受験・視デ編

入試の倍率も出ましたね。
当時デ情の倍率はあんまり気にしていなかったなぁ・・・。
どれだけ興味なかったんd(自主規制)

というわけで他の大学は始まったものの、
武蔵美の試験はまだ先ですが、
ぼちぼち、自分の受験当日の体験を書いてみようと思います。
今日は視デのお話。

まあ、こうしてデ情生として書いているのでデ情からかけよ、みたいな雰囲気ですけど、、
とりあえず視デの試験のおかげで私はデ情生になれたと思っているので。
(や、単に視デに落ちちゃったからとかそういう意味以外で、ですよ!)
前振り、前振り。

お断りしておきますが、あくまで私個人の体験ですので、
まあ、話半分ぐらいに読んでください。

このとおり、「落ちても死なない」という言葉のおかげで
妙に開き直り、さほど緊張しなかった私。

視デの最初の試験はデッサン。

これが自分でも意外なくらい結構良く描けた。

開き直りのおかげもありますけど、
正直言うと、周りに現役生が多かったので、
ちょっと余裕があったんだと思います。
ここは浪人生の強みでしょうね。
多摩美も終わった後だったし、
試験慣れしてたんでしょう。

で、ちょっと調子に乗っちゃった私は、
「猛烈に苦手な平面構成もいけるんじゃないか・・・?」と
珍しくなんか、「自分は出来る子」みたいな、
ちょっとっていうか、相当調子に乗っちゃった、
いつもは見られない特殊な症状があらわれてました。

そんな「自信いっぱい病」にかかった私は、
自分が予定したとおり、エスキースも、色も塗り終わり。
・・・まあ塗りは結構汚かったんですけど、
とりあえず自分の今の実力全部出せた!と思える作品を作れたわけです。

試験会場を出て。

もう、夕方でした。

4号館あたりの空がとてもきれいでした。

こんなに美しい空を見た記憶はありません。

ああ、きっと、私は来年ムサビにいる・・

確信しました。

はっきりと。

ま、視デじゃなかったんだけどね(結果的に)

とにかく平面は全然点数が取れなかった。
点数が良かったデッサンの、半分以下でしたから(笑)
何で点数が取れなかったのかというと
平面構成の技術的なレベルの問題も
もちろん多分にあるでしょうが、
平面構成の試験文で求められているものを
読み違えて作品を作ったのが原因。

静物デッサンなのに、空想画描いちゃったみたいな、そういう感じ。

かなり痛々しい作品なのがおわかりかと思います。

というわけで、結果的に、落ちてしまうわけですが、
重要なのは、当時の私です。

「受かっちゃったもんねー!はははっ」

と、あの痛々しい作品に自信を持ってしまっているという
今考えると、もーー、とても恥ずかしくていたたまれない。
親とかにも
「多分受かったよ。ほんと。」とか、
超調子のって話してたりして、
ほんと、アホすぎて、お風呂の中で思い出すと
「あぁぁーー!!」ってなる記憶なんですけど。

でも、この壮大な勘違いがデ情の試験で救われることになるのですが、
それはまた次回に。
(まあ次回に回すほどでもない話なんですけど・・・。)

受験生の皆さん、お馬鹿な私のようにならないように、
お気をつけ下さいね。

投稿者:rura : 2009年02月02日 03:57

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