき、何かの折に
アルバイトのこととか、私のこととか、
なんとなく思い出してくれていれば、嬉しいなぁと思った。
(とはいえ思い出してくれているかどうかを
私が知る手段はないのだけれど。)

連絡が取り合えたり、
いつか会う約束をしていたり、
そういうお互いでお互いを認識しあったつながりも、もちろん大事だけれど。
一方通行かも知れないけど、相手のことを思い出せることも
なんだか良いなぁ、なんて思ったり。
そうやって思いだしたい人がいるって幸せなことかなぁ、なんて。

嫌いな人だと思い出したくもないし、嫌いな人だらけだったら、
だれも思い出すこともないのかもしれないし、
それは寂しいことかなと。

そういえば、留学する彼女。
半年前に入ってきた男の子が
小学校の時の同級生だと言うことに、
つい1週間前まで気づかなかった。

うーん、私も彼女の記憶にいつまで残るかなー。
一方通行決定かも。

投稿者:rura : 2009年05月31日 03:47

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